満福寺での葬儀・家族葬を行う前に
満福寺の特徴
真言宗 龍護山満福寺が運営する寺院斎場
満福寺は神奈川県鎌倉市腰越にあります。
満福寺は天平16年(744年)に創建された真言宗のお寺です。源義経との縁があり、兄頼朝への手紙「腰越状」を書いた寺として知られています。境内には弁慶の腰掛石、弁慶の手玉石のほか、「腰越状」を書く際に墨を摺るための水を汲んだとされる硯の池などがあります。また、本堂の内部には義経の生涯を描いた襖絵があり、長い歴史を感じさせる荘厳な雰囲気となっています。満福寺でご葬儀を行う場合、檀信徒の方は本堂にて通夜・告別式を執り行います。満福寺の檀信徒の方のための斎場となっていますが、既成仏教の形式であればそれ以外の方も利用可能ですので、ご葬儀の式場や形式などについては事前にお問い合わせください。通夜振る舞いや法要の際の会食に関しては境内にある「静庵」2階の檀信徒会館にて行うことが多いようです。斎場のキャパシティーは着席で40人くらいです。規模としては家族葬から一般葬向きと言えるでしょう。
このような環境の満福寺ですが、寺院の敷地内に火葬のための設備はありません。火葬に際しては別途火葬場まで移動する必要がありますが、鎌倉市、逗子市、葉山町の2市1町唯一の火葬場である「誠行社斎場火葬場」を利用することが多いようです。満福寺からはお車で約16分、距離にして約7.2kmとなっています。
「腰越駅」から徒歩2分、駐車場は40台分
江ノ島電鉄「腰越駅」から徒歩2分というアクセスです。敷地内にある駐車場には乗用車40台まで駐車可能です。マイクロバスは駐車可能ですが、大型のバスは駐車できませんのでご注意ください。なお、こちらの駐車場はご葬儀に参列される方専用の駐車場ではありませんので、時期によっては参拝者などで混み合うことがあります。そのため会葬者にはできる限り公共交通機関を利用してご来場いただけるよう案内しておくことをお薦めいたします。
満福寺の安置施設(霊安室)
斎場内に安置可能
満福寺に保冷できる安置施設はありませんが、ご葬儀を行う場合、故人のご遺体を斎場内に安置することができます。ただし、お亡くなりになられてからご葬儀まで日にちがある場合には、ご自宅もしくは専門の安置施設にてお預かり頂くことになります。付き添い安置はご相談ください。また、病院や自宅等から斎場へのご遺体の搬送に関しては満福寺では対応していませんので、ご利用になる葬儀社に依頼することになります。
満福寺で対応できる葬儀形式
宗派を問わず利用可能
満福寺は真言宗のお寺ですが既成仏教の形式であれば宗派を問わず利用することができます。無宗教の方はご相談ください。なお、檀信徒以外の方が満福寺でご葬儀を行う場合、それぞれの宗派の僧侶の方についてはご葬家でお呼び頂くことになります。手配が難しい場合はご利用になる葬儀社に依頼してください。
満福寺への宿泊
斎場内に宿泊可能
満福寺には通夜から告別式終了までご遺族が利用できる控室があり、通夜終了後は少人数であれば宿泊(仮眠)することができます。寝具の手配は貸布団業者に依頼することになります。シャワーや浴室はありません。また、宿泊できる人数は少ないため、遠方から来られるご親族が宿泊を希望している場合には斎場周辺にあるホテルのお部屋を押さえておくことをお薦め致します。
満福寺での火葬
火葬設備はありませんが火葬場まで約7.2km
満福寺に火葬設備はありません。そのため火葬に際しては火葬場に移動することになりますが、民営斎場の「誠行社斎場火葬場」まで約7.2kmの距離です。お車で移動すると約16分となっています。鎌倉市には市が運営する公営の火葬場はありません。そのため、多くの市民が「誠行社斎場火葬場」を利用しているようです。鎌倉市民が利用する場合の火葬料は、50,000円(一般)となります。ちなみに、鎌倉市では国民健康保険または後期高齢者医療保険に加入している方がお亡くなりになった場合、葬祭費として喪主に50,000円を支給しています。そのほか鎌倉市には葬祭扶助や埋葬料給付金制度などがありますので、ご葬儀を行う場合は事前に市にお問い合わせください。
満福寺の立地・アクセス
「腰越駅」から徒歩2分というアクセス
電車の最寄り駅からは徒歩2分。
公共交通機関でのアクセス
満福寺の最寄り駅は、以下の2つです。
- 江ノ島電鉄「腰越駅」から徒歩2分
- 江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」から徒歩7分
自動車でのアクセス
満福寺へ自動車で向かう場合、横浜横須賀道路、国道467号線などから向かいます。
- 横浜横須賀道路で向かう場合:朝比奈インターチェンジで高速を降り、目の前の朝比奈インターの信号を左折します。すぐ先の朝比奈の交差点を左折し、県道204号線を約4.9km道なりに進みます。八幡宮前の交差点を左折し、県道21号線を約1.8km進みます。滑川の交差点を斜め前方右方向に進み、県道134号線を約5km進みます。小動の交差点を右折し、約80m先の交差点を右折するとまもなく正面に満福寺があります。
- 国道467号線で向かう場合:藤沢駅方面から国道467号線で向かう場合は、南藤沢の交差点を右折し、国道467号線に進みます。そこから約3.3km先、江ノ島駅を通過してすぐ先の交差点を斜め後方右方向に進みます。続いて片瀬東浜の交差点を左折し、小動の交差点を左折します。約80m先の交差点を右折するとまもなく正面に満福寺があります。
駐車場
満福寺の敷地内には乗用車が40台駐車できる駐車場があります。規模としては充分なものですが、時期によっては一般の参拝者などで混み合うこともありますから会葬者にはできる限り公共交通機関を利用してご来場いただけるよう案内しておくことをお薦め致します。また、駐車場が満車となった場合のために斎場周辺の有料駐車場に関する情報を把握しておくと安心でしょう。ちなみに、満福寺の近くには「リパーク腰越2丁目」「エコロッカー鎌倉腰越第1駐車場」などがあります。斎場までは徒歩約1分という近さです。