玉村町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
玉村町の斎場・火葬場
群馬県・佐波郡玉村町の方が利用する代表的な斎場としては、いせさき聖苑があげられます。
いせさき聖苑は、伊勢崎市が管理運営する公営斎場ですが、玉村町の住民も利用可能です。所在地は伊勢崎市波志江町3553番地。交通アクセスは、JR両毛線/東武伊勢崎線・伊勢崎駅から車で約10分となっています。施設の概要を見ると、いせさき聖苑には火葬室、式場、待合室、集会室、通夜室、霊安室などがあり、通夜から告別式まで一貫して行える充実した環境が整えられています。式場は大小2つあり、大式場は196席、小式場は118席というキャパシティーで、待合室には約46人、集会室には約90人、通夜室には約35人収容可能です。また、霊安室は2室あり、遺体冷蔵庫が備えられています。そのほか、斎場の敷地内には乗用車約200台分の駐車場がありますが、会葬者が多いご葬儀が行われることもありますので、できる限り乗り合わせて来場して頂けるよう案内しておくと良いでしょう。
故人または利用者が伊勢崎市民の場合、火葬料は無料ですが、玉村町の住民が利用する場合は30,000円(12歳以上)です。式場は、大式場が午前・午後いずれも135,770円、全日利用すると217,480円で、小式場が午前・午後いずれも110,000円となっています。そのほか、待合室は1回2時間11,000円、集会室は3時間33,000円、通夜室は3時間11,000円、霊安室は24時間につき11,000円となります。いずれも伊勢崎市民が利用するより割高になりますが、公営斎場を持たない玉村町では、「火葬費補助金」を支給しています。また、国民健康保険に加入している方が亡くなった場合、喪主の方に葬祭費5万円を支給していますので、詳しくは町役場にお問い合わせください。
いせさき聖苑は玉村町の中心地から約18km、高速道路を利用すればお車で約19分の距離にあり、施設環境が充実していることから、多くの玉村町民が利用しています。しかしながらいせさき聖苑は伊勢崎市の公営斎場ですから当然ながら伊勢崎市民が多数利用しています。そのため、時期によっては混み合ってしまい、予約するタイミング次第では火葬待ちとなることもあるでしょう。
そのほか、玉村町民が利用しやすい斎場・火葬場としては、高崎市斎場があります。高崎市斎場までは玉村町の中心地から約14km、車で28分くらいの距離です。玉村町の住民が利用する場合の火葬料は55,000円(12歳以上)で、式場に関しては、式場1(200名規模)が1回4時間105,100円、式場2(100名規模)が1回3時間47,700円、式場3(10名規模)が1回2時間5,520円となります。そのほか、待合室は1回3時間22,700円、霊安室は1回につき11,000円となっています。高崎市斎場には小規模なご葬儀のための式場が設けられていますから、家族葬をお考えの方にとっては魅力的でしょう。一方で、火葬料は高くなりますから、ご葬儀の規模やお住いの場所からの距離などで比較して、どちらを利用するか決めると良いでしょう。なお、高崎市斎場を利用しても対象者には「火葬費補助金」や「葬祭費」が支給されます。
玉村町で利用者の多い斎場
上記以外で、玉村町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
デザイナーズ葬儀会館無想庵 | 佐波郡玉村町上飯島260-1 | 民営斎場 |
JAメモリアルホールたまむら | 佐波郡玉村町大字下新田227−1 | 民営斎場 |
トム・サラージュ | 高崎市上滝町245 | 民営斎場 |
倉賀野メモリードホール | 高崎市倉賀野町2465−2 | 民営斎場 |
東邦セレモ・グループ別邸無言館 | 前橋市山王町7-32 | 民営斎場 |
セレモニーホール こまがた聖苑 | 前橋市駒形町1424-5 | 民営斎場 |
玉村町とは
玉村町は群馬県の南部に位置し、佐波郡に属する町です。隣接する自治体は、前橋市、高崎市、伊勢崎市、藤岡市など。町内には烏川、利根川、滝川が流れ、町域はほぼ平地で、冬は「空っ風」と呼ばれる北風によって寒く、夏は暑いという特徴があります。玉村町という名前の由来には、満福寺に伝わる「龍の玉伝説」が関係している説のほか、利根川や烏川など水が溜まりやすい場所だからという説もあります。玉村町では農業が盛んで、特産品には米、大麦、小麦、春菊、じゃがいも、里芋、山芋などがあります。一方で、町内には工場が多く、機械メーカーや食品関連の企業が製造拠点を構えています。そのほかの特徴を調べると、玉村町は周辺自治体と同じく長い歴史を有する土地で、町内には国指定重要文化財の「玉村八幡宮本殿」をはじめとする歴史ある寺社が多く、国の重要無形民俗文化財に指定される「樋越神明宮の春鍬祭」など、古くからの祭りも行われています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、玉村町の総人口は36,945人。年間の死亡者総数は1,248人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,248人はほぼそのまま玉村町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、玉村町では毎日3.4人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり3.4人という数だけ見ると、とても少ないように思われますが、玉村町には公営斎場(火葬場)がなく、藤岡市の偕同苑を利用する方がほとんどです。藤岡市の1日あたりの火葬数は9.8人となっていますから、合わせると13.2人です。偕同苑には火葬炉が3基ありますが、1日6組までという対応力のため、予約するタイミングによっては火葬待ちとなることもあるでしょう。玉村町から近く、費用負担が比較的少ない偕同苑を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。玉村町にお住まいの方もまた例外ではありません。
玉村町で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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