流山市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

流山市の斎場・火葬場

千葉県・流山市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、ウイングホール柏斎場があげられます。

ウイングホール柏斎場は、流山市のほか柏市・我孫子市の３市で構成する東葛中部地区総合開発事務組合が運営する公営斎場です。所在地は柏市布施281番地の1で、交通アクセスは、JR常磐線・柏駅、北柏駅からバス利用となっています。駐車場が乗用車108台分、マイクロバス5台分あるため、お車でのアクセスも可能です。こちらの斎場では火葬業務のほか、霊柩車業務と式場貸出業務を行っており、火葬炉9基のほか、待合室９室、告別室２室、収骨室３室、告別式場２室、式場控室２室、遺族控室２室を有しています。また、霊柩車業務を行うため、洋型の霊柩車を保有しています。

火葬料金は、流山市など組合に属する3市の市民の場合4,600円（15歳以上）です。それ以外の場合は82,500円となります。葬儀式場の利用料金（組合市民）は、大式場が115,000円、小式場が77,000円です。付随する祭壇は一式15,400円となっています。そのほか、霊安室は１日6,200円、霊柩自動車は1回11,000円です。

ウイングホール柏斎場は平成7年11月に開設して以来、厳粛ななかにも明るい近代的な施設を目指し、管理運営して来ました。ご葬儀の場にふさわしい尊厳さを持ちつつ、最新の技術を導入して安全な運営を行っています。明るい空間となるよう施設内においては採光性に優れた環境を整え、待合ロビーにはソファーを多数配置し、落ち着いて過ごせるよう配慮しています。

そのほか、流山市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、三郷市斎場があります。埼玉県三郷市茂田井15番地にあり、流山市の中心地からは約3.9kmの距離という近さです。交通アクセスは、JR武蔵野線・三郷駅から車で約5分となっています。火葬料は、三郷市民が5,000円（12歳以上）のところ、流山市民が利用する場合は80,000円と割高になります。また、式場と安置室は、三郷市民の葬儀等を行う場合のみ使用可能なため、流山市民はお通夜と告別式を行う葬儀式場を別途確保する必要があります。

流山市内にあるその他斎場

ウイングホール柏斎場以外で、流山市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

流山市とは

流山市は千葉県の北西部に位置し、東葛地域に属する市です。隣接する自治体は、松戸市、柏市、埼玉県三郷市などです。都心へのアクセスの良さから東京都特別区部への通勤率は33.5%（平成22年国勢調査）という高い割合となっています。地理的には市の西境を江戸川が流れ、対岸は埼玉県です。かつては江戸川と利根運河を利用した水運で繁栄し、みりんの製造が盛んな土地でした。1970年代までに流鉄流山線、野田線、武蔵野線が開通し、住宅開発が進みましたが、2005年につくばエクスプレスが開通してからは各路線との接続が良くなり、流山おおたかの森駅が新しい拠点として整備されています。市の人口の推移を見ると、平成27年頃から増加率が大きく上昇し、現在も増加傾向を維持しています。市では、｢都心から一番近い森の街｣を目指し、生活環境を整えているため、県外からの転入者も増加しています。東京のベッドタウンとしての側面が強いため、主だった産業はありませんが、昔から盛んなみりん製造は今も市内で続けられており、キッコーマンの子会社の本社があります。流山市は幕末期には新選組が本陣を置き、近藤勇と土方歳三の離別の地として知られています。新興住宅地が多い流山市ですが、呉服新川屋など幕末期から続く商家や建物もいくつか残っています。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、流山市の総人口は162,433人。年間の死亡者総数は5,640人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者5,640人はほぼそのまま流山市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、流山市では毎日15.5人の方の火葬が行われている計算になります。

流山市の死亡者数は千葉県のなかでは11番目となる数で、１日あたり15.5人の方の火葬が行われているのは少ない数ではありません。冒頭で紹介したウイングホール柏斎場は組合に属する3市の市民はもちろんのこと、、それ以外の地域の方も利用可能な公営斎場です。そのため、日程によっては予約が集中して取りにくいことも考えられます。流山市の近くには三郷市斎場がありますが火葬料はかなり割高になります。こういった状況を踏まえ、費用を抑えつつも日程的にも希望通りで満足できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。流山市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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