邑楽郡邑楽町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
邑楽町の斎場・火葬場
群馬県・邑楽郡邑楽町の方が利用する代表的な斎場としては、大泉町外二町斎場があげられます。
大泉町外二町斎場は、邑楽町・大泉町・千代田町で構成される邑楽町外二町環境衛生施設組合が運営する公営斎場です。所在地は邑楽郡大泉町上小泉347番地5。交通アクセスは、東武小泉線・東小泉駅から徒歩約15分です。施設の概要を見ると、火葬棟には火葬炉3基、告別室、収骨室、待合棟には待合ロビー、待合室4室(12畳2室・10畳2室)があり、式場棟には式場(220席)のほか、式場待合室(集会室)、導師控室があります。なお、火葬に関しては、午前3体・午後3体の合わせて6体が一日の上限となっており、火葬のみで大泉町外二町斎場を利用する場合は予約の30分前頃に来場する必要があります。そのほか、大泉町外二町斎場には乗用車91台分、おもいやり駐車スペース5台分、マイクロバス4台分の駐車場と、乗用車約200台分の第二駐車場がありますので、お車で来場しやすい斎場と言えるでしょう。
故人が邑楽町を含む組合内自治体3町の住民の場合、火葬料および待合室の使用料が無料となります。式場は1回3時間につき22,000円です。式場に併設されている待合室(集会室)を通夜で使用する場合は一夜11,000円で、それ以外の場合は1回3時間につき5,500円となっています。
※大泉町外二町斎場は邑楽町・千代田町・大泉町の住民ではない方も利用できますが、火葬料は30,000円(13歳以上)となり、待合室は、東・西和室(12畳)が1室2時間2,200円、東・西和室(10畳)が1室2時間1,650円となっています。また、式場は1回3時間につき44,000円、式場に併設されている待合室(集会室)を通夜に使用する場合は一夜22,000円、それ以外の場合は1回3時間につき11,000円と、組合内自治体の住民より割高な料金設定となっています。
大泉町外二町斎場は、邑楽町の中心地から約3.4kmと近く、リーズナブルな料金設定のため、邑楽町の住民に最も人気がある斎場です。しかし同時に、大泉町と千代田町の住民にとっても利用しやすい斎場のため、日程によっては予約が取りづらく、不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。
そのほか、邑楽町民が利用しやすい斎場・火葬場としては、館林市斎場があります。邑楽町の中心地からは約6.7km、車で12分くらいの距離です。ただし、邑楽町の住民が利用する場合、火葬料は60,000円(12歳以上)と割高で、待合室は1回3,300円、式場は1回33,000円です。また、集会室は1回13,200円で、終夜付添で利用する場合は1回6,600円となり、そのほか霊安室は1回9,900円です。斎場までの距離はそれほど遠くなく、通夜から告別式まで一貫して行えるのは良いところですが、大泉町外二町斎場と比べて費用負担が大きくなりますから、邑楽町の方にはできる限り大泉町外二町斎場を利用することをお薦めします。
邑楽町内にあるその他斎場
上記以外で、邑楽町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
セレモニー石川 | 邑楽郡邑楽町中野1471-2 | 民営斎場 |
セレモニーホール紫苑 | 邑楽郡邑楽町篠塚3152 | 民営斎場 |
花の杜ほりこしホール | 邑楽郡邑楽町大字鶉701 | 民営斎場 |
邑楽町とは
邑楽町は群馬県の南東部に位置し、邑楽郡に属する町です。太田市、館林市、邑楽郡大泉町、千代田町、栃木県足利市と隣接しており、1968年4月1日に町制施行され誕生しました。現在、邑楽町の主な産業は、自動車関連産業、弱電・電子機器関連産業ですが、農業も盛んで、白菜、ナス、しめじ、トマト、イチゴ、にがうりなどが生産されているほか、深いうまみがある「上州牛」の産地としても知られています。邑楽町は豊かな自然が魅力的な町ですが、東京圏から約60分という距離のため、近年はベッドタウンとしても注目されています。そのほか、邑楽町の観光スポットとしては、毎年白鳥が飛来する「多々良沼」、上毛三山や霊峰富士が眺望できる「シンボルタワー未来MiRAi」、子どもが欲しい人、不要なものを取り除きたい人に人気の「石打こぶ観音」などがあり、そばの町おうらと言われるほど、お蕎麦の名店が多いことも特徴の一つです。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、邑楽町の総人口は26,731人。年間の死亡者総数は1,198人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,198人はほぼそのまま邑楽町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、邑楽町では毎日3.3人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり3.3人という数は、他の市町村と比べても少ない方と言えますが、大泉町外二町斎場は邑楽町のほかに大泉町、千代田町の住民も多数利用している斎場です。しかしながら大泉町外二町斎場では先に触れたように1日あたり6体が火葬の上限となっており、この3町を合わせると1日あたり8.9人となってしまうため、予約のタイミングによっては火葬待ちとなることがあります。お住いの場所から近く、費用面でも魅力的な大泉町外二町斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。邑楽町にお住まいの方もまた例外ではありません。
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