東陽寺での葬儀・家族葬を行う前に
東陽寺の特徴
松尾芭蕉の宿泊地として知られる東陽寺の葬儀式場
東陽寺は、埼玉県春日部市にある曹洞宗の寺院です。
国道4号線と県道2号線が交差する一画にあり、本堂へと続く石造りの立派な階段が印象的です。日本の古典において代表的な存在である「おくの細道」の旅で、松尾芭蕉が宿泊した寺院としても伝えられており、山門脇には「伝芭蕉宿泊地」と彫られた石碑が建てられています。また、本堂の階段横には、曽良の日記の一節「廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里余」という文が刻まれています。
東陽寺では客殿にて葬儀を行うことが可能で、宗旨宗派を問わずご利用いただけます。通夜後の会食や宿泊にも対応している使い勝手の良い寺院斎場ですが、火葬炉は併設していないため最寄りの埼葛斎場組合斎場などに移動する必要があります。
最寄り駅から徒歩またはバスでアクセス可能。家族葬や小規模な葬儀に最適
東武スカイツリーライン・東武野田線 春日部駅東口から出て約15分と徒歩圏内ではありますが、寺院前にバス停があるため東口からイオンモール春日部前行きのバスに乗車しても便利です。
東陽寺での葬儀は、通常は1階客殿(お座敷・30名収容)を使用しますが、状況によっては本堂を使用できる場合もあるのでご相談ください。また、1階の15畳の和室はお清め室兼遺族控室として利用することができます。
東陽寺の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
東陽寺にはご遺体を安置できる部屋を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
東陽寺で対応できる葬儀形式
仏式であれば宗派を問わず利用が可能。音楽葬には非対応
東陽寺は曹洞宗の寺院ですが、仏式であれば宗旨宗派を問わず葬儀を行うことができます。楽器類の持ち込み及び演奏を行う音楽葬については許可されないようです。
東陽寺への宿泊
通夜終了後に宿泊が可能。寝具類は別途手配が必要
東陽寺は、お通夜の後、1階和室に宿泊することができます。ただし、寝具類は常備していないため、貸布団等の手配が必要です。また、宿泊できる人数は数名程度に限られているため、遠方からお越しのご親族が多い場合は、近隣の宿泊施設の手配をおすすめします。
東陽寺での火葬
最新設備を採り入れた公営の火葬場まで車で約10分
東陽寺には火葬場はありません。そのため、葬儀を執り行った後は最寄りの火葬場へ移動することになります。
東陽寺から車で10分程の移動が便利な場所に公営の埼葛斎場組合斎場があり、そちらを利用される方が多いようです。環境に配慮した最新型の集塵機を取り入れた火葬場で、使用料は市町外居住者が60,000円のところ、市町内居住者は10,000円で使用できるというメリットがあります。
東陽寺の立地・アクセス
最寄り駅から徒歩約15分、バスでのアクセスも可能
東陽寺へのアクセスは、電車・バスの利用が便利です。公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合はハイヤー・マイクロバスで参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
東陽寺の最寄り駅・停留所は以下の2つです。
- 東武スカイツリーライン・東武野田線「春日部駅」東口から徒歩15分
- 朝日バス「一宮交差点」停留所下車すぐ
春日部駅東口から出てまっすぐに進み、公園橋(西)信号を右に曲がります。直進すると、一宮交差点の手前に東陽寺の山門があります。
バスを利用する場合、朝日バス(春日部駅東口~関宿中央ターミナル・はやま工業団地・境車庫)に乗車し、「一宮交差点」で下車するとすぐ目の前が東陽寺です。
自動車でのアクセス
東陽寺へ自動車で向かう場合、国道16号線から向かいます。
- 野田・柏方面から向かう場合:国道16号線を岩槻・大宮方面へ直進。小渕信号を左折、橋を渡り一宮信号手前が東陽寺。
- 岩槻方面から向かう場合:国道16号線を柏・野田方面に直進。小渕信号を右折、橋を渡り一宮信号手前が東陽寺。
駐車場
東陽寺の境内に、約10台分の駐車スペースがあります。葬儀は1日1件のみしか行われないため家族葬の場合は充分なスペースと言えますが、ある程度の参会者が訪れる場合は混み合って停められない可能性があります。できるだけ公共交通機関を利用するか、参会者乗り合わせで少ない台数で向かうことをおすすめします。