みどり市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
みどり市の斎場・火葬場
群馬県・みどり市の方が利用する代表的な斎場としては、桐生市斎場があげられます。
桐生市斎場は、桐生市が開設した公営斎場ですが、みどり市の方も管内住民として利用することができます。所在地は桐生市広沢町5丁目4746番地の5。交通アクセスは、東武伊勢崎線・新桐生駅から車で約15分となっています。桐生市斎場は、火葬棟、葬祭棟、待合棟、管理棟で構成されており、敷地内には乗用車290台分の駐車場が設けられています。施設の概要を見ると、火葬棟には火葬炉7基(標準6基・大型1基)、収骨室、告別ホール、霊安室、葬祭棟には式場2室、通夜室、控室があり、待合棟には待合室5室、管理棟には和室2室と大広間があります。このように、桐生市斎場には通夜から告別式まで一貫して行える環境が整えられており、ご葬儀の規模に合わせて利用する施設等を選ぶことができます。
故人がみどり市及び桐生市の住民の場合、火葬料は無料です。2つある式場のうち、中央式場は3時間55,000円、通夜・葬儀・告別式と連続で20時間使用する場合は90,200円となり、第1式場は5時間55,000円、通夜・葬儀・告別式と連続で23時間使用する場合は90,200円です。また、待合室は第1~4が2時間5,500円、第5が2時間3,300円で、通夜室は一夜16,500円、大広間は3時間16,500円、第一、第二和室はいずれも3時間5,500円となり、霊安室は24時間につき3,300円と、全体的にリーズナブルな料金設定です。
※桐生市斎場はみどり市・桐生市の住民ではない方も利用できますが、火葬料は45,000円(12歳以上)です。また、中央式場は3時間110,000円、通夜・葬儀・告別式と連続20時間使用で180,400円となり、第1式場は5時間で110,000円、通夜・葬儀・告別式と連続23時間使用の場合180,400円となります。そのほか、待合室は第1~4が2時間11,000円、第5が2時間6,600円、通夜室は一夜33,000円、大広間は3時間33,000円、第一、第二和室は3時間11,000円、霊安室は24時間につき6,600円と、いずれも管内住民(みどり市・桐生市)より高い料金設定となっています。
桐生市斎場は、みどり市の住民にとって利用しやすいリーズナブルな料金設定で、施設環境も充実しているため、みどり市民から最も人気がある斎場です。しかし同時に、桐生市の住民にとっても利用しやすい斎場であり、利用者が多いことから予約のタイミングによっては火葬待ちとなることがあります。
そのほか、みどり市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、いせさき聖苑があります。みどり市の中心地からは約10m、車で20分くらいの距離です。みどり市民が利用する場合の火葬料は30,000円(12歳以上)で、式場は、大式場(196席)が午前・午後それぞれ135,770円、全日利用で217,480円、小式場(118席)が午前・午後それぞれ110,000円となります。そのほか、待合室は1回11,000円、集会室は3時間33,000円、通夜室は3時間11,000円、霊安室は24時間で11,000円となっています。いせさき聖苑も施設環境が充実している公営斎場ですが、このように桐生市斎場を利用するよりも費用負担が大きくなってしまいますので、みどり市の方はできる限り桐生市斎場を利用した方が良いでしょう。
みどり市内にあるその他斎場
桐生市斎場以外で、みどり市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
かさかけメモリードホール | みどり市笠懸町阿左美3289 | 民営斎場 |
メモリアル まごころ館 | みどり市大間々町大間々198-6 | 民営斎場 |
大間々メモリアル会館 | みどり市大間々町大間々202 | 民営斎場 |
かさかけ町ホール | みどり市笠懸町阿左美3289 | 民営斎場 |
メモリアルガーデンハウス | みどり市大間々町大間々569-1 | 民営斎場 |
リスグランドメモリアル | みどり市大間々町桐原77-1 | 民営斎場 |
高松斎苑セレモニーホール | みどり市大間々町大間々741-1 | 民営斎場 |
みどり市とは
みどり市は群馬県の東部に位置する市です。2006年3月27日に新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併し、群馬県で12番目の市として誕生しました。市域の東西を桐生市に挟まれており、そのほか、伊勢崎市、太田市、沼田市、栃木県佐野市、鹿沼市などと隣接しています。みどり市は、「みどり豊かな自然のあふれる、美しい街並みの市にしてもらいたい」という市名の選定理由にあるように、豊かな自然と都市機能が融合している街です。また、歴史は古く、旧石器時代の遺跡「岩宿遺跡」が発掘されたことで、かなり昔からこの地に人が暮らしていたことがわかっています。近世になってからは足尾銅山の銅を運ぶ街道の宿場町として栄え、生糸の集散地としても発展していました。そのほか、みどり市には、「岩宿博物館」、「貴船神社」、「塔ノ沢の石造釈迦涅槃像(寝釈迦)」など観光資源が豊富で、市民の身近な交通手段「わたらせ渓谷鐵道」は、鉄道ファンから人気を集めています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、みどり市の総人口は51,470人。年間の死亡者総数は2,517人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,517人はほぼそのままみどり市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、みどり市では毎日6.9人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり6.9人というのは、単独で見れば多い数ではありませんが、桐生市斎場はみどり市だけでなく、桐生市の方も利用している斎場です。2市を合わせると1日あたり28.1人となりますから、予約が集中したときには不本意ながら火葬待ちとなることがあるでしょう。費用面で大きなメリットがある桐生市斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。みどり市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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