妙厳寺会館での葬儀・家族葬を行う前に
妙厳寺会館の特徴
長い歴史と伝統を誇る妙厳寺の境内にある寺院斎場
妙厳寺会館は、上尾市にある曹洞宗寺院妙厳寺が運営する葬儀斎場です。
龍渕山と号す妙厳寺は、大洞尊奝が開山となり延徳元年(1489年)に創建、文禄年間(1592-1596)に原市の領主であった西尾隠岐守吉次が現在の地に再興したと伝えられる、上尾市でも古い歴史を持つ寺院です。綺麗に整備された境内には、歴代当主と3代忠昭の奥方の墓所があり、「西尾隠岐守一族累代の墓」として上尾市指定有形文化財に登録されています。また、埼玉県の文化財に指定されている「永楽通宝紋鞍」は、吉次が仕えた織田信長から拝領したと記録される馬の鞍で、当時の様子を伝える希少なものの一つとなっています。山門に向かって左側にある妙厳寺会館は、お住まいの地域に関わらず利用できる葬儀斎場で、仏教であれば宗派を問わず葬儀を行うことができます。妙厳寺会館で通夜・告別式を終えた後は、車で約10分の距離にある「上尾伊奈斎場つつじ苑」に移動することになります。
ニューシャトル沼南駅から徒歩、または上尾駅からバスでアクセス可能
妙厳寺会館へのアクセスは、JR大宮駅より埼玉新都市交通線(ニューシャトル)にて「沼南駅」下車、徒歩で約10分です。また、JR高崎線「上尾駅」からバスに乗車し、「上新町」停留所で下車後徒歩約2分です。沼南駅から徒歩で向かう場合は、改札口を出てドラッグストアセキの前を進み、沼南駅前信号を右に曲がります。スーパーいなげや先の突き当りを右方向に進み、次の信号を左に入ると広い道路に出ます。道路を右方向に進み、妙厳寺の手前を左に曲がると会館があります。
妙厳寺会館の式場は椅子100席まで収容が可能で、一般葬から比較的規模の大きな葬儀まで幅広く対応しています。式場ホールの左側には洋室(椅子24席)と続きの10畳和室があり、お清め室として使用することができます。
妙厳寺会館の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
妙厳寺会館にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
妙厳寺会館で対応できる葬儀形式
仏式の葬儀のみ対応可能
妙厳寺会館は、仏式であれば宗派を問わず葬儀を行うことができます。寺院が運営する会館のため、お別れ会形式やオリジナル葬、楽器類の演奏による音楽葬などは許可されないでしょう。
妙厳寺会館への宿泊
基本的に宿泊は不可。ご遺体のお守りを希望する場合は相談を
妙厳寺会館は宿泊施設を整えていないため、基本的にお通夜の晩に宿泊することはできません。ただし、ご遺体のお守りを希望する場合は、和室部分で仮眠することが可能のためご相談ください。遠方から多くのご親族が訪れる場合は、疲れを癒すためにも近隣のホテルの手配をおすすめします。
妙厳寺会館での火葬
上尾伊奈斎場つつじ苑まで車で約10分
妙厳寺会館には火葬を行う施設を併設していないため、最寄りの火葬場へ移動することになります。
上尾市内には、公益財団法人上尾市地域振興公社が運営する「上尾伊奈斎場つつじ苑」があり、上尾市民の多くはこの火葬場を利用しています。妙厳寺会館から約3km、車で約10分の距離にあり、移動もスムーズに行うことができるでしょう。上尾市・伊奈町にお住まいの方は無料で使用することができるため、大変人気の高い火葬場です。火葬炉6基を完備しており、待合室や喫茶コーナーでお待ちいただくことができます。
妙厳寺会館の立地・アクセス
沼南駅から徒歩圏内の交通至便の立地
妙厳寺会館は、最寄り駅から徒歩10分の便利な立地です。
公共交通機関でのアクセス
妙厳寺会館の最寄り駅・停留所は、下記の2つです。
- 埼玉新都市交通線(ニューシャトル)「沼南駅」から徒歩約10分
- JR高崎線「上尾駅」からバスに乗車、「上新町」停留所下車 徒歩約2分
上尾駅からバスに乗車する場合は東大宮行きに乗車し、約15分で「上新町」に到着します。
自動車でのアクセス
妙厳寺会館へのアクセスは、東北自動車道を利用すると便利です。
- 東北自動車道から向かう場合:岩槻ICで下車、国道16号線を上尾方面へ進む。原市(中)信号を右折して直進。原市二区信号を過ぎて1つ目の路地を左に入ると右側が妙厳寺会館。
駐車場
妙厳寺会館の駐車場は、会館横と妙厳寺境内のスペースを合わせて約60台分駐車が可能です。参列者100名以上の葬儀にも対応しているため、大型葬を行う場合は駐車場内も混雑して停められないこともあるでしょう。できるだけ公共交通機関を利用するか、タクシー等に乗り合わせて向かうことをおすすめします。