館林市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
館林市の斎場・火葬場
群馬県・館林市の方が利用する代表的な斎場としては、館林市斎場があげられます。
館林市斎場は、館林市が運営する公営斎場です。所在地は館林市苗木町2487。交通アクセスは、東武伊勢崎線・館林駅から車で約10分となっています。館林市斎場は火葬施設と葬祭場を併せ持ち、広大な敷地内には池のある庭園が設けられるなど、ご遺族が心穏やかに故人を送ることができる環境が整えられています。施設概要を見ると、斎場内には火葬炉、待合室、式場、集会室、霊安室があり、火葬炉数は大型2基・標準2基で、待合室は4室、式場のキャパシティーは150席となっています。そのほか、敷地内の駐車場には乗用車約250台まで駐車することができます。
故人が館林市の住民の場合、火葬料は無料です。式場は1回11,000円、待合室は4室すべて1回1,100円で、集会室は1・2号室ともに1回4,400円となり、終夜付添で利用する場合は1回2,200円です。そのほか霊安室は1回3,300円と、いずれもリーズナブルな料金設定となっています。
※館林市斎場は館林市の住民ではない方も利用可能ですが、火葬料は60,000円(12歳以上)となり、式場は1回33,000円、待合室は1回3,300円で、集会室は1回13,200円、終夜付添の場合は1回6,600円となります。霊安室は1回9,900円です。
館林市斎場は、館林市民が利用しやすいリーズナブルな料金設定で、施設環境が充実していることからとても人気がある斎場です。しかしながら利用者が多いため、予約するタイミングによっては火葬待ちとなることがあります。
そのほか、館林市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、大泉町外二町斎場があります。館林市の中心地からは約13km、車で25分くらいの距離で、館林市民が利用する場合の火葬料は30,000円(13歳以上)となります。そのほか、式場は1回3時間で44,000円、待合室は1室2時間1,650円~2,200円、集会室は、和室、ロビー等が1回3時間で11,000円、通夜に使用する場合は1夜22,000円です。比較的リーズナブルな料金設定ではありますが、館林市斎場と比べると費用負担が大きくなりますから、館林市の方にはできる限り館林市斎場を利用することをお薦め致します。
館林市内にあるその他斎場
館林市斎場以外で、館林市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
館林メモリアルホール | 館林市赤生田町2181 | 民営斎場 |
極楽斎場 | 館林市近藤町2-241 | 民営斎場 |
セレモール詩季 | 館林市花山町3368 | 民営斎場 |
セレモールみやび | 館林市大谷町864 | 民営斎場 |
館林市とは
館林市は群馬県の南東部に位置する市です。館林市を中心に館林都市圏を形成しており、邑楽郡邑楽町、千代田町、明和町、栃木県足利市、佐野市などと隣接しています。その歴史を見ると、館林市の辺りには約2万年前から人々が暮らしていたことがわかっており、市内には住居跡や古墳が多数あります。1590年に徳川四天王の一人である榊原康政が館林城主となり、利根川、渡良瀬川の堤防を築く大工事を行ったことで河川の氾濫が抑えられ、その後も日光脇往還を完成させ、農民を新しい城下町に移住させ町民とするなど、優れた治政によって館林は大きく栄えて行きました。現在、つつじが岡公園には多くのつつじの木がありますが、榊原忠次が領民遊覧のために808株を移植したと伝えられています。館林市の主な産業は製造業を中心とする工業で、明治33年にこの地で創業された「日清製粉」のほか、醤油の老舗メーカーである「正田醤油」、飲料メーカー「カルピス」などの製造拠点が立地しています。ちなみに、カルピスの館林工場にはブランド100周年を記念して建てられた見学施設「カルピスみらいのミュージアム」があり、工場見学ツアーも盛んに行われています。館林市出身の著名人には、日清製粉の創業者で、上皇后美智子様の祖父正田貞一郎、父正田英三郎のほか、 三井物産会長の南条金雄、とりせんの創業者前原壬子雄など、実業家が多いことが特徴的です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、館林市の総人口は77,246人。年間の死亡者総数は3,973人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者3,973人はほぼそのまま館林市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、館林市では毎日10.9人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり10.9人というのは、他の市町村と比べて特別多い数ではありませんが、館林市斎場は館林市の住民はもちろんのこと、近隣自治体の住民も多数利用している斎場です。そのため、予約が集中したときには不本意ながら火葬待ちとなることがあります。お住いの場所から近く、費用的に大きなメリットがある館林市斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。館林市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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