茅ヶ崎市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
茅ヶ崎市の斎場・火葬場
神奈川県・茅ヶ崎市の代表的な斎場・火葬場としては、茅ヶ崎市斎場があげられます。
茅ヶ崎市斎場は、茅ヶ崎市が運営する公営斎場です。茅ヶ崎市芹沢1700にあり、交通アクセスは、JR東海道線・茅ヶ崎駅、辻堂駅からバス利用となります。駐車場がマイクロバス8台分、普通乗用車100台分あり無料のため、お車でのアクセスも便利です。施設の概要を見ると、火葬炉のほか、霊安室、収骨室、告別式場、待合室、告別室、遺族控室などが併設されています。火葬炉の前に炉前ホール、見送りホール、告別ホール、中央ホールがあり、エントランスに繋がる場所には中庭、光庭が設けられています。火葬中の待合室は洋室と和室に分かれており、洋室は2室で各40人収容、和室は4室で各42人収容となっています。エントランスは自然採光を活かした明るい空間で、シンプルながら石造りの落ち着いた空間です。
茅ヶ崎市民が利用する場合、火葬料は無料です。式場は、全室利用で通夜1回20,570円、告別式1回20,570円、半室利用で通夜1回10,280円、告別式1回10,280円となっています。そのほか、待合室が1室5,140円、霊安室が1日3,080円です。この料金は個人が茅ヶ崎市民だった場合で、それ以外の場合は2倍の料金となります。
茅ヶ崎市斎場は県立茅ヶ崎里山公園から程近く、緑に囲まれた環境に立地しています。公営の斎場ですが、外観、内装ともに近代的で、エントランスのほか、待合ロビーも外光を取り入れた明るい環境となっています。ロビーにはソファーが設置され、ゆったりと過ごすことができるよう配慮されています。通夜・告別式を行う式場が併設されているため移動の必要がなく、落ち着いて故人との最後のお別れをすることができます。
そのほか、茅ヶ崎市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、平塚市が運営する平塚市聖苑があります。茅ヶ崎市の中心地から約6.7kmの距離にあり、交通アクセスはJR平塚駅からバス利用となります。茅ヶ崎市斎場は茅ヶ崎市の中心地から約5.7㎞のため、距離としてはそれほど差がありません。しかし料金には大きな差があり、平塚市民の火葬料が無料のところ、茅ヶ崎市民が利用する場合95,000円とかなり割高になります。さらに、こちらは火葬だけの施設のため、葬儀式場を別途用意する必要があります。
茅ヶ崎市内にあるその他斎場
茅ヶ崎市斎場以外で、茅ヶ崎市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
湘南茅ヶ崎聖堂 | 茅ヶ崎市幸町5-19 | 民営斎場 |
茅ヶ崎斎場 | 茅ヶ崎市新栄町6-10 | 民営斎場 |
来恩寺 | 茅ヶ崎市今宿1-1 | 民営斎場 |
虹のホール茅ヶ崎 | 茅ヶ崎市高田1-14-3 | 民営斎場 |
ファミリーホール湘南海岸 | 茅ヶ崎市常盤町6-29 | 民営斎場 |
茅ヶ崎市とは
茅ヶ崎市は神奈川県の中南部に位置する市で、藤沢市、平塚市などと隣接しています。地理的には相模湾に面し、相模原台地の丘陵地帯と相模川の河口部に形成された砂州で形成されています。この辺りは江戸時代には東海道五十三次の藤沢宿と平塚宿に挟まれる農村地帯でしたが、昭和初期には保養地、別荘地として賑わい、戦後は急速に住宅開発が進み、東京および横浜のベッドタウンになりました。また、観光都市としての側面も強く、湘南海岸の一翼を担う海岸は夏には海水浴場となり、「サザンビーチちがさき」がオープンしてからは特に賑わいを見せています。また、1年を通してマリンスポーツが盛んで、サーフィン愛好家が多く見られます。市の人口の推移を見ると、長年にわたって増加し続けており、湘南スタイルと呼べる豊かなライフスタイルを愛する人々が県外から多数移住しています。鎌倉時代に繁栄した歴史ある土地であるため、市内には名所・旧跡が多数在ります。国の史跡に指定される旧相模川橋脚、下寺尾官衙遺跡群、七堂伽藍跡のほか、源氏が創建した関東初の氏社と伝えられる鶴嶺八幡宮、日本武尊ゆかりの腰掛神社、大岡忠相の実父が建立した高田熊野神社などがあります。大岡裁きで知られる大岡越前守忠相の墓は浄見寺にあり、毎年4月中旬の土日2日間に大岡越前祭が開催されています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、茅ヶ崎市の総人口は233,884人。年間の死亡者総数は8,964人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者8,964人はほぼそのまま茅ヶ崎市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、茅ヶ崎市では毎日24.6人の方の火葬が行われている計算になります。
茅ヶ崎市の死亡者数は神奈川県のなかで8番目となる数で、1日あたり24.6人の方の火葬が行われているのは非常に多いと言えます。冒頭で紹介した茅ヶ崎市斎場は市が運営する公営の斎場ですが、茅ヶ崎市民でなくても利用可能です。そのため、予約が混み合ってしまうと不本意ながら火葬待ちとなることも考えられます。近くには平塚市聖苑がありますが、火葬料は茅ヶ崎市民にとってかなり割高になります。こういった環境から、費用を抑えつつも都合の良い日程で納得の行くご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。茅ヶ崎市にお住まいの方もまた例外ではありません。
茅ヶ崎市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
当サイトでは、茅ヶ崎市に数ある中でも、故人の意思・ご遺族の皆さまの想いを大事にする、信頼できる葬儀社を厳選して紹介しています。
葬儀についてもし気になることがありましたら、まずはお電話でご相談ください。葬儀の手順や進め方、サービスの項目や料金など、各葬儀社の担当が、どんなことでも誠意を持って対応いたします。