毛呂山町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
毛呂山町の斎場・火葬場
埼玉県・毛呂山町の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、越生斎場があげられます。
越生斎場は、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町、鳩山町の1市3町で組織する構成される広域静苑組合が運営する公営斎場(火葬場)です。交通アクセスは、JR八高線・越生駅から車で約10分です。駐車場が、乗用車28台分、バス4台分ありますので、お車でのアクセスも便利です。施設概要は、火葬炉4基、小型火葬炉1基、告別ホール、炉前ホール、霊安室、収骨ホール、待合ホール、待合室となっています。越生斎場には葬儀式場が併設されていません。しかし、待合施設を利用して小規模なご葬儀ならば行うことができます。
越生斎場の火葬料金は、毛呂山町民など組合に属する市町の住民が利用する場合は10,000円(12歳以上)となります。それ以外の地域の方は80,000円です。待合室は、組合構成市町の住民の場合1室3,000円、霊安室は2日間で3,000円です。組合の1市3町に関しては霊柩車業務を行っています。利用料金は運行エリアごとに定められています。
越生斎場は森林に囲まれた静かな場所に立地しており、周囲を気にせず心穏やかにご葬儀が行える斎場です。建物はシンプルなつくりですが、施設内は簡素ながら機能的で、利用者が使いやすい環境が整えられています。現在、地域住民のニーズの高まりに応えられるよう、最新の設備を有する新生越斎場の建設工事が隣の敷地で進んでいます。
そのほか、毛呂山町に近い斎場・火葬場としては、広域飯能斎場があります。毛呂山町の中心地からは約7.5㎞の距離で、交通アクセスは西武池袋線・飯能駅からバス利用となります。こちらは広域飯能斎場組合が運営する公営斎場ですが、火葬場、葬祭場ともに毛呂山町民も利用可能です。火葬料は60,000円(12歳以上)となり、葬祭場の利用料は20,000円、通夜室の利用料は30,000円となります。そのほか、霊安室が4,000円です。待合室は基本的に無料ですが大待合室または待合室を2部屋利用する場合は5,000円となります。いずれも毛呂山町民が利用する場合の料金で、組合市町の方よりも割高ですが、比較的リーズナブルと言えるでしょう。
毛呂山町内にあるその他斎場
越生斎場以外で、毛呂山町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
毛呂山法要殿 | 入間郡毛呂山町岩井西3-5-3 | 民営斎場 |
高福寺 百花苑斎場 | 入間郡毛呂山町大字滝ノ入117 | 民営斎場 |
森の風家族葬ホール | 入間郡毛呂山町毛呂本郷211-2 | 民営斎場 |
毛呂山町とは
毛呂山町は埼玉県の南西部に位置し、飯能市、坂戸市、日高市などと隣接しています。都心からは50km圏内にありますが、町域には外秩父山地、岩殿丘陵など多くの自然が残っています。JR八高線、東武毛呂山線の沿線には宅地が多いのですが、特産品の柚子を生産する果樹園も多数あり、長閑な環境となっています。県立黒山自然公園や天覧山まで続く奥武蔵自然歩道などはハイキングコースにもなっており、多くの方が豊かな自然を楽しみに訪れています。この辺りの歴史を見ると、町内では約120ヶ所の遺跡が確認されるなど、古のころより人が暮らしていた土地です。人口は減少傾向となっていますが、町内に医科大学、専門学校などがあることから比較的若者が多く生活しています。産業としては農業が盛んで、柚子、リンゴ、鶏卵の生産量が多いようです。柚子は、「桂木ゆず」の銘柄で全国に出荷されています。町の名所・旧跡としては、国の重要文化財に指定される出雲伊波比神社、武蔵野寺、苦林野古戦場、毛呂氏館跡、武者小路実篤記念新しき村美術館などがあります。毛呂氏は中世、武蔵国入間郡毛呂郷の在地領主でした。毛呂山町の名は毛呂氏に由来していると思われがちですが、実際は毛呂の名は毛呂氏が領主となる前からあり、もともと藤原氏だった毛呂氏(藤原季清)がこの地に移り住んだのちに毛呂氏と名乗ったというのが真説のようです。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、毛呂山町の総人口は38,718人。年間の死亡者総数は1,783人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,783人はほぼそのまま毛呂山町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、毛呂山町では毎日4.88人の方の火葬が行われている計算になります。
毛呂山町の死亡者数は埼玉県内で21番目に少なく、1日あたり4.88人の方の火葬が行われているというのは目立つような数ではありません。しかし、冒頭で紹介した越生斎場は組合を構成する市町はもちろんのこと、坂戸市など近隣自治体の方も利用する公営斎場です。また、新斎場開設に合わせて坂戸市も組合に編入されることが決定しています。こういった状況から、予約が集中してしまった際には不本意ながら火葬待ちとなることもあり得るのです。費用負担を軽くしつつ日程も希望通りで葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。毛呂山町にお住まいの方もまた例外ではありません。
毛呂山町で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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葬儀についてもし気になることがありましたら、まずはお電話でご相談ください。葬儀の手順や進め方、サービスの項目や料金など、各葬儀社の担当が、どんなことでも誠意を持って対応いたします。