宇都宮市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
宇都宮市の斎場・火葬場
栃木県・宇都宮市の方が利用する代表的な斎場としては、悠久の丘があげられます。
悠久の丘は、宇都宮市が運営する公営斎場です。所在地は宇都宮市上欠町719-1。広々とした敷地に火葬棟、式場棟が設けられ、隣接する駐車場には、バス24台、普通車360台、優先車両(障がい者・高齢者など)6台まで駐車可能です。施設の概要を見ると、火葬棟には火葬炉16基、お別れ室12室、待合室16室(洋室14・和室2)があり、キッズルームとベビールームも1室ずつ設けられています。式場棟には式場のほかに式場控室、通夜控室が各2室あり、別途霊安室も設けられています。交通アクセスは、東武・宇都宮駅より車で約15分、JR・宇都宮駅より車で約25分となっています。
故人が宇都宮市および壬生町の住民の場合、火葬料は無料です。待合室は1室1回(2時間以内)5,600円、式場(式場控室を含む)は、葬儀1回1室3時間30分以内で、150席室が34,150円、100席室が28,800円、50席室が23,300円となり、通夜1回1室4時間30分以内で、150席室が43,880円、100席室が37,030円、50席室が29,950円となります。そのほか、通夜控室(1室1回)は、午前の葬儀式までの14時間以内で12,980円、午後の葬儀式まで18時間以内で16,700円。霊安室 は24 時間以内4,910円となっています。
※悠久の丘は宇都宮市および壬生町の住民以外の方も利用可能ですが、火葬料は63,800円(13歳以上)となり、式場、控室、霊安室の使用料は上記住民の2倍くらいで、待合室に関しては、1室1回2時間以内で22,410円と、いずれもかなり割高になります。
悠久の丘は宇都宮市民が利用しやすい料金設定で、式場と火葬場が揃う利便性の高さからとても人気があります。しかしながら、人気があるために予約が集中してしまうと希望日に利用できないことがあります。
そのほか、宇都宮市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、鹿沼市斎場があります。宇都宮市の中心地からは約15km、車で25分くらいの距離で、宇都宮市民が利用する場合の火葬料は15,000円(12歳以上)。待合室(大)は9,000円、待合室(小)は6,000円です。なお、鹿沼市斎場に通夜・告別式を行うための式場は設けられていませんので、別途民間の斎場等を利用することになります。宇都宮市民は、悠久の丘を利用すれば火葬料が無料で、式場も併設されていますから、できる限り悠久の丘を利用した方が良いでしょう。
宇都宮市内にあるその他斎場
悠久の丘以外で、宇都宮市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
栃の葉 西川田ホール | 宇都宮市西川田本町1-4-29 | 民営斎場 |
サルナート浄邦 雀宮式場 | 宇都宮市雀の宮2-2-6 | 民営斎場 |
栃の葉 東峰ホール | 宇都宮市東峰町3080-1 | 民営斎場 |
栃の葉 清原台ホール | 宇都宮市清原台 1-13-1 | 民営斎場 |
セレモニーホール雀宮 | 宇都宮市雀の宮4-11-22 | 民営斎場 |
セレモニーホール やなせ | 宇都宮市簗瀬町1441-5 | 民営斎場 |
さくらホール | 宇都宮市桜5-5-17 | 民営斎場 |
川田市民ホール | 宇都宮市川田町1077-4 | 民営斎場 |
メモリアル さくら想 | 宇都宮市松原1-9-1 | 民営斎場 |
株式会社北関東互助センター はまつ斎苑 | 宇都宮市山本1-2-8 | 民営斎場 |
サルナート浄邦 西式場 | 宇都宮市鶴田町2041-1 | 民営斎場 |
宇都宮市とは
宇都宮市は栃木県の中部に位置し、県庁所在地であり、北関東最大の都市です。宇都宮市は「住みよさ」をランク付けする「東洋経済新報社」の調査で常に上位となっており、その人口は、首都圏の都市としても10位に位置する多さです。宇都宮は、江戸時代に日光街道・奥州街道が通る宿場町として繁栄し、1885年7月に日本鉄道大宮駅から宇都宮駅間が開通。その後も北関東の交通の要衝として栄え、1982年6月に東北新幹線・宇都宮駅が開業してからは、さらに発展して行きました。市内には工業団地が多数あり、クボタ、パナソニック、キャノンなど大手メーカーの製造拠点が置かれています。また、昔から稲作が盛んで、国内有数の米の産地であり、「澤姫」「四季桜」「菊」「七水」といった美味しい日本酒が造られています。さらに、宇都宮市の名物というと、なんと言っても「餃子」でしょう。宇都宮駅の近くには多くの餃子専門店が立ち並ぶ餃子街道があり、全国から餃子好きが訪れています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、宇都宮市の総人口は505,966人。年間の死亡者総数は20,502人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者20,502人はほぼそのまま宇都宮市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、宇都宮市では毎日56.2人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり56.2人というのは、他の市町村と比較しても相当多い数です。公営斎場の悠久の丘には火葬炉が16基ありますが、56.2人という件数であれば、つねに稼働している状態でしょう。予約が集中したときには不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります
。お住いの場所から近く、費用面でもメリットが大きい悠久の丘を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。宇都宮市にお住まいの方もまた例外ではありません。
宇都宮市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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