みなかみ町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
みなかみ町の斎場・火葬場
群馬県・利根郡みなかみ町の方が利用する代表的な斎場としては、ぬまた聖苑があげられます。
ぬまた聖苑は、沼田市、みなかみ町、利根郡片品村、昭和村、川場村で構成される利根沼田広域市町村圏振興整備組合が運営する公営斎場です。所在地は沼田市上沼須町502番地。交通アクセスは、JR上越線・沼田駅から車で約10分となっています。ぬまた聖苑は通夜から告別式まで一貫して行える総合斎場です。火葬棟には火葬炉3基、告別ホール、炉前ホール、収骨室などがあり、式場棟には、式場(最大180席)のほかに、親族控室、僧侶控室、霊安室が設けられています。そのほか斎場内には待合ホールと待合室2室があり、施設環境が充実しています。ぬまた聖苑は、ご葬家、会葬者にとって利用しやすい環境を有するだけでなく、無煙・無臭・無公害の火葬炉を設置するなど、地域住民にもやさしい公営斎場です。
故人がみなかみ町を含む構成市町村の住民であれば、火葬料は10,000円(大人)となります。式場は午前・午後それぞれ20,000円で、待合室は2時間1室につき3,000円、霊安室は24時間につき3,000円です。
※ぬまた聖苑は上記構成市町村の住民以外も利用できますが、火葬料は30,000円(大人)となり、式場は午前・午後それぞれ50,000円、待合室は2時間1室5,000円、霊安室は24時間につき5,000円と、構成市町村の住民より高い料金設定となっています。
ぬまた聖苑は、みなかみ町の中心地から約11km、車で14分くらいの場所にあり、料金的にもリーズナブルなことから、みなかみ町民にもっとも人気がある斎場です。しかし同時に、沼田市などみなかみ町以外の構成市町村の住民も利用している斎場のため、予約のタイミングによっては火葬待ちとなる恐れがあります。
そのほか、みなかみ町の住民が利用しやすい斎場・火葬場としては、水上火葬場と新治火葬場があります。2つともみなかみ町が運営する火葬場で、町内に立地しており、火葬料がぬまた聖苑と同額の10,000円(12歳以上)というのは良いところですが、いずれも火葬のみの施設のため式場がありません。また、霊安室・安置室も備えられていないため、火葬当日にお棺を搬入することになります。ぬまた聖苑で予約が取れず、火葬待ちとなった場合は、水上火葬場と新治火葬場のどちらかで火葬し、通夜・告別式を町内の民営斎場で行うという選択肢もあるでしょう。ただしその場合は移動の負担が増えますから、みなかみ町の方にはできる限りぬまた聖苑を利用することをお薦め致します。
みなかみ町で利用者の多い斎場
ぬまた聖苑以外で、みなかみ町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
三東メモリアルホールセリオ月夜野会館 | 利根郡みなかみ町上津2268-1 | 民営斎場 |
JAアシストホールみなかみ | 利根郡みなかみ町上津848-1 | 民営斎場 |
しらゆり聖苑 | 渋川市白井300 | 公営斎場 |
あがつまメモワール | 吾妻郡中之条町大字伊勢町4-3 | 民営斎場 |
みなかみ町とは
みなかみ町は群馬県の最北端に位置し、利根郡に属する町です。町のシンボルともいえる谷川岳の登山口があり、大峰山と三峰山でつくられる谷間を流れる利根川は最上流となっています。町内には、「水上温泉郷」、「猿ヶ京温泉」、「谷川温泉」、「宝川温泉」など温泉が多数あり、「谷川岳天神平スキー場」、「水上高原スキーリゾート」、「水上宝台樹スキー場」など、自然環境を活かしたスキー場も数多くあります。産業としては農業と観光業が主で、数々のお米コンテストや国際大会で上位を独占したブランド米「水月夜」のほか、珠玉ブランドに認定された「舞茸すくよか」、幻の黄色いりんご「ぐんま名月」などが特産品となっています。観光業においては、温泉だけでなくアウトドアスポーツが観光資源となっており、ラフティング、キャニオニング、カヌー、マウンテンバイクなどを楽しむ観光客が毎年多数訪れています。また、諏訪峡大橋と猿ヶ京水管橋にはバンジージャンプを楽しめる施設があり、若者を中心に人気を集めています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、みなかみ町の総人口は21,221人。年間の死亡者総数は1,574人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,574人はほぼそのままみなかみ町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、みなかみ町では毎日4.3人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり4.3人というのは、他の自治体と比べても少ない方ですが、ぬまた聖苑は組合構成市町村の1市1町3村の住民が利用する斎場です。それらを合計すると1日あたり15.9人となりますから、ぬまた聖苑の規模では余裕があるとは言えません。予約が集中したときには不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。移動の負担が少なく、費用的にもメリットが大きいぬまた聖苑を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。みなかみ町にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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