2017.12.18

納骨の時期や納骨式の費用、手順

納骨の時期や納骨式の費用、手順

納骨の時期

忌明けを節目にするのが一般的

納骨の時期には、「いつまでにしなければならない」という明確な決まりがなく、法律でも定められていません。
一般的には四十九日の法要当日に合わせて納骨する人が多いようです。親族に来てもらいやすいシチュエーションで、僧侶にも読経をあげてもらえるからというのが大きな理由と考えられます。同じように、百箇日法要や一周忌といった節目の法要や、お彼岸、お盆などに行うことも多いです。新しくお墓を建てる場合は2~3ヵ月時間がかかることもあるので、葬儀後に準備を始めても四十九日法要に間に合わせるのは難しいです。無理に準備せず、お墓の用意が整うタイミングに合わせて納骨してもいいでしょう。
とはいえ、納骨の時期には決まりがないので、家族の気持ちの整理がついたところで行うのが何よりです。

納骨式

納骨の際は、親族や僧侶を招き、納骨式を行います。僧侶や出席者と、石材店にも協力してもらう場合はそのスケジュールも抑え、準備しましょう。

  • 日時と場所を決める
  • 僧侶に依頼する
  • 石材店に刻字と納骨式の依頼をする
  • 納骨に必要な書類を準備する
  • 招待客に連絡
  • 供物の準備
  • 会食の準備
  • 引き出物の準備
  • 謝礼金の準備

日時と場所の決定

まずは納骨式を行う日取りと場所を決めます。法要と同じ日に行う場合は、土日を選ぶほうが招待する人も集まりやすい傾向にあります。法要の日取りも含めて、検討するといいでしょう。
納骨を行う場所は、菩提寺や霊園の納骨堂など、さまざまですが、墓地を管理している事務所がある場合は事前にその日に納骨式ができるかどうか、確認しましょう。

僧侶に依頼する

日時を決めると同時に、僧侶へ読経をあげてもらえるよう、依頼をしましょう。お盆やお彼岸といった時期や、土日によっては、予約が混み合う可能性があります。なるべく早めに相談するほうがベターです。
宗派によっては卒塔婆供養をすることがあります。必要であれば合わせてお願いしておきましょう。

石材店に依頼する

墓石に新しく戒名や名前を彫る場合は、石材店に依頼しましょう。日数がかかることもあるので、できれば2~3週間ほど余裕を見て頼むのがベターです。生前に赤色で名前を彫ってもらっている場合は、白く塗りなおしてもらいましょう。
納骨式のときも、自分たちで墓石を動かせそうになければ、石材店に来てもらいましょう。日取りが決まっていれば伝え、お願いしておきましょう。

必要な書類の準備

納骨には、遺骨埋葬許可証が必要です。遺骨埋葬許可証は、火葬許可証に「火葬執行済」と記載されたもののことです。ご遺体を火葬するとき火葬場に提出し、返却してもらった書類
霊園墓地を利用する場合は、お墓や納骨堂の使用名義人の書かれた使用許可証も用意し、印鑑と一緒に持参しましょう。

出席者への連絡

納骨式に来てもらう親族や参列者に日程の連絡をしましょう。法要と同じ日に行う場合は、法要の連絡をする際に合わせて伝えるといいでしょう。
連絡の方法は電話でもかまいませんが、身内以外の人を招待する場合は案内状を出すと丁寧です。

供物や小物の準備

納骨式を行うとき、お墓にお花や果物、お酒、お菓子などをお供えします。故人が好きだったお花やお酒、お菓子があれば用意しましょう。
お墓参りに必要な小桶なども必要であれば用意します。

会食や引き出物の準備

法要と合わせて納骨式を行う場合は、終わったあと会食の席を設け、引き出物を渡します。自宅や寺院であれば仕出し料理を依頼することが多いですが、近くのレストランや料亭を利用してもかまいません。
お店を利用する場合は、早めに日時と人数を伝え、予約しておきましょう。
納骨式だけを行う場合も、食事の場や引き出物を用意することがありますが、会食の席を設けなくても、お茶とお茶菓子程度の用意はしておくほうがいいでしょう。

謝礼金の準備

納骨式でお世話になる僧侶や石材店には、謝礼金を用意しておきましょう。僧侶にはお布施として渡します。卒塔婆をお願いする場合はその分も合わせて用意します。僧侶が会食を辞退する場合は御膳料、自宅や式場などに来てもらう場合はお車代も必要です。

納骨式の流れ

納骨式

納骨式はお墓の前で納骨を行うための儀式です。法要と合わせて行う場合は、法要のあとお墓へ移動し、納骨式を執り行います。

  1. 読経
  2. お焼香
  3. 遺骨を納める
  4. 卒塔婆供養
  5. 会食

納骨式では、墓前で僧侶が読経をあげ、参列者はお焼香を行います。お焼香は、宗派によっては行わないこともあります。
お焼香のあと、お墓の納骨室のフタを開け、遺骨を納めます。フタを閉じたあと、宗派によっては卒塔婆を建てます。持参した供物も供えます。納骨室のフタの開閉は、自分たちで行うのが難しければ、石材店にしてもらいましょう。
その後、会食の席へと移動し、僧侶や参列者をもてなします。僧侶が会食を辞退した場合は、お布施や御膳料などを渡し、お礼を伝えましょう。

納骨式にかかる費用

数万円~10万円程度準備しておこう

納骨式を行う場合、お布施や石材店に支払う料金など合わせて、数万円から10万円ほどかかるのが一般的です。ただし、どこに納骨するかや寺院、石材店によって全体の金額は異なります。お布施や石材店への謝礼金などについて、分からない場合は直接尋ねるか、周りの年配の人などに相談してみてください。

お布施30,000~50,000円

法要や墓石の開眼法要と合わせて行う場合は合わせた分を包むことが多いです。
卒塔婆をお願いする場合は、別途2,000~5,000円ほど必要になります。

石材店

刻字料 お墓に新しく戒名や没年などを彫る場合に支払います。刻字料については30,000~50,000円であることが多いです。納骨するときに納骨室のフタを開け閉めする手伝いをしてもらう場合は、作業として15,000~30,000円ほどが必要ですが、自分たちで行う場合は不要です。
刻字料や作業代は石材店に事前に確認しましょう。

式場を借りる場合の費用

自宅以外に、霊園の法要室、式場などを借りる場合は、使用料がかかることがあります。10,000~30,000円ほどであることが多いです。寺院で行う場合も必要になることがあるので、事前に聞いておきましょう。

納骨は故人・遺族にとって大切な節目のタイミング

納骨をすることは、故人にとっては安らかに眠れる場所を得ることであり、遺族にとっても気持ちの区切りになることといえます。
納骨をするタイミングは人それぞれなので、焦って行う必要はありません。ですが、行うとなれば大切な節目が良いものになるよう、しっかりと準備をして迎えたいものです。

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