久喜市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
久喜市の斎場・火葬場
埼玉県・久喜市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、メモリアルトネがあげられます。
メモリアルトネは、久喜市・加須市・幸手市・宮代町で構成される広域利根斎場組合が運営する公営斎場です。所在地は加須市川口4-3-5で、交通アクセスはJR宇都宮線・東鷲宮駅からバス利用となります。乗用車150台分、マイクロバス5台分の駐車場を備えているためお車でのアクセスも可能です。斎場内には、火葬炉8基、焼香室、収骨室、霊安室に加え、葬儀式場として大式場(150席収容)、小式場(60席収容)があります。さらに待合施設には洋室4室、和洋室3室、和室3室の待合室があります。
火葬料金は、久喜市民が利用する場合10,000円(12歳以上)です。組合管外居住者の場合は50,000円となります。式場(3時間以内)は、大式場が60,000円、小式場が30,000円で、それぞれ時間超過した場合の料金は、大式場が1時間20,000円、小式場が1時間10,000円となっています。そのほか、待合室は1室3,000円、霊安室(24時間)は4,000円となります。
メモリアルトネは近代的な建築と最新の設備を導入し、地域住民が満足できるご葬儀を行うことができるよう開設されました。無機質な空間とならないよう樹木を豊富に植栽し、施設内にも中庭、水庭、内庭等を設け、利用者の心が和むよう配慮しています。また、待合施設のラウンジには更衣室と授乳室を設けるなど、細やかな心配りが嬉しい斎場です。
そのほか、久喜市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、上尾伊奈斎場つつじ苑があります。交通アクセスはJR・東大宮駅から車で約10分です。久喜市の中心地からは約10㎞という距離になります。上尾伊奈斎場つつじ苑は公益財団法人上尾市地域振興公社が管理運営する公営斎場ですが、火葬場、式場ともに久喜市民も利用できます。利用料金は、火葬場を久喜市民が利用する場合60,000円(15歳以上)となります。式場を通夜から告別式まで使用する場合、第1式場が120,000円、第2式場が150,000円、第3式場が210,000円となります。いずれも上尾市民(伊奈町民含む)が利用するよりかなり割高になりますので、久喜市民は費用面だけで考えればメモリアルトネを利用したいところでしょう。
久喜市内にあるその他斎場
メモリアルトネ以外で、久喜市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
久喜ホール | 久喜市本町6-14-23 | 民営斎場 |
久喜聖地ホール | 久喜市六万部232-1 | 民営斎場 |
銀杏ホール | 久喜市下清久360 | 民営斎場 |
久喜市とは
久喜市は埼玉県の東部に位置しており、加須市、幸手市、桶川市、鴻巣市などと隣接しています。市内には東北自動車道や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が通っており、JR宇都宮線、東武鉄道伊勢崎線・日光線の3路線が通るため、都心までは約50㎞の距離がありますが比較的アクセスが良く、ベッドタウン化している地域もあります。地理的特徴としては、市内に多くの河川が流れるほか用水も多く、さらに湖沼も多数あります。市の北東側に利根川、南西側に元荒川が流れており、昔は治水が大きな課題でした。豊富な水資源が利用できるため古くから米づくりが盛んで「コシヒカリ」のほか「彩のかがやき」を奨励品種として栽培しています。ほかにも、梨、イチゴ、そば、麦、キュウリなど多くの農産物が出荷されており、最近はそばの生産量が増えています。この辺りの歴史を調べると、江戸時代には日光街道の栗橋宿が栄え、その周辺を中心に商業が発達して行きました。久喜藩の城下町としても繁栄し、市内には昔ながらの趣を残す商店がいくつか残っています。市内には1519年に足利政氏が開いた甘棠院をはじめ多くの寺社があり、鷲宮神社は関東最古の大社と言われています。市の人口は平成17年国勢調査時の154,684人をピークとして減少傾向となっていますが、全国平均と比べて若い世代が多い街です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、久喜市の総人口は152,750人。年間の死亡者総数は6,305人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,305人はほぼそのまま久喜市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、久喜市では毎日17.27人の方の火葬が行われている計算になります。
久喜市の死亡者数は埼玉県のなかでは11番目で、1日あたり17.27人の方の火葬が行われているというのは多いと言えるでしょう。冒頭で紹介したメモリアルトネには火葬炉が8基ありますが、久喜市民だけでなく加須市・幸手市・宮代町の方も利用する公営斎場のため、予約が集中してしまうと、不本意なことですが火葬待ちとなることも考えられます。近くには上尾伊奈斎場つつじ苑がありますが、費用負担がかなり大きくなります。これらのことから、費用を抑えつつ希望する日程通りに納得できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。久喜市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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