横須賀市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
横須賀市の斎場・火葬場
神奈川県・横須賀市の代表的な斎場・火葬場としては、横須賀市立中央斎場があげられます。
横須賀市立中央斎場は、横須賀市が運営する公営斎場です。横須賀市坂本町6-18にあり、交通アクセスは、JR・横須賀駅、京浜急行・汐入駅からバス利用となります。駐車場は無料ですが、普通車45台分、マイクロバス15台分と台数に限りがあります。公営斎場らしいシンプルな造りで、豪華さや派手さはないものの、使い勝手の良い施設です。施設の概要を見ると、こちらには葬儀式場はなく、火葬専門の施設です。火葬炉は10基あり、待合室を併設しています。そのほか、ソファーが設置された待合ロビーなどがあります。ご遺体の保管庫は4体分ありますが、利用に際しては電話予約が必要です。
横須賀市立中央斎場は公営の斎場(火葬場)ですが、市外住民も利用可能です。火葬料金は、横須賀市民の場合10,000円(12歳以上)ですが、市外住民の場合は60,000円と割高になります。12歳未満の場合は、横須賀市民が6,000円で市外住民が36,000円となっています。遺体保管庫使用料は、保管1体1日につき横須賀市民は3,000円、市外住民は5,000円です。
横須賀市立中央斎場には、通夜・告別式を行う式場は併設されていません。そのため、式場を別途確保する必要があります。横須賀市には公営の葬儀式場はありませんが、市内には民営の斎場、寺院斎場などが多数ありますので、別枠で一部をご紹介いたします。
横須賀市内ではありませんが、距離的に近い斎場・火葬場としては、横浜市金沢区にある南部斎場があります。こちらは、横浜市が運営する公営斎場ですが、火葬場と葬儀式場を併設しており、横須賀市の住民も利用可能です。横須賀市の中心地からは約11㎞の距離にあり、交通アクセスは、京浜急行・金沢文庫駅から車で約10分となっています。横須賀市民が利用する場合の火葬料金は、10歳以上50,000円、10歳未満34,000円となっています。式場(葬祭ホール)は75,000円です。そのほか、休憩室は20人用が3,750円となっています。いずれも横浜市民が利用する場合に比べて割高です。また、南部斎場をはじめとする横浜市の公営斎場には市民優先枠が設けられているため、横須賀市民が利用する場合、予約が取りにくいことも考えられます。
横須賀市内にあるその他斎場
横須賀市立中央斎場以外で、横須賀市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
中央葬斎館 | 横須賀市大滝町1-6-5 | 民営斎場 |
かもい斎場 | 横須賀市鴨居1-10-20 | 民営斎場 |
セレモニーホール衣笠 | 横須賀市衣笠栄町2-8 | 民営斎場 |
京急メモリアル久里浜 | 横須賀市久里浜4-5-1 | 民営斎場 |
佐原ホール | 横須賀市佐原3-5-6 | 民営斎場 |
亀葬ホール | 横須賀市佐野町5-17 | 民営斎場 |
株式会社にしづか堀ノ内ホール西庵 | 横須賀市三春町2-2 | 民営斎場 |
大津ホール | 横須賀市大津町2-10-24 | 民営斎場 |
一休ホール | 横須賀市大矢部5-22-11 | 民営斎場 |
アキモト長井会館 | 横須賀市長井3-27-46 | 民営斎場 |
メモリアルホール追浜 | 横須賀市追浜町2-16 | 民営斎場 |
株式会社にしづか野比ホール西庵 | 横須賀市野比1-13-6 | 民営斎場 |
辰若中央斎苑 | 横須賀市米が浜通2-5 | 民営斎場 |
セレモホール大野屋 | 横須賀市追浜町2-64-7 | 民営斎場 |
美松苑会館 | 横須賀市小矢部3-13-2 | 民営斎場 |
プラザヨコスカ | 横須賀市本町1-4 | 民営斎場 |
大明寺会館 | 横須賀市衣笠栄町3-77 | 民営斎場 |
東漸寺会館 | 横須賀市武2-12-13 | 民営斎場 |
最宝寺 | 横須賀市野比1-51-1 | 民営斎場 |
法蔵院 | 横須賀市津久井1-12-5 | 民営斎場 |
長善寺 | 横須賀市田浦町2-42 | 民営斎場 |
長安寺斎場 | 横須賀市久里浜2-8-9 | 民営斎場 |
浄土寺 | 横須賀市西逸見町1-11 | 民営斎場 |
横須賀市とは
横須賀市は神奈川県の南東部に位置しており、中核市に指定されています。三浦半島の大半を占めており、東側は東京湾、西側は相模湾に面しています。古くから海岸線の埋め立てが行われ、市の中心地も大部分が埋め立て地です。東京湾の沿岸地域には都市機能が集中し、開発が進んでいますが、相模湾の沿岸地域は緑豊かで、農業も各所で営まれています。市の歴史を見ると、東京湾の入り口という土地柄から、江戸時代より国防の重要拠点でした。現在も、アメリカ海軍や海上自衛隊、陸上自衛隊などの基地が置かれています。横須賀線の開通によって、東京、横浜のベッドタウンとしての一面を持ちましたが、人口は減少傾向となっています。平成24年4月以降、横須賀市の人口は、横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市に次ぐ県内第5位となっています。市の主要産業を見ると、自動車産業、電力関係、通信事業、重化学工業などが市の東部で盛んですが、農業、漁業も盛んで、主な農産物にはキャベツ、大根、カボチャ、メロンなどがあり、漁業としてはマグロの輸出が盛んです。市の西部には、長井漁港・佐島漁港・秋谷漁港など多くの漁港があります。そのほか、横須賀市には、国防の街らしい観光スポットがあり、猿島の要塞跡、三笠公園の記念艦三笠、陸軍桟橋などが人気です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、横須賀市の総人口は415,535人。年間の死亡者総数は20,976人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者20,976人はほぼそのまま横須賀市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、横須賀市では毎日57.5人の方の火葬が行われている計算になります。
横須賀市の死亡者数は神奈川県のなかで4番目となる多さで、1日あたり57.5人の方の火葬が行われていることから、火葬場の混雑が予想できます。冒頭でご紹介した横須賀市立中央斎場は、横須賀市が運営する公営の火葬場ですが、火葬炉の数はあまり多くなく、市外の方も利用可能です。近くには横浜市が運営する火葬場・斎場がありますが、横浜市は死亡者数が神奈川県第1位という圧倒的な多さであり、市民優先枠が設けてられています。こういった状況から、日程によっては予約が集中し、不本意ながら火葬待ちとなることも考えられます。費用を抑えつつも充実した設備を持つ斎場で満足できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。横須賀市にお住まいの方もまた例外ではありません。
横須賀市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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