大和市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
大和市の斎場・火葬場
神奈川県・大和市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、大和斎場があげられます。
大和斎場は、大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の4市で組織された広域大和斎場組合が運営する公営斎場です。所在地は大和市西鶴間8-10-8で、交通アクセスは、小田急線・鶴間駅、相模鉄道線・さがみ野駅から車で約5分です。周辺環境は、南鶴間いこいの森、緑の広場、泉の森などがあるため緑が豊かで、閑静な場所に立地しています。施設概要を見ると、建物は火葬棟と式場棟に分かれており、火葬棟には火葬炉8炉、収骨室2室、待合室8室、安置室4室があります。式場棟には収容人数の異なる4タイプの式場のほか、遺族控室、会葬者控室が併設されています。
火葬炉の使用料は 大和市など組合に属する4市の市民の場合は10,000円ですが、組織市外の場合は50,000円となります。式場(通夜から告別式まで)の使用料は、第1,2,3式場は50,000円、第4式場は30,000円です。こちらも組織市外の方が利用する場合は2倍の金額になります。そのほか、安置室は1日につき3,000円です。
大和斎場は、1日の火葬受入れ可能件数が22件と比較的多く、組合に属する4市の住民を中心に利用されていますが、組織市外の方も利用しています。今後さらに需要が高まることを予測し、火葬棟の改修工事を行うなど設備の拡充に努めています。公営斎場のため宗派問わず利用することが可能で、仏式用のほか、友人葬・正宗・神式・キリスト式の祭壇を常備しています。公営斎場のため豪華な造りではありませんが、火葬炉は荘厳さを感じさせる内装で、式場棟もシンプルながら使いやすい室内環境となっています。
そのほか、大和市の近くにある斎場・火葬場としては、横浜市が運営する北部斎場があります。大和市の中心地から約4㎞という距離で、所在地は横浜市緑区長津田町5125番地1です。交通アクセスは、JR横浜線・十日市場駅からバス利用、もしくはJR横浜線、東急田園都市線・長津田駅からタクシーで約8分です。利用料金を見ると、火葬料(10歳以上)は横浜市民が12,000円のところ、大和市民は50,000円となります。葬祭ホールは、横浜市民がホール80,000円、大ホール220,000円のところ、大和市民はホール120,000円、大ホール330,000円になります。
大和市内にあるその他斎場
大和斎場以外で、大和市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
大和総合ホール | 大和市西鶴間6-1-5 | 民営斎場 |
千代田セレモニー 千代田つきみ野ホール | 大和市つきみ野4-13-2 | 民営斎場 |
大和式礼 | 大和市大和東2-9-13 | 民営斎場 |
有限会社舞岡葬儀社葬儀式場大和シティーホール | 大和市柳橋5-13-9 | 民営斎場 |
鶴間ほうさい殿 | 大和市下鶴間2791-69 | 民営斎場 |
すみれ葬祭 桜ヶ丘ホール | 大和市福田5506-1 | 民営斎場 |
ティア相模大塚 | 大和市上草柳337-1 | 民営斎場 |
タウンホール藤久閣 | 大和市上草柳1842-1 | 民営斎場 |
大和市とは
大和市は、神奈川県の中央部に位置する市です。隣接する自治体は、横浜市、座間市、相模原市、綾瀬市などです。大和市は、東京都心、横浜市への通勤率が高く、ベッドタウン的な側面を持っています。相鉄本線、小田急江ノ島線、東急田園都市線が乗入れており、市域に8つの駅がある交通の便が良いところです。電車を使うと新宿、渋谷、横浜へのアクセスが良いほか、東名高速道路の横浜町田インターチェンジまで約10分のため、車移動も便利です。国勢調査の結果から人口の推移を見ると、増加率はやや低くなっているものの増加傾向を維持しており、平成27年の調査時において23万人以上の人口を有しています。産業としては製造業が盛んで、市内には大規模な製造業や付帯する研究機関も多く存在しています。大和駅周辺には大型商業施設が多く、イトーヨーカドーとイオンが共同出店した大和オークシティが有名です。開発が進み、住宅地が多い大和市ですが、緑豊かな環境であり、大和ゆとりの森など大型公園もあります。このように、生活するには便利で住み良い環境が整っているのが大和市の特徴です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、大和市の総人口は223,494人。年間の死亡者総数は7,913人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者7,913人はほぼそのまま大和市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、大和市では毎日21.7人の方の火葬が行われている計算になります。
大和市の死亡者数は神奈川県のなかで10番目となる数で、1日あたり21.7人の方の火葬が行われているというのはかなり多いと言えます。冒頭でご紹介した大和斎場は1日22件の火葬を受け入れ可能ですが、大和市を含む組合4市の住民だけでなく、それ以外の地域の方も利用しています。近くには北部斎場があり大和市民も利用可能ですが、料金の差はかなり大きく、出来ることならば大和斎場を利用して費用負担を抑えたいところです。ご希望の日程どおりで、費用的にも納得の行くご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。大和市にお住まいの方もまた例外ではありません。
大和市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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