座間市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

座間市の斎場・火葬場

神奈川県・座間市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、広域大和斎場組合大和斎場があげられます。

大和斎場は、大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の４市で構成される広域大和斎場組合が運営する公営斎場です。所在地は大和市西鶴間8-10-8で、交通アクセスは、小田急線・鶴間駅、相模鉄道線・さがみ野駅から車で約5分です。斎場の運営時間は午前8時30分から午後５時までですが、予約は２４時間電話で対応しています。施設概要を見ると、火葬棟と式場棟に分かれており、火葬棟には火葬炉8炉、収骨室2室、待合室8室、安置室4室が設けられています。式場棟には収容人数が30人～120人の4タイプの式場があり、遺族控室、会葬者控室が併設されています。

大和斎場の使用料金をご案内します。火葬炉の使用料は 座間市を含む組織市内住民の場合10,000円です。組織市外の場合は50,000円と割高になります。式場（通夜から告別式まで）の使用料は、座間市民が利用する場合、第1，2，3式場は50,000円で、第4式場は30,000円となっています。組織市外の方はこの2倍の料金になります。そのほか、安置室は1日につき3,000円となっています。公営斎場ならではの金額設定ですので、座間市民にとっては是非とも利用したい斎場と言えるでしょう。

最寄駅から車で５分という距離にありますが、斎場周辺には、南鶴間いこいの森、緑の広場、泉の森などがあるため、閑静で緑豊かな環境となっています。また、大和斎場は、火葬場と葬儀式場が揃う総合斎場のため、その便利さもあり多くの座間市民に利用されています。宗派問わず利用することができ、仏式のほか、友人葬・正宗・神式・キリスト式の祭壇が常備されています。開設から30年以上経っているため、一部老朽化した設備もありますが、随時改修工事が行われているため、安心して利用できます。

そのほか、座間市の近くにある斎場・火葬場としては、相模原市営斎場があります。座間市の中心地から約7㎞という距離で、所在地は相模原市南区古淵5-26-1です。交通アクセスは、 JR横浜線・小淵駅から徒歩15分となります。相模原市が運営する公営葬場ですが、火葬場と葬儀式場ともに座間市民も利用可能です。ただし、料金には差があります。火葬料金は相模原市民が6,000円のところ、座間市民は54,000円となります。式場は、相模原市民が大式場50,000円、小式場40,000円で利用できるところ、座間市民は大式場75,000円、小式場60,000円とやや割高になります。

座間市内にあるその他斎場

大和斎場以外で、座間市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

座間市とは

座間市は、神奈川県の中央部に位置する市で、隣接する自治体は相模原市、大和市、厚木市、海老名市です。この辺りは、古くから八王子街道の宿場町として栄えていました。戦前までは農村地帯が多い土地でしたが、戦時中には陸軍士官学校、高座海軍工廠が設置され、軍都としての役割を担っていました。戦後、米軍によって陸軍士官学校は接収され、米軍座間キャンプとなり、昭和47年に一部が返還されて富士山公園となったものの、現在も米軍基地の街という側面を持っています。小田急線の開通によって都心へのアクセスが良くなり、現在はベッドタウン化が進む座間市ですが、市の人口は平成27年頃に減少へと転じたものの、平成29年には再び増加傾向を見せています。主な産業は、農業から工業へと転換し、過去には日産自動車の企業城下町として繁栄しました。しかしながら平成7年に日産自動車座間工場が閉鎖されてからは工業がやや衰退しています。座間市の特産品としては、やまといも、焼酎などがありますが、ご当地名物の菓子類も多数販売されています。また、座間市では町おこしの一環として「ひまわりまつり」を毎年開催しています。広場一面に咲くひまわりの花は、座間市の夏の風物詩となっています。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、座間市の総人口は127,408人。年間の死亡者総数は4,408人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者4,408人はほぼそのまま座間市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、座間市では毎日12.1人の方の火葬が行われている計算になります。

座間市の死亡者数は神奈川県のなかで13番目という順位で、１日あたり12.1人の方の火葬が行われているというのは少ない数ではありません。冒頭でご紹介した大和斎場は、座間市を含む4市の住民が利用するため、日程によっては1日のキャパを超えてしまうこともあります。また、組織市外の方も利用できることを考えると、予約が混み合うことも予想できます。座間市の近くには相模原市営斎場がありまずが、利用料金的には割高となってしまいます。このような環境から、公営斎場を活用して費用を抑えながらも納得の行くご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。座間市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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