藤沢市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
藤沢市の斎場・火葬場
神奈川県・藤沢市の代表的な斎場・火葬場としては、藤沢聖苑があげられます。
藤沢聖苑は、藤沢市が運営する公営斎場(火葬場)です。所在地は藤沢市大鋸1251番地で、交通アクセスは、JR、小田急線・藤沢駅からバス利用となっています。駐車場は普通車74台、マイクロバス6台分あり駐車料金は無料のため、お車でのアクセスも便利です。施設の概要を見ると、建物は火葬棟、待合棟、回廊棟に分かれています。火葬炉は8基あり、告別ホール、告別室、収骨室、炉前ホールが併設されています。待合棟には、待合ロビー、控室(洋室6室・和室2室)などがあり、売店も設置されています。藤沢聖苑は火葬専門施設ですが、近くに藤沢市斎場があるため、そちらと併用される方が多いようです。藤沢市斎場は、藤沢市大庭3761番地にあり、藤沢聖苑からは車で約15分です。式場としては、大ホール(300人)、小ホール(100人)、家族ホール(10人)の3タイプがあります。控室は、和・洋室2室の計4室あり、親族控室やお清め会場として利用できるほか、法事の会場としても利用可能です。
それぞれの料金を調べると、藤沢聖苑の火葬料金は、藤沢市民の場合10,000円(12歳以上)ですが、市外住民の場合は80,000円と割高になります。藤沢市斎場の式場利用料金は、大ホールは通夜42,000円、告別式42,000円、小ホールは通夜14,000円、告別式14,000円、家族ホールは通夜3,000円、告別式3,000円です。控室は、通夜4,800円、告別式4,800円となっています。いずれも藤沢市民の場合の料金で、市外住民の場合は2倍の料金が設定されています。
藤沢聖苑は、自然環境と調和した緑豊かな土地にあり、広場に置かれたモニュメントを始め、待合ロビーや控室には30点余りの美術工芸品を展示しています。公営の火葬場のため華美な雰囲気はありませんが、シンプルなデザインで使いやすい施設です。藤沢市斎場は、大庭台墓園の敷地内にあり、周囲の自然環境を壊さない平屋建ての造りとなっています。こちらも豪華な造りではありませんが、エントランスは自然採光を取り入れた明るい空間で、心和む雰囲気となっています。
そのほか、藤沢市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、逗子市小坪1216にある誠行社斎場があります。藤沢市の中心地から約7.9kmの距離にあり、交通アクセスは、JR横須賀線・逗子駅からバス利用となります。民営斎場ながら火葬場と葬儀式場を併せ持つ総合斎場です。火葬炉は4基あり、逗子市、鎌倉市、葉山町住民は50,000円ですが、藤沢市民の場合70,000円となります。葬儀式場は、一律162,000円となっています。そのほか、待合室、霊安室などの利用料がかかります。誠行社斎場は、公営斎場と比べるとコスト高となりますが、火葬場と葬儀式場が同じ施設内にあるため、便利さという点では優れています。
藤沢市内にあるその他斎場
藤沢聖苑、藤沢市斎場以外で、藤沢市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
湘南藤沢聖堂 | 藤沢市大鋸1-3-23 | 民営斎場 |
羽根澤屋会館 | 藤沢市高倉883-2 | 民営斎場 |
岡本葬儀社長後斎場 | 藤沢市長後590 | 民営斎場 |
和田湘南斎場 | 藤沢市辻堂神台1-3-36 | 民営斎場 |
平和堂ホール | 藤沢市辻堂神台2-2-41 | 民営斎場 |
カルチャーBONDS藤沢 | 藤沢市藤沢493 | 民営斎場 |
藤沢橋総合斎場 | 藤沢市本町 1-1-4 | 民営斎場 |
ニッセイホール | 藤沢市用田478 | 民営斎場 |
示現寺 同心閣 | 藤沢市用田869 | 民営斎場 |
カインドハートホール | 藤沢市大庭5322-4 | 民営斎場 |
公心堂典礼 元町ホール | 藤沢市辻堂元町4-8-10 | 民営斎場 |
湘南典礼ホール | 藤沢市村岡東1-17-3 | 民営斎場 |
藤沢市とは
藤沢市は神奈川県の南部に位置しており、相模湾に面しています。隣接する自治体は、横浜市、綾瀬市、海老名市、鎌倉市などです。総称として湘南と呼ばれる、江の島、片瀬・鵠沼・辻堂海岸を有し、観光地としても人気があります。市の人口は県内で4番目に多く、都心への交通アクセスの良さからベッドタウンとしても発展しています。都心までの通勤距離はそれなりにありますが、温暖な気候、豊かな自然、マリンスポーツに最適な環境から、県外からの転入者も増え続けています。2014年に行われた学研パブリッシングの調査によると、「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」で藤沢市が全国1位に選ばれています。歴史を見ると、江戸時代には時宗総本山である清浄光寺の門前町として栄えました。東海道の宿場町、江ノ島詣の足場としても栄え、当時の風景は東海道五十三次にも描かれています。戦後に計画別荘地として開発され、皇族、文化人、財界人の別荘地・保養地・避暑地として発展しました。現在、3つの鉄道路線が集まる藤沢駅を中心に商業施設が建てられ、経済的にも大きく成長しています。一方、市の南部エリアは片瀬西浜・鵠沼海水浴場を有することから観光都市として発展し、江の島には年間約1,200万人の観光客を集めています。2020年開催の東京オリンピックにおいてはセーリング競技の開催地に選ばれています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、藤沢市の総人口は405,685人。年間の死亡者総数は14,798人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者14,798人はほぼそのまま藤沢市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、藤沢市では毎日40.5人の方の火葬が行われている計算になります。
藤沢市の死亡者数は神奈川県のなかで5番目となる多さで、1日あたり40.5人の方の火葬が行われているというのは、かなり多い数になります。冒頭でご紹介した公営斎場は、いずれも市外住民も受け入れています。また、火葬炉の数もけっして多くないため、日程によっては予約で混み合う可能性があります。市外に行けば民営の火葬場・斎場がいくつかありますが、費用的には割高になります。このような状況から、費用を抑えつつも満足できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。藤沢市にお住まいの方もまた例外ではありません。
藤沢市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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