上三川町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
上三川町の斎場・火葬場
栃木県・河内郡上三川町の方が利用する代表的な斎場としては、芳賀地区広域行政事務組合斎場があげられます。
芳賀地区広域行政事務組合斎場は、真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町の1市4町で構成される芳賀地区広域行政事務組合が運営する公営斎場(火葬場)ですが、上三川町の住民も管内料金で利用できます。所在地は真岡市熊倉町4961。交通アクセスは、真岡鉄道・真岡駅から車で約5分です。芳賀地区広域行政事務組合斎場は火葬施設のみを有する斎場で、通夜・告別式を行うための式場と霊安室はありません。待合室と待合ロビーは併設されていますので、火葬待ちの間も斎場内で過ごすことができますが、ご葬儀に関しては別の斎場で行い、火葬の当日にお棺を搬入することになります。また、敷地内にある駐車場は乗用車約30台分となっていますので、できる限りマイクロバス等に乗り合わせて来場することをお薦め致します。
故人が死亡時に上三川町の住民だった場合、火葬料は10,000円となります。待合室は無料です。ちなみに、上三川町では国民健康保険の被保険者が亡くなった際に、葬祭を行った喪主の方に対して50,000円を葬祭費として支給しています。申請においては葬祭を行ったことの分かるもの(会葬礼状や領収書など)が必要となりますので、必ず保管しておきましょう。
※芳賀地区広域行政事務組合斎場は、真岡市などの組合構成1市4町と上三川町の住民ではない方(管外住民)も利用できますが、火葬料は40,000円となります。
芳賀地区広域行政事務組合斎場は上三川町民の中心地から約10㎞、車で15分くらいの場所にあり、火葬料がリーズナブルなことから上三川町の住民に最も人気がある斎場(火葬場)です。しかしながら、上三川町だけでなく、管内1市4町の住民も多数利用している斎場のため、予約が集中したときには火葬待ちとなる恐れがあります。
そのほか、上三川町民が利用しやすい斎場・火葬場としては、宇都宮市が運営する公営斎場の悠久の丘があり、上三川町の中心地から約19km、車で30分くらいの距離となっています。上三川町民が利用する場合の火葬料は63,800円(13歳以上)で、待合室は22,410円、式場は、葬儀が46,610円~68,300円、通夜が59,910円~87,780円となっています。悠久の丘には火葬場と式場が揃っているためとても便利なのですが、火葬料は芳賀地区広域行政事務組合斎場を利用する場合に比べてかなり高くなります。上三川町の方には、芳賀地区広域行政事務組合斎場で火葬し、町内にある民営斎場でご葬儀を執り行うという選択肢もありますから、リーズナブルな料金設定の民営斎場が予約できる場合は、芳賀地区広域行政事務組合斎場を利用した方が良いでしょう。
上三川町内にあるその他斎場
芳賀地区広域行政事務組合斎場以外で、上三川町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
アトラスかみのかわホール | 河内郡上三川町上三川4934-1 | 民営斎場 |
瑞香堂ホール新館 | 河内郡上三川町大字上三川4586-4 | 民営斎場 |
おかもと瑞香堂ホール | 河内郡上三川町上三川4589 | 民営斎場 |
上三川町とは
上三川町は栃木県の中南部に位置し、河内郡に属する町です。町の北側は宇都宮市、東側は真岡市、西側と南側は下野市に接しており、宇都宮市への通勤率は約22%となっています。上三川町の辺りは長い歴史を有する地域で、町内では古墳時代のものと推定される前方後円墳や大型円墳が確認されています。その歴史を見ると、戦国時代には越後の上杉氏や小田原の後北条氏らによる下野攻略に対する防戦の要となり、多くの合戦が行われていたと伝えられています。産業としては昔から農業が盛んでしたが、1965年頃に日産自動車(栃木工場)を誘致し、田園工業の町へと変化していきました。栃木工場ではGT-R、シーマ、フェアレディZなどの高級車が生産されており、多くの町民が働いているほか、工場内のテストコースを走れる「NISSANしらさぎマラソン大会」を開催するなど、地域との交流イベントが行われています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、上三川町の総人口は31,438人。年間の死亡者総数は1,206人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,206人はほぼそのまま上三川町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、上三川町では毎日3.3人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり3.3人というのは、一見すると少ないように思われますが、芳賀地区広域行政事務組合斎場は上三川町だけでなく、組合を構成する1市4町の住民が利用する斎場です。それらを合わせると1日あたり25.5人となるため、斎場の規模的に見ても余裕があるとは言えません。予約が集中したときには火葬待ちとなる可能性があります。お住いの場所から近く、費用的なメリットが大きい芳賀地区広域行政事務組合斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。上三川町にお住まいの方もまた例外ではありません。
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