桐生市斎場での葬儀・家族葬を行う前に
桐生市斎場の特徴
桐生市が運営する火葬場と式場を有する公営斎場
桐生市斎場は群馬県桐生市広沢町にあります。
桐生市斎場は桐生市によって1982年10月に開設された公営斎場です。桐生市斎場は茶臼山にほど近く隣地には桐生市南公園がある緑豊かな環境に立地しています。施設の概要を見ると、桐生市斎場は火葬棟、待合棟、葬祭棟、管理棟で構成されており、火葬棟には火葬炉7基(大型炉1基)のほか、収骨室、告別ホールがあります。待合棟には待合ロビーのほか、待合室が5室あります。葬祭棟には式場が2つあり、中央式場には約80名収容可能で、第一式場には約150名収容可能です。そのほか通夜室として31畳のお部屋があり、小祭壇・焼香台が設置されています。また、式場にはそれぞれ親族控室、導師控室が併設されています。管理棟には洋室の大広間(約80名収容)のほか、和室(約15名収容)が2室あり、お清め所として利用することができます。
使用料について見ると、桐生市とみどり市の住民は火葬料が無料となっており、式場については3時間の利用の場合は54,000円、通夜式を含む連続使用20時間の場合は88,560円となります。通夜室のみ利用する場合は16,200円となります。そのほか、大広間は16,200円、第一和室、第二和室ともにそれぞれ5,400円で、第1~4待合室は5,400円、第5待合室は3,240円となっています。いずれも桐生市とみどり市の住民が利用する場合の料金です。2市以外の住民が利用する場合の料金については桐生市のホームページをご参照ください。
バス停「広沢中学校裏」から徒歩14分、駐車場は290台分
東武桐生線「新桐生駅」からバス利用、バス停「広沢中学校裏」から徒歩14分、もしくは新桐生駅からタクシーで8分というアクセスです。バス停「広沢中学校裏」に停車するバスは群馬コミュニティーバス(桐生市・おりひめバス)です。桐生市斎場には乗用車290台分の駐車場があります。駐車スペースとしては広いのですが、電車の最寄駅から遠いためお車で来場する方が多くなると予想できます。念のため会葬者にはできる限り公共交通機関もしくはタクシーを利用して来場して頂けるよう案内しておくと良いでしょう。また、お車で来場される際にはできる限り1台の車に乗り合わせてお越し頂けるよう案内しておくことをお薦め致します。
桐生市斎場の安置施設(霊安室)
ご葬儀当日のみ斎場内に安置可能
桐生市斎場には安置施設(霊安室)がありますので、ご葬儀に際しては斎場内に故人のご遺体を安置することができます。霊安室では365日24時間ご遺体の受入れが可能ですが、受入れ件数は3体までとなっています。桐生市およびみどり市の住民は3,240円で利用可能ですが、それ以外の自治体の住民の方は6,480円となります。なお、病院やご自宅などから斎場へのご遺体の搬送に関しては桐生市斎場では対応していませんので、ご利用になる葬儀社にご相談ください。
桐生市斎場で対応できる葬儀形式
宗旨・宗派を問わず利用可能
桐生市斎場は桐生市が運営する公営斎場ですから仏教・神道・キリスト教・創価学会・日蓮正宗など宗旨・宗派を問わずどなたでも利用することができます。もちろん無宗教でも利用可能です。ただし、桐生市斎場でご葬儀を行う場合、それぞれの宗旨・宗派の導師の方についてはご葬家で手配することになります。もし何らかの事情でご葬家で手配ができない場合はご利用になる葬儀社にご相談ください。
桐生市斎場への宿泊
斎場内に宿泊(仮眠)可能
桐生市斎場にはそれぞれの式場にご親族用の控室が併設されており、通夜終了後には仮眠室として利用することができます。ただし、あくまでも故人のご遺体に夜通し付き添う際の仮眠室として利用することができるだけで、宿泊できるということではありません。もし遠方からお越しになるご親族がいらっしゃる場合にはご自宅で対応するか斎場周辺のホテルのお部屋を押さえておくことをお薦め致します。
桐生市斎場での火葬
火葬炉7基の規模
桐生市斎場の火葬棟には火葬炉が7基設置されています。火葬料について見ると、死亡者が桐生市もしくはみどり市の住民の場合は無料となっています。ただし、死亡者がこの2市の住民ではない場合、12歳以上が45,000円、12歳未満が22,500円となります。桐生市斎場の火葬開始時刻は、午前11時・午後1時・午後3時の1日3回となっており、告別ホールにて故人との最後のお別れをして頂くため、火葬開始時刻の1時間前からご遺体の受入れを行っています。
桐生市斎場の立地・アクセス
バス停「広沢中学校裏」から徒歩14分というアクセス
電車の最寄駅から遠いためバス利用がお薦め。
公共交通機関でのアクセス
桐生市斎場の最寄り駅は、以下の2つです。
- 東武桐生線「新桐生駅」からバス利用、バス停「広沢中学校裏」から徒歩14分
- 東武桐生線「新桐生駅」からタクシーで約8分
自動車でのアクセス
桐生市斎場へ自動車で向かう場合、北関東自動車道などから向かいます。
- 北関東自動車道で向かう場合:太田藪塚インターチェンジで高速を降り、目の前の太田藪塚IC入口の信号を左方向に進みます。そこから県道315号線を約1km進み、大原中西の交差点を右折します。そこから県道294号線を約2.8km進み、藪塚庁舎入口の交差点を右折します。続いて藪塚の交差点を左折し、県道332号線を約3.3km進みます。南公園に突き当たる交差点を右に進むと左手に桐生市斎場があります。
駐車場
桐生市斎場には乗用車290台分の大型駐車場がありますが、電車の最寄駅から遠いことからお車で来場する方が多くなるため、充分とまでは言えないでしょう。そのため会葬者にはできる限り公共交通機関もしくはタクシーを利用してご来場頂けるよう案内しておくことをお薦め致します。また、お車で来場する方はできる限り1台の車に乗り合わせてお越し頂けるよう併せて案内しておくことをお薦め致します。