三浦市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
三浦市の斎場・火葬場
神奈川県・三浦市の代表的な斎場・火葬場としては、三浦市火葬場があげられます。
三浦市火葬場は、三浦市が運営する公営斎場(火葬場)です。三浦市三崎町六合1019にあり、交通アクセスは京浜急行線・三崎口駅から車で約10分となります。施設は、火葬棟と待合室で構成されており、葬儀式場は併設されていませんが、火葬式を行うことはできます。周辺環境を見ると、岩堂山の麓にあるため緑に囲まれており、宮川湾を臨むことができます。建物は少し古いのですが、和風の造りで落ち着きを感じさせます。駐車場も台数は少ないですが用意されているためお車でのアクセスも可能です。
三浦市火葬場の使用料を見ると、三浦市民の場合は6,000円(12歳以上)ですが、市外居住者の場合は40,000円と割高になります。火葬待合室は無料です。駐車場は無料ですが15台分という少ない数のため、ご遺族が利用する場合も事前に問い合わせをしておくと安心です。
三浦市火葬場は火葬場だけの施設で、通夜・告別式を行う式場は併設されていません。そのため、式場に移動する必要があります。三浦市内には民営斎場、寺院斎場などがいくつかありますので、別枠でご紹介致します。ちなみに、三浦市初声町下宮田119にある妙音寺遍照会館は寺院斎場ながら全宗派対応可能です。交通アクセスは三崎口駅から徒歩15分となっています。大きなメリットは会館内に宿泊可能ということです。シャワーなどはありませんが費用は無料です。また、妙音寺は多くの花木が植えられているお寺のため、環境も素敵です。
そのほか、三浦市の近くにある斎場・火葬場としては、横須賀市立中央斎場があります。三浦市の中心地から約14㎞と少し距離はありますが、横須賀市が運営する公営斎場で、三浦市民も利用可能です。ただし、こちらも葬儀式場は併設されていません。火葬料は、横須賀市民が10,000円(12歳以上)のところ、三浦市など市外住民の場合は60,000円と割高になります。このような環境であることから、三浦市民は、火葬のみ公営斎場を利用し、通夜・告別式に関しては民営のセレモニーホールや公民館、寺院の斎場を利用することが一般的です。
三浦市で利用者の多い斎場
三浦市火葬場以外で、三浦市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
金子慈光堂いちょう会堂 | 三浦市南下浦町上宮田3529 | 民営斎場 |
市立原区民センター | 三浦市原町3-13 | 民営斎場 |
アキモト長井会館 | 横須賀市長井3-27-46 | 民営斎場 |
法蔵院会館 | 横須賀市津久井1-12-28 | 民営斎場 |
大真セレモニーホール | 横須賀市芦名2-26-1 | 民営斎場 |
野比西庵葬斎場 | 横須賀市野比1-13-6 | 民営斎場 |
三浦市とは
三浦市は、神奈川県の南東部にある市で、三浦半島の最南端に位置しています。地理的には三方を海に囲まれ、神奈川県で最も標高が低い岩堂山のほかはほとんど起伏のない地形です。三崎漁港には、カジキ、キンメダイ、ブリ、マグロなどが水揚げされ、「三崎まぐろ」はブランド化しています。漁港の周辺にはまぐろ料理店が並び、観光客も集めています。この辺りの歴史を見ると、縄文・弥生時代の遺跡が市内で発掘されていることでわかるように、古くから人が暮らしていました。主な産業が漁業、農業ということで、若者の働く先が少ないこともあり、近年は市外への人口流出が著しく、それに伴って地域の高齢化が進んでいる状況です。三崎漁港の就業人数も年々減少しており、三浦市にとって大きな課題になっています。京急久里浜線が三崎口駅まで乗り入れるようになって都内からの観光客が増えていますが、市では今後さらに観光に力を入れる施策を推進しています。市内にある名所・旧跡としては、海南神社、城ヶ島灯台、城ヶ島 馬ノ背洞門などがあり、レジャー施設としては京急油壺マリンパーク等があります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、三浦市の総人口は48,160人。年間の死亡者総数は2,921人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者9,538人はほぼそのまま三浦市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、三浦市では毎日8.0人の方の火葬が行われている計算になります。
三浦市の死亡者数は神奈川県のなかで17番目に少なく、1日あたり8.0人の方の火葬が行われているというのはそれ程多い数ではありませんが、冒頭でご紹介した三浦市火葬場は市外の方も利用可能で、規模的にはそう大きくありません。そのため、予約が集中してしまうと希望の日程を抑えられない可能性があります。さらに、火葬場だけの施設のため、通夜・告別式を行う式場との日程調整も必要です。ご希望の日程を抑えて、納得できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。三浦市にお住まいの方もまた例外ではありません。
三浦市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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