真岡市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
真岡市の斎場・火葬場
栃木県・真岡市の方が利用する代表的な斎場としては、芳賀地区広域行政事務組合斎場があげられます。
芳賀地区広域行政事務組合斎場は、真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町の1市4町で構成される芳賀地区広域行政事務組合によって運営されている公営斎場(火葬場)です。所在地は真岡市熊倉町4961。交通アクセスは、真岡鉄道・真岡駅から車で約5分となっています。芳賀地区広域行政事務組合斎場は火葬炉4基の規模で、待合室4室と待合ロビーを併設しています。なお、通夜・告別式を行うための式場は設けられていませんので、ご葬儀に関しては別の斎場を利用する必要があり、遺体安置室もないため、火葬を行う当日にお棺を搬入することになります。
故人が亡くなったときに真岡市を含む管内1市4町と上三川町の住民だった場合、火葬料は10,000円となります。火葬時に利用する待合室に関しては無料となっていますが、使用した茶器類の片付け、清掃等は利用者によって行うことになります。
※芳賀地区広域行政事務組合斎場は、真岡市を含む1市4町と上三川町の住民ではない方も利用可能ですが、火葬料は40,000円となります。
芳賀地区広域行政事務組合斎場は真岡市にある唯一の火葬場ということ、また、火葬料が比較的リーズナブルなことから真岡市民の大半が利用しています。さらに、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、上三川町の住民も利用する斎場のため、時期によっては混み合うことがあり、混雑状況によっては火葬待ちとなることもあるでしょう。
そのほか、真岡市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、宇都宮市が運営する悠久の丘があります。真岡市の中心地からは約25km、車で40分くらいの距離です。悠久の丘を真岡市民が利用する場合、火葬料は63,800円(13歳以上)、待合室は22,410円となります。また、式場は、葬儀が46,610円~68,300円、通夜が59,910円~87,780円で、控室、霊安室なども宇都宮市民より高い料金設定となっています。火葬場と式場が揃う便利さはありますが、費用負担を考えると、真岡市の方には芳賀地区広域行政事務組合斎場を利用することをお薦め致します。
真岡市内にあるその他斎場
芳賀地区広域行政事務組合斎場以外で、真岡市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
大原葬祭 ファミリーホール絆 | 真岡市大谷新町16-7 | 民営斎場 |
大原葬祭 二宮ホール | 真岡市久下田西3-88 | 民営斎場 |
天昇堂 葬殿 二宮式場 | 真岡市久下田871-2 | 民営斎場 |
大原葬祭 ファミリーホール縁 | 真岡市久下田西3-88 | 民営斎場 |
セレモニーホール雲上 | 真岡市熊倉町4959-1 | 民営斎場 |
アトラスはが野ホール | 真岡市東郷184-3 | 民営斎場 |
セレモニー真岡市民ホール | 真岡市中259-21 | 民営斎場 |
真岡市とは
真岡市は栃木県の南東部に位置する市です。芳賀地区の中心都市として発展している真岡市ですが、その歴史は古く、旧石器時代から人が暮らしていたようで、市内各所で遺跡が発見されています。室町時代には宇都宮氏の家臣芳賀氏がこの地を治め、江戸時代になって天領となり、江戸後期には知行所再興のために小田原藩主から派遣された二宮尊徳が陣屋で報徳仕法を施しています。1954年3月に真岡町と山前村、大内村、中村の一町三村が合併し、同年10月に真岡市となったのち、2009年3月に隣接する二宮町を編入して現在の真岡市となりました。市内には工業団地が多く、本田技研工業、パナソニック電工、神戸製鋼所、コマツなど多数の企業が製造拠点を構えていますが、農業もとても盛んで、米のほかに、いちご、茄子、メロンなどの生産量が豊富です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、真岡市の総人口は78,879人。年間の死亡者総数は3,917人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者3,917人はほぼそのまま真岡市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、真岡市では毎日10.7人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり10.7人というのは、他の市町村と比べても特別多い数ではないのですが、芳賀地区広域行政事務組合斎場は真岡市を含む管内1市4町と上三川町の住民が利用する斎場で、合わせると1日あたり25.5人となります。そのため、火葬炉4基の規模であっても余裕があるとは言えないでしょう。予約のタイミングによっては火葬待ちとなる可能性があります。お住いの場所から近く、費用的にもメリットがある芳賀地区広域行政事務組合斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。真岡市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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