三学院 極楽殿での葬儀・家族葬を行う前に
三学院 極楽殿の特徴
格式高く長い歴史を持つ三学院の境内にある寺院斎場
三学院 極楽殿は、埼玉県蕨市の金亀山極楽寺三学院の境内にある寺院斎場です。
京都の新義真言宗智山派総本山智積院の末寺にあたり、江戸時代には徳川家康より寺領20石を寄進するという朱印状が授与された記録があるなど、歴史と伝統のある寺院です。創立年代は不詳ながら、ご本尊の木造十一面観音菩薩立像が平安時代後期に造られたことや、既存する資料などから、中世以前には創建されていたと推測されています。木造十一面観音菩薩立像をはじめ、子育地蔵や梵字馬頭観音塔など多くの市指定文化財を有しており、重厚感のある本堂は近隣の寺院の中でも類を見ないほどの大きさを誇ります。広い境内は随所に緑を配して綺麗に整備されており、本堂に向かって左手に葬儀斎場の極楽殿があります。極楽殿はすべての施設・設備をワンフロアに配置しており、車いすをご利用の方やご高齢の方も安心して参列できる構造です。また、敷地内には火葬場は併設していないため、火葬の際は車で約15分の距離にある「戸田葬祭場」に移動することになります。
駅から徒歩またはバスでアクセス可能
三学院 極楽殿の最寄り駅は、JR京浜東北線「蕨駅」です。徒歩で約15分、または西口からコミュニティバスぷらっとわらび「西ルート」に乗車、「三学院」前で下車すると目の前が斎場です。駐車場は境内に約100台分完備しており、遠方から自動車で訪れる方も安心です。
三学院 極楽殿には大小2つの斎場があり、大斎場は約120名収容、小斎場は約80名収容することができます。その他、24畳の和室を3間、6畳の和室を2間完備しています。小斎場をお清め室として利用することにより、参列者200名以上の大規模な葬儀にも対応が可能です。
三学院 極楽殿の安置施設(霊安室)
斎場内にご遺体の安置が可能
三学院 極楽殿には霊安室を完備しており、住宅事情等によりご遺体を自宅にお連れすることが困難な場合、通夜までの間安置することが可能です。ご遺体の搬入時間や面会等につきましては、ご確認ください。
三学院 極楽殿で対応できる葬儀形式
宗旨・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
三学院は真言宗智山派の寺院ですが、極楽殿は貸斎場のため、宗旨宗派を問わず利用することができます。無宗教形式での利用も可能です。ただし、寺院が運営する斎場のため、楽器類の持ち込みによる音楽葬などは許可されないでしょう。
三学院 極楽殿への宿泊
通夜当日の宿泊が可能
三学院 極楽殿は、通夜の当日のみ斎場内に宿泊することができます。移動することなく夜間を過ごせることは、遠方からお越しのご親族にとっては大変便利です。ただし、宿泊できる人数には限りがありますので、宿泊を希望する人数が多い場合は近隣のホテル等を手配することをおすすめします。
三学院 極楽殿での火葬
火葬場「戸田葬祭場」まで車で約15分
三学院 極楽殿には火葬場を併設していないため、葬儀を執り行った後は最寄りの火葬場へ移動することになります。
蕨市には火葬場がなく、蕨市民が利用する火葬場としては板橋区の「戸田葬祭場」が近くて便利です。戸田葬祭場までは車で約15分、利用料金は等級により異なりますが59,000円~177,000円です。民営の火葬場のため、お住まいの地域による利用制限などはありません。和風庭園を囲んだ「野辺送り回廊」を徒歩による葬列ができるなど、厳かな雰囲気のある火葬場です。
三学院 極楽殿の立地・アクセス
バス停が目の前にある便利な立地
三学院 極楽殿へのアクセスは、最寄り駅から徒歩またはバスを利用します。
公共交通機関でのアクセス
三学院 極楽殿の最寄り駅は、以下の2つです。徒歩で向かうと少し距離があるため、バスまたはタクシーの利用をおすすめします。
- JR京浜東北線「蕨駅」から徒歩約15分、またはバスを利用
- JR埼京線「戸田駅」より徒歩約23分
バスを利用する場合、蕨駅西口からコミュニティバスぷらっとわらび 「西ルート」に約8分乗車、「三学院」停留所で下車すると目の前が三学院 極楽殿です。
自動車でのアクセス
三学院 極楽殿へのアクセスは、東京外環自動車道を利用すると便利です。
- 東京外環自動車道 外環浦和ICで降り、国道298号線を戸田方面へ進む。辻一丁目信号を左折し、交番前の錦町三丁目信号を左折。左側の稲荷越通りをまっすぐに進むと、右側が三学院 極楽殿。
駐車場
三学院の境内に約100台分の駐車場を完備しています。広めの駐車スペースがありますが、大規模な葬儀を行う場合は混雑して停められない可能性もあります。できるだけ公共交通機関をご利用いただくか、参会者乗り合わせでタクシー等の利用をおすすめします。