かぶら聖苑での葬儀・家族葬を行う前に

かぶら聖苑の特徴

富岡市が開設した火葬場と式場を有する公営斎場

かぶら聖苑は群馬県富岡市上黒岩にあります。
かぶら聖苑は富岡市によって平成12年4月に開設された公営斎場です。斎場の管理運営に関しては指定業者のJA甘楽富岡が行っています。斎場周辺は長閑な田園風景となっていますので静かな環境のなかで厳かな葬送のときを過ごすことができます。また、敷地内には見晴台のある公園や日本庭園などが設けられており、訪れる方の心を癒しています。かぶら聖苑には、火葬棟・待合棟・斎場棟で構成されており、火葬棟には火葬炉3基（ほか小動物炉1基）・炉前ホール・告別室（2室）・収骨室（2室）・霊安室などが設けられています。待合棟には待合室（洋室40人収容1室・和室48人収容2室）のほか待合ロビーなどがあり、斎場棟には大式場（最大500人収容）・小式場（最大200人収容）・集会室（洋室54人収容2室）・遺族控室（2室）などがあります。室内は木の温もりを感じさせる和のデザインが美しい環境で、和室の待合室からは甘楽の山々が臨め、待合ロビーからは純日本風の落ち着きある庭園を眺めることができます。式場の環境を見ると、大式場には椅子を300席設置可能で、最大500名規模のご葬儀に対応しています。小式場に関しては100席設置可能で、最大200名の会葬者に対応できます。富岡市の市民が利用する場合の料金は、大式場を使用する場合は46,440円、小式場は24,840円となります（死亡者が市民の場合）。この料金には控室の使用料も含まれます。ちなみに、喪主が富岡市民で死亡者が市外住民の場合、大式場を使用する場合は81,440円、小式場は59,840円となります。なお、この料金には火葬料35,000円(12歳以上)が含まれます。

バス停「久保」から徒歩15分、駐車場は463台分

信越本線「磯部駅」からバス利用、バス停「久保」から徒歩15分、もしくは磯部駅からタクシーで10分というアクセスです。かぶら聖苑には一般駐車場として乗用車463台分の駐車場があり、斎場側にも身障者・葬祭業者用として29台分の駐車場が設けられています。しかしながら、斎場内には式場が２つあり、大式場は最大500名規模のご葬儀に対応可能なことなどを考慮すると、これだけの広さでも充分とは言えません。また、電車の最寄駅から遠いため、お車での来場者が多くなることが予想できます。会葬者に向けて、お車で来場される際にはできる限り1台の車に乗り合わせてお越し頂けるよう案内しておくことをお薦め致します。

かぶら聖苑の安置施設（霊安室）

斎場内に安置可能

かぶら聖苑には保冷管理ができる霊安室がありますので、ご葬儀に際して斎場内に故人のご遺体を安置することができます。霊安室は24時間制となっており、利用料金は1回あたり1,080円(市民)、3,240円(市外住民)となります。なお、病院やご自宅などから斎場へのご遺体の搬送に関してはかぶら聖苑では対応していませんので、ご利用になる葬儀社にご相談ください。また、通夜終了後は式場内にご遺体を安置することになりますので、控室での付き添い安置はできません。

かぶら聖苑で対応できる葬儀形式

宗旨・宗派を問わず利用可能

かぶら聖苑は公営斎場ですから仏教・神道・キリスト教・創価学会・日蓮正宗など宗旨・宗派を問わずどなたでも利用可能で、式場には仏式・正宗式・神式・キリスト式の祭壇が備えられています。もちろん無宗教葬にも対応可能です。ただし、かぶら聖苑でご葬儀を行う場合、それぞれの宗旨・宗派の導師の方についてはご葬家で手配することになります。何らかの事情で手配ができない場合はご利用になる葬儀社にご相談ください。

かぶら聖苑への宿泊

斎場内に宿泊(仮眠)可能

かぶら聖苑にはご葬儀に際して利用できるご親族用の控室があり、通夜終了後も仮眠室として利用可能です。ただし、斎場内に居残れる人数に関しては限りがありますので、もし遠方からお越しになるご親族がいらっしゃる場合は斎場周辺のホテルのお部屋を押さえておくことをお薦め致します。

かぶら聖苑での火葬

火葬炉3基の規模

かぶら聖苑の火葬棟には火葬炉が3基設置されています。火葬料について見ると、死亡者が富岡市の市民の場合は無料となっています。ただし、死亡者が藤岡市の市民ではない場合は、12歳以上が35,000円、12歳未満が20,000円となります。かぶら聖苑の火葬時間は、午前9時・9時30分・午後1時・1時30分・3時（3時は予備）となっています。ちなみに、火葬のみで利用する場合、告別室、炉前ホーム、待合室、収骨室を利用することになります。

かぶら聖苑の立地・アクセス

バス停「久保」から徒歩15分というアクセス

電車の最寄駅から遠いためバス利用がお薦め。

公共交通機関でのアクセス

かぶら聖苑の最寄り駅は、以下の2つです。

• 信越本線「磯部駅」からバス利用、バス停「久保」から徒歩15分
• 信越本線「磯部駅」からタクシーで約10分

自動車でのアクセス

かぶら聖苑へ自動車で向かう場合、上信越自動車道などから向かいます。

• 上信越自動車道で向かう場合：富岡インターチェンジで高速を降り、目の前の富岡IC入口の信号を直進します。約100m先の交差点を右折し、学園通りに出たら左方向に進みます。そこから3つ目の信号を左方向に進み、そこから2つ目の交差点を右折します。宮本町通を約2.4km進み、下黒岩の交差点を斜め前方左方向に進みます。上間仁田の交差点を左折し、約1.5km進むと鷺宮の先の左手にかぶら聖苑があります。

駐車場

かぶら聖苑には乗用車463台分の駐車場がありますが、最大500名規模のご葬儀に対応する斎場の規模と比べると充分とは言えないでしょう。念のため会葬者にはできる限り公共交通機関もしくはタクシーを利用してご来場頂けるよう案内しておくとともに、お車で来場する際にはできる限り1台の車に乗り合わせてお越し頂けるよう案内しておくことをお薦め致します。