太田市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
太田市の斎場・火葬場
群馬県・太田市の方が利用する代表的な斎場としては、太田市斎場があげられます。
太田市斎場は、火葬室、大小式場、集会室を備える太田市唯一の公営斎場です。所在地は太田市浜町66番52号。交通アクセスは、東武伊勢崎線・太田駅から車で約6分となっています。本館には火葬炉6基のほか、告別ホール、炉前ホール、収骨室、大式場、小式場、ホール、集会室などがあり、待合・集会棟には待合室3室、集会室2室のほか、安置室が設けられています。式場の仕様を見ると、大式場(250席)は、一部を区切ることによって中式場(162席)として利用することができ、小式場に関しては126席設置できる広さです。そのほか、待合室のキャパシティーはいずれも48席で、集会室は、第1が62席、第2が約70名、第3、第5がいずれも約45名収容可能な広さです。また、太田市斎場では、集会室を利用して通夜・告別式を行うことが可能なため小規模なご葬儀にも対応できます。一方、大式場の前には広々とした大ロビーがあるため、会葬者が多いご葬儀にも余裕を持って対応することができます。
故人が太田市の住民の場合、火葬料は無料です。式場(1回3時間)は、大式場が46,300円、中式場が30,000円、小式場が23,600円で、いずれも祭壇の費用が含まれています。祭壇を利用しない場合は、大式場36,000円、中式場23,000円、小式場13,300円です。そのほか、待合室は無料で、集会室は1回3時間につき3,800円、安置室は24時間につき3,000円と、太田市民が利用しやすいリーズナブルな料金設定となっています。
※太田市斎場は太田市の住民ではない方も利用可能ですが、火葬料は30,000円(12歳以上)で、式場は、(1回3時間)は、大式場が92,700円、中式場が60,000円、小式場が47,300円となり、いずれも祭壇の費用が含まれています。なお、祭壇を利用しない場合は、大式場72,100円、中式場46,000円、小式場26,700円となります。そのほか、集会室は1回3時間につき7,600円、安置室は24時間につき6,100円で、待合室は無料で利用できます。
太田市斎場は、リーズナブルな料金設定と、ご家族だけのご葬儀から大規模なご葬儀まで幅広く対応できる環境が整っていることから、太田市民に最も人気がある斎場です。しかし一方で、利用者が多いために混み合うことがあり、予約するタイミングによっては火葬待ちとなることがあります。
そのほか、太田市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、桐生市斎場があります。太田市の中心地からは約13km、車で24分くらいの距離です。ただし、太田市民が利用する場合の火葬料は45,000円(12歳以上)と高く、式場も110,000円~180,400円という金額です。また、そのほかの料金もすべて桐生市民が利用するより割高で、太田市民にとっては太田市斎場より費用負担が大きくなってしまいます。移動距離もそれなりにあるため、太田市の方はできる限り太田市斎場を利用した方が良いでしょう。
太田市内にあるその他斎場
太田市斎場以外で、太田市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
太田駅前ホール | 太田市新島町970-3 | 民営斎場 |
太田駅前メモリードホール | 太田市新島町970-3 | 民営斎場 |
太田メモリードホール | 太田市新井町211-2 | 民営斎場 |
天国社シティーホール太田 | 太田市浜町66-55 | 民営斎場 |
アモート太田 | 太田市藤阿久町491-1 | 民営斎場 |
セレモ斎苑カイラス | 太田市西新町113-4 | 民営斎場 |
セレモ斎苑エトワール | 太田市浜町28-40 | 民営斎場 |
太田市新井町ホール | 太田市新井町211-2 | 民営斎場 |
アモート太田にしふじホール | 太田市藤阿久町492-1 | 民営斎場 |
メモリアル光彩 | 太田市下浜田町1000-1 | 民営斎場 |
太田市とは
太田市は群馬県の南部に位置し、伊勢崎市、桐生市、栃木県足利市、埼玉県熊谷市などと隣接しています。太田市は北関東随一の工業都市で、SUBARU(旧富士重工)の企業城下町として発展して来ました。その歴史を遡って見ると、この辺りには約3万年前の旧石器時代から人々が暮らしており、「太田天神山古墳」、「別所茶臼山古墳」など多くの古墳が発掘されています。また、江戸時代には大光院の門前町、日光例幣使街道の宿場町として栄えていました。近年の動向としては、2011年に北関東自動車道が全線開通して東北地方へのアクセスの利便性が向上し、2014年に東毛広域幹線道路(国道354号)、2016年に国道17号上武道路が全線開通して東京都心や埼玉県方面への交通利便性が急速に高まっています。太田市にはSUBARUの関連企業のほかに日野自動車新田工場など自動車産業に分類される事業所が多く、工業製品出荷額等は全国でも上位に位置する工業都市ですが、同時に観光地という一面もあり、「徳川氏発祥の地」と呼ばれる「世良田東照宮」や、徳川家康が創建した「金山大光院」などには古くから多くの観光客が訪れています。ちなみに、太田市出身の著名人には、三國連太郎(俳優)、TARAKO(声優)、岡部幸雄(元騎手)、斎藤佑樹(プロ野球選手)などがいます。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、太田市の総人口は209,441人。年間の死亡者総数は9,477人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者9,477人はほぼそのまま太田市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、太田市では毎日26.0人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり26.0人というのは、県内では上位に位置する多さです。また、太田市斎場では午前10時・午後1時・午後3時の計3回、各時間3体まで火葬が可能となっていますが、1日あたり9人が上限となりますから、希望する日程で予約することができず火葬待ちとなる可能性が高いでしょう。お住いの場所から近く、費用的にも大きなメリットがある太田市斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。太田市にお住まいの方もまた例外ではありません。
太田市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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