佐野市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
佐野市の斎場・火葬場
栃木県・佐野市の方が利用する代表的な斎場としては、佐野斎場、葛生火葬場があげられます。
佐野斎場は佐野市が開設し、佐野地区衛生施設組合が管理運営する公営斎場です。所在地は佐野市韮川町578番地1。交通アクセスは、JR両毛線・佐野駅から車で約20分となっています。佐野斎場には火葬炉4基のほか、告別ホール、収骨室、霊安室、待合室、待合ホール、特別ホール、控室などがあり、特別ホールにおいて告別式を行うことができます。※通夜式はできません。また、仏式、神式、キリスト式、正宗式の祭壇が備えられていますので、宗旨・宗派不問で利用できます。さらに、佐野斎場は霊柩自動車を保有していますので、告別式の前に火葬を行う場合はお迎え(往路)が可能です。
葛生火葬場は佐野市が開設し、佐野地区衛生施設組合が管理運営する公営斎場(火葬場)です。所在地は佐野市あくと町3330番地。交通アクセスは、東武佐野線・葛生駅から車で約10分です。葛生火葬場は火葬炉3基の規模で、炉前ホール、控室、待合ロビー、待合室(14畳2室)を併設しています。葛生火葬場にも霊柩自動車(マイクロバス・定員20名)がありますので、火葬場利用許可書に記載された迎え先・送り先であれば送迎が可能です。なお、葛生火葬場には式場がありませんので、通夜・告別式は別の斎場で行うことになります。
佐野斎場、葛生火葬場のいずれも、死亡者又は申請者が佐野市民の場合、火葬料は無料となります。待合室は2時間3,000円、特別ホール(佐野斎場のみ)は1式20,000円です。そのほか、霊安室は24時間3,000円、霊柩自動車は往路1回2,500円、往復1回5,000円となっています。
※佐野斎場、葛生火葬場のいずれも、原則として亡くなった方又は葬儀を行う方が、佐野市、栃木市(旧藤岡町、旧岩舟町)の住民(管内住民)であることが利用条件ですが、管内住民以外の料金設定もされていますので紹介します。火葬料は40,000円(12歳以上)、待合室は6,000円、特別ホール(佐野斎場のみ)は1式40,000円、霊安室は24時間6,000円となっています。
佐野斎場、葛生火葬場は佐野市民が利用しやすいリーズナブルな料金設定となっているためどちらも人気があるのですが、その分混み合うことがあり、予約するタイミングによっては火葬待ちとなる可能性があります。
そのほか、佐野市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、足利市斎場があり、佐野市の中心地から約14km、車で25分くらいの距離となっています。佐野市民が利用する場合、火葬料は20,000円(13歳以上)となり、式場は、第1式場が3時間50,000円、一夜50,000円、第2式場はそれぞれ26,000円となります。また、8室ある待合室はすべて足利市民の2倍の料金で、霊安室は24時間以内4,000円となっています。式場が併設されているのは良いのですが、移動の負担や費用面を考えると、佐野市の方にはできる限り佐野斎場もしくは葛生火葬場を利用することをお薦め致します。
佐野市内にあるその他斎場
上記以外で、佐野市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
ルリホール堀米 | 佐野市堀米町3967-8 | 民営斎場 |
ハモニホール赤坂 | 佐野市赤坂町960-1 | 民営斎場 |
ガーデンホール | 佐野市富岡町1494 | 民営斎場 |
セレモニーホール佐野 | 佐野市堀米町2610-1 | 民営斎場 |
こすもす佐野 | 佐野市寺中町2436 | 民営斎場 |
レストラン&ホール グラシア植下 | 佐野市植下町596-1 | 民営斎場 |
もろやまホール佐野 | 佐野市若宮下町5-16 | 民営斎場 |
JA佐野セレモニーホール田沼 | 佐野市吉水町1172-1 | 民営斎場 |
愛ホールISHIZUKA | 佐野市石塚町1313-2 | 民営斎場 |
はないち夢ホール | 佐野市栃本町2148-1 | 民営斎場 |
メモリアルホールおおぐし | 佐野市田沼町396-6 | 民営斎場 |
たかさごホール | 佐野市栃本町1552-1 | 民営斎場 |
佐野市とは
佐野市は栃木県の南西部に位置し、隣接する自治体は、足利市、栃木市、群馬県桐生市、館林市などです。佐野市は、2005年2月28日に旧佐野市、安蘇郡田沼町、葛生町が合併して発足されました。市の中部には足尾山系の山々が広がり、渡良瀬川、秋山川、菊沢川、桐生川などが流れる自然環境に恵まれた土地です。近年は「佐野プレミアム・アウトレット」が特に有名ですが、市内には名水百選・栃木県指定天然記念物の「出流原弁天池」や佐野厄除け大師の名で知られる「惣宗寺」など、名所・観光スポットが多数あります。佐野市の主な産業は機械・食品関連の製造業で、市内には佐野工業団地、羽田工業団地など5つの工業団地があり、ハウス食品等の工場が立地しています。また、昔から農業が盛んな佐野市では米づくりのほかに、いちご、かき菜、梨、桃などの栽培が行われており、いちご狩りの季節には多くのひとが訪れています。ちなみに、佐野市出身の著名人には、足尾鉱毒事件を明治天皇に直訴した田中正造(政治家)や、石井琢朗、戸叶尚(元プロ野球選手)、河口恭吾(シンガーソングライター)などがいます。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、佐野市の総人口は119,626人。年間の死亡者総数は7,013人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者7,013人はほぼそのまま佐野市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、佐野市では毎日19.2人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり19.2人という数は、比較的多い方と言えます。佐野斎場と葛生火葬場を合わせると火葬炉数は7基となりますが、予約するタイミングによっては混雑が理由で希望の日程を押さえられず、不本意ながら火葬待ちとなることもあるでしょう。お住いの場所から近く、費用的な負担が少ない佐野斎場もしくは葛生火葬場を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。佐野市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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