匝瑳市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
匝瑳市の斎場・火葬場
千葉県・匝瑳市の代表的な斎場・火葬場としては、山桑メモリアルホールがあげられます。
山桑メモリアルホールは、匝瑳市、多古町、横芝光町で構成する匝瑳市ほか二町環境衛生組合が運営する公営斎場です。所在地は匝瑳市山桑730番地で、交通アクセスは、JR・八日市場駅から車で約10分となります。駐車場は、乗用車92台分、マイクロバス2台分ありますので車でのアクセスが可能です。施設は、火葬棟、待合棟、式場棟で構成されており、火葬棟には火葬炉が4基のほか、告別ホール、収骨ホール、炉前ホール、霊安室等が併設されています。待合棟には待合室が4室あり、式場棟には120席の式場、遺族控室、聖職者控室等があります。また、仏式・神式・正宗式・キリスト式の祭壇を常設しています。
利用料金を見ると、火葬料金は匝瑳市民に関しては10,000円(13歳以上)です。市外住民の場合は50,000円となります。式場は、通夜に使用する場合1回70,000円、告別式に使用する場合1回70,000円となっており、夜間使用に関しては1回10,000円となります。そのほか、霊安室が24時間で5,000円、遺族控室が1回5,000円です。なお、これらは匝瑳市民向けの料金で、市外の方の場合はこれの2倍の金額で設定されています。
山桑メモリアルホールは、匝瑳の静かな田園風景のなかにあり、緑溢れる環境のもと、お通夜から告別式まで一貫して行える総合斎場です。「千葉県福祉のまちづくり条例」に適合した施設のため、目の不自由な方、車椅子の方にも利用しやすい環境を整えています。また、利用者に喜ばれる施設としては、ラウンジ、売店があります。火葬業務に合わせた時間帯に営業しており、ラウンジにはコーヒー、軽食等、売店ではジュース・酒類・おつまみ等を販売しています。
そのほか、匝瑳市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、みたま苑 旭があります。所在地は旭市二5935-10で、交通アクセスはJR・干潟駅から徒歩20分となります。こちらは旭市が運営する公営の火葬場ですが、匝瑳市民も利用できます。ただし、匝瑳市民の火葬料は50,000円(13歳以上)と割高です。式場は併設されていませんが民営の葬祭場が徒歩数分の場所にあるため、そちらを利用すれば不便さはありません。しかしながら、火葬炉が2基しかないため、混み合っている場合は予約が取り難い可能性があります。
匝瑳市で利用者の多い斎場
山桑メモリアルホール以外で、匝瑳市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
丸平斎場 | 旭市鎌数10440 | 民営斎場 |
八日市場斎場 | 匝瑳市八日市場ホ800−1 | 民営斎場 |
東総会館 | 旭市ニ5891−3 | 民営斎場 |
旭福祉セレモニーホール | 旭市足川1780−1 | 民営斎場 |
匝瑳市とは
匝瑳市は、平成18年1月23日に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生しました。千葉県の北東部に位置し、隣接する自治体は、旭市、香取市、山武郡横芝光町などです。地理的には市の南部が太平洋に面し、北部は谷津田が入り組んだ地形の台地となっています。旧八日市場市は植木の産地として有名で、現在も植木の栽培面積が日本一です。この辺りは歴史の古い土地で、市内には多くの寺社が存在しています。その代表的なものとしては飯高寺(飯高檀林)があります。1573年に要行院日統が光福寺に学室を開いたことが檀林の前身とされています。法華宗(日蓮宗)の学問所として僧侶の教育と宗学研究を行い、明治5年に廃檀となるまで活動していました。飯高檀林の講堂・鐘楼・鼓楼・総門は昭和55年に国の重要文化財に指定されており、歴史的建造物として保存されています。匝瑳市の辺りは、宗教との関りが深い土地で、市内には明治24年に開設されたハリストス須賀正教会、真言宗智山派の長徳寺、崇神天皇7年の創建と伝えられる老尾神社等があります。市の人口の推移を見ると、平成7年国勢調査時の43,357人をピークとし、急速に人口の減少が進んでいます。そのため、65歳以上の高齢者の割合が高くなり、市では少子高齢化が大きな問題となっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、匝瑳市の総人口は39,489人。年間の死亡者総数は2,656人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,656人はほぼそのまま匝瑳市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、匝瑳市では毎日7.3人の方の火葬が行われている計算になります。
匝瑳市の死亡者数は千葉県のなかでは32番目で、1日あたり7.3人の方の火葬が行われているというのはそれほど多い数ではありません。しかしながら、冒頭で紹介した山桑メモリアルホールは、匝瑳市だけでなく多古町、横芝光町の方も利用する公営斎場です。また、それ以外の地域の方も利用可能です。火葬炉の数は4基ありますが、このような環境から充分とまでは言えません。近くには旭市が運営するみたま苑 旭がありますが、火葬料は割高になります。山桑メモリアルホールのように設備が整った斎場で、費用を抑えながらも納得できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。匝瑳市にお住まいの方もまた例外ではありません。
匝瑳市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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