板倉町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
板倉町の斎場・火葬場
群馬県・邑楽郡板倉町の方が利用する代表的な斎場としては、舘林市斎場があげられます。
舘林市斎場は、館林市が運営する公営斎場ですが、板倉町の住民も利用することができます。所在地は館林市苗木町2487。交通アクセスは、東武伊勢崎線・館林駅から車で約10分、板倉町の中心地から舘林市斎場までは約9.8km、車で18分くらいの距離です。館林市斎場には、火葬施設と式場が揃っており、火葬炉4基(大型2基、標準2基)のほか、待合室4室、式場(最大150席)、集会室、霊安室(2箇所)が設けられています。また、待合室では精進落としの会食を行うことができ、集会室では通夜終了後に故人のご遺体に終夜付き添うことができます。そのほか、斎場の敷地内には乗用車約250台分の広さを有する駐車場が設けられています。
故人が板倉町の住民の場合、火葬料は12歳以上が60,000円、12歳未満が40,000円となり、式場は1回33,000円、待合室は1回3,300円です。また、集会室は1回13,200円で、終夜付添で利用する場合は1回6,600円となります。そのほか、霊安室は1回9,900円です。ちなみに、館林市の住民が利用すると火葬料は無料で、式場も1回11,000円とリーズナブルです。
板倉町には火葬場がないため、近くにある館林市斎場を利用する方がほとんどですが、費用負担は館林市民より大きくなります。そのため、板倉町では火葬料を補助する制度を設けており、補助金の額(限度額)は、12歳以上の火葬であれば60,000円、12歳未満の火葬であれば40,000円となっています。この制度を利用すれば実質的に火葬料が無料となりますので、火葬が許可された日から1年以内に町役場の戸籍年金係に申請することを覚えておきましょう。
舘林市斎場は板倉町から近く、通夜から告別式まで一貫して行える環境が整っているため、多くの板倉町民が利用しています。しかしながら舘林市民など、ほかにも利用する方が多いため、予約するタイミングによっては火葬待ちとなる可能性があります。
そのほか、板倉町民が利用しやすい斎場・火葬場としては、大泉町外二町環境衛生施設組合が運営する大泉町外二町斎場があります。板倉町の中心地からは約18km、車で30分くらいの距離です。板倉町民が利用する場合の火葬料は30,000円(13歳以上)で、式場は1回3時間44,000円、待合室は1室2時間1,650円~2,200円となり、集会室は、和室・ロビー等が1回3時間11,000円、通夜に使用する場合は1夜22,000円となっています。いずれも組合外市町村の料金としてはリーズナブルな金額ですが、移動時間という点で見ると舘林市斎場の方が良いでしょう。なお、大泉町外二町斎場を利用した場合でも火葬料の補助を受けることができます。
板倉町で利用者の多い斎場
上記以外で、板倉町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
JAサポート板倉 | 邑楽郡板倉町海老瀬1375-1 | 民営斎場 |
セレモニーホール宙 | 邑楽郡板倉町板倉1121 | 民営斎場 |
館林メモリアルホール | 館林市赤生田町2181 | 民営斎場 |
極楽斎場 | 館林市近藤町2-241 | 民営斎場 |
板倉町とは
板倉町は群馬県の南東部最東端に位置し、邑楽郡に属する町です。館林市、邑楽郡明和町、埼玉県加須市、栃木県佐野市などと隣接しており、2016年6月には館林市と法定合併協議会を設置しています。地理的な特徴としては、南に利根川、北には渡良瀬川が流れ、東はラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地に接しています。板倉町は町域の約55%が農地となっており、農業がとても盛んな土地ですが、大手メーカーの物流センターや工場が多いという特徴もあります。名所・旧跡・観光スポットとしては、推古天皇6年(598年)に創建されたと伝えられる「雷電神社」が有名で、板倉町の辺りは古くから雷の被害が多い土地だったため、雷除けとして親しまれて来ましたが、近年は電気関係をはじめとする様々な工事の安全を護る神としても崇められています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、板倉町の総人口は15,590人。年間の死亡者総数は992人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者992人はほぼそのまま板倉町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、板倉町では毎日2.7人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり2.7人というのは、他の市町村と比べて少ない方ですが、館林市斎場は舘林市の住民が多数利用する斎場です。また、板倉町をはじめ近隣自治体の住民も利用していますから、予約するタイミングによっては火葬待ちとなることがあります。お住いの場所から比較的近く、設備環境が充実している舘林市斎場を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。板倉町にお住まいの方もまた例外ではありません。
板倉町で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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