春日部市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
春日部市の斎場・火葬場
埼玉県・春日部市の代表的な斎場・火葬場としては、埼葛斎場があげられます。
埼葛斎場は、春日部市・蓮田市・白岡市・杉戸町の3市1町で組織された埼葛斎場組合が運営する公営斎場です。所在地は春日部市内牧1431番地。交通アクセスは東武伊勢崎線・野田線・春日部駅からタクシーで約8分となります。駐車場は乗用車用70台分、マイクロバス用11台分、車いす使用者用4台分という広さのため自家用車等でのアクセスも可能です。斎場は火葬棟・待合棟・葬祭棟に分かれており、火葬棟には火葬炉8基、告別室4室、収骨室3室、霊安室1室があります。待合棟には待合室が8室あり、葬祭棟には式場1室、控室2室、清め室1室が設けられています。火葬炉は予備スペースが1基分あり、今後需要が増加すれば追加される可能性があります。
火葬料金は、春日部市民など組合に属する市町住民が利用する場合10,000円です。組合市町外居住者が利用する場合は60,000円となります。そのほか、春日部市民が利用する場合、待合室は1室7,000円で、霊安室は1昼夜2,000円となっています。式場は、通夜から告別式までを利用して仮泊無しの場合は50,000円になります。
平成19年4月にリニューアルオープンした埼葛斎場は、施設内に緑を多くし、周辺との調和にも配慮しています。火葬炉は8基稼働していますが、そのうち1基が超大型炉で、集塵機などの高機能設備を導入しています。また、待合室は約40席の洋室が8室あり、棟内に和室休憩室、喫煙室等を備えています。葬祭棟には50席葬儀式場に控室2室とお清め室が併設されています。
そのほか、春日部市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、越谷市斎場があります。春日部市の中心地からは約9㎞という距離で、交通アクセスは東武伊勢崎線・越谷駅から車で約15分です。越谷市斎場は越谷市が運営する公営斎場ですが、春日部市民も火葬場のみ利用可能です。火葬場を春日部市民が利用する場合80,000円(12歳以上)となります。式場は春日部市民が利用することはできません。
春日部市内にあるその他斎場
埼葛斎場以外で、春日部市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
櫻会館 | 春日部市西金野井339-5 | 民営斎場 |
北春日部会館 | 春日部市小渕1241 | 民営斎場 |
東冠メモリアル春日部 | 春日部市中央2-18-4 | 民営斎場 |
東陽寺 | 春日部市粕壁東2-12-20 | 民営斎場 |
あすかホール | 春日部市新方袋1160 | 民営斎場 |
春日部市とは
春日部市は埼玉県の東部に位置し、さいたま市、越谷市、白岡市、千葉県野田市などと隣接しています。市内各所に台地を有する地形で、下総台地と大宮台地が同一自治体内に存在する唯一の市です。このあたりには古代より人が暮らしており、市内では特に縄文時代の貝塚が多数発見されています。地理的特徴を詳しく見ると、市域には大落古利根川、隼人堀川、古墨田川などの多くの河川と黒沼、大池、薬師沼などの池沼があり、その恩恵を受けた米づくりが昔から盛んです。産業としては、製造業、小売業等が中心で、島忠、大塚家具などが市内で創業しています。かつては東京のベッドタウンとして人口が増加していた春日部市ですが、平成12年頃より減少傾向となっています。そのほか、春日部市の特徴を見て行くと、何といっても春日部を舞台にした漫画「クレヨンしんちゃん」があります。春日部市では平成16年の市制50周年記念事業の一環として、クレヨンしんちゃんの野原家の住民登録を実施しました。記念事業では主人公の野原しんのすけを市のイメージキャラクターに起用するなどしています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、春日部市の総人口は235,222人。年間の死亡者総数は9,300人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者9,300人はほぼそのまま春日部市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、春日部市では毎日25.48人の方の火葬が行われている計算になります。
春日部市の死亡者数は埼玉県のなかでは7番目で、1日あたり25.48人の方の火葬が行われているというのは非常に多い数です。冒頭で紹介した埼葛斎場では火葬炉を8基稼働させていますが、春日部市を含む組合に属する市町の方はもちろん、組合外の方も利用できる公営斎場です。そのため、日程によっては予約が困難なときもあります。近くには越谷市斎場がありますが、火葬料金がかなり割高です。これらのことから、公営斎場を活用し、費用を抑えながらも希望通りの日程で納得できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。春日部市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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