新座市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
新座市の斎場・火葬場
埼玉県・新座市には火葬場がありませんが、市営斎場として「新座市営墓園」があります。葬儀、法事での利用に限りますが、新座市民、市民以外を問わず利用できる公営の斎場です。
「新座市営墓園」の利用料は、斎場A(約100人収容)が市民は1時間当たり2,570円、市民以外の方は1時間当たり5,140円となっています。控室、安置室もあり、いずれも市営ならではのリーズナブルな利用料です。ただし、火葬場は併設されていないため、多くの方が富士見市下南畑にある「しののめの里」を利用しているようです。しののめの里は、富士見市・ふじみ野市・三芳町が管理運営する公営斎場ですが、火葬場については組合市民以外となる新座市民も利用可能です。
しののめの里の火葬料金は、組合市町の住民の場合は10,000円(大人)ですが、組合市町以外の住民の場合、80,000円(大人)となります。組合市町の住民出ない場合、霊安室、葬儀式場は使用できませんので、火葬のみこちらで行い、葬儀は新座市内で取り行うことになります。新座市では、安価で心のこもった葬儀ができるよう「市民葬」制度を設けています。市指定委託葬儀社を利用して葬儀を行う場合、1件につき2万円を市が費用負担しています。
新座市民が利用しやすい「新座市営墓園」の斎場をご紹介します。新座市新塚5061-13にあり、緑に囲まれた静かな環境となっています。斎場には、約100名収容のお部屋のほか、約36名収容の洋室が3つあります。安置室は最大48時間利用可能で、斎場の混み具合によっては延長可能です。
そのほか、新座市に近い斎場・火葬場としては、「朝霞市斎場」があります。新座市の中心エリアから約3.5㎞の距離にあります。こちらも公営の斎場であるため、新座市民が利用する場合は市民外料金での利用となります。
新座市内にあるその他斎場
新座市営墓園 葬場以外で、新座市民が利用しやすい主な斎場および火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
蓮光寺 聖天堂 | 新座市馬場1-9-3 | 民営斎場 |
アビタシオンホール | 新座市東北2-27-2 | 民営斎場 |
全龍寺 | 清瀬市中清戸1-524-1 | 民営斎場 |
台雲寺会館 | 朝霞市根岸台4-1-45 | 民営斎場 |
新座市とは
新座市は埼玉県の南部に位置しています。東京都に隣接しており、人口は県内第10位の自治体です。東京都のベッドタウンとして宅地開発が進み、産業系企業誘致に関しても積極的に推進しています。、都営地下鉄大江戸線の延伸によって交通アクセスがますます良くなり、若い世帯の転入も増えてきています。新興住宅地が多い街ですが、その歴史は古く、旧石器時代の遺跡も多く発見されています。758年に新羅の僧らを武蔵国に移し新羅郡が置かれたことで、多くの新羅人が渡来するようになりました。平安時代に、新羅郡から新座郡(にいくら)と改称され、1970年の市制施行により新座市となりました。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、新座市の総人口は156,973人。年間の死亡者総数は5,409人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者5,409人はほぼそのまま新座市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、新座市では毎日14.82人の方の火葬が行われている計算になります。
新座市の死亡者数は埼玉県内で15番目となる数で、1日あたり14.82人の方の火葬が行われていると言うのは、比較的多い数になります。市内には火葬場が存在せず、斎場の数も現状としては多くありません。冒頭でご紹介した「しののめの里」などはとても人気があるため、予約が集中してしまい、不本意ながら火葬待ちという状態となる可能性があります。新座市内に火葬場がない限り、高齢化が進む現状においては更に火葬場の混雑が予想されます。こういった状況から、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。新座市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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