喜多院 斎霊殿での葬儀・家族葬を行う前に
1,200年近くの歴史と伝統を誇る知名度の高い寺院斎場
喜多院 斎霊殿は、埼玉県川越市にある天台宗の名刹「喜多院」が運営する葬儀斎場です。
喜多院の正式名は星野山無量寿寺喜多院と称し、1,200年近くの歴史を持つ川越市はもとより埼玉県を代表する格式ある寺院です。江戸の三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの客殿や書院をはじめ、多くの国重要文化財・県指定有形文化財などを有しています。境内には日本三大羅漢の一つとして知られる538体もの五百羅漢の石像が鎮座し、一体一体が喜怒哀楽を表した様々な表情を浮かべており観光客からも人気を集めています。また、11月中旬から12月上旬にかけて境内の紅葉が一斉に色づき、紅葉散策を兼ねて多くの参拝者が訪れます。
山門から喜多院前通りに沿って150m程離れた場所に立派な建物の葬儀斎場「斎霊殿」があり、川越市内でも数少ない200名以上の大規模葬にも対応しています。斎霊殿には火葬施設を併設していないため、火葬の際には「川越市斎場」に移動する必要があります。
最寄り駅から徒歩またはタクシーでアクセス可能。家族葬から大型葬まで幅広く対応
喜多院 斎霊殿へのアクセスは、西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分、JR川越線・東武東上線「川越駅」より徒歩約20分です。徒歩だとやや距離があるため、タクシーの利用がおすすめです。斎霊殿の裏の墓所には、発明家の高林謙三、清河八郎と親交の深かった西川練造の墓があることでも知られています。
斎霊殿の前に30台程の駐車スペースがあるほか、山門の右側には133台収容可能の有料駐車場を完備しており、自動車での来場も便利です。
式場は約200席まで収容が可能で、小規模な家族葬から大型葬まで幅広く対応しています。1日1組のみの利用となるため、周囲を気にすることなくゆっくりと故人をお見送りすることができます。
喜多院 斎霊殿の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
喜多院 斎霊殿にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
喜多院 斎霊殿で対応できる葬儀形式
仏式の葬儀に限り利用が可能。音楽葬には非対応
喜多院 斎霊殿では、仏式に限り葬儀を行うことができます。ただし、宗派は問いません。また、楽器類の持ち込み及び生演奏による音楽葬は行うことができません。
喜多院 斎霊殿への宿泊
通夜の晩のみ宿泊可能。大人数の場合はホテルの手配がおすすめ
喜多院 斎霊殿は、お通夜の晩のみ、遺族控室にて宿泊することができます。ただし、宿泊できる人数は数名程度に限られるため、遠方から多数のご親族が訪れる場合は近隣のホテル等に宿泊することをおすすめします。
喜多院 斎霊殿での火葬
近くに火葬場があるため移動にかかる負担が最小限
喜多院 斎霊殿には火葬を行う施設を併設していないため、市内の公営火葬場「川越市斎場」に移動することになります。
川越市斎場は平成29年に新築移転した綺麗な施設で、喜多院 斎霊殿から車で6~7分とご遺族・参列者の移動にかかる負担も最小限で済みます。心落ち着く柔らかな色を基調とした建物で、明るく開放的な雰囲気の中で静かに故人をお見送りすることができます。川越市民は無料で使用できることも大きなメリットと言えるでしょう。
喜多院 斎霊殿の立地・アクセス
最寄り駅からタクシーの利用がおすすめ
喜多院 斎霊殿は、最寄り駅から徒歩またはタクシーでアクセスが可能です。
公共交通機関でのアクセス
喜多院 斎霊殿の最寄り駅は、以下の2つです。
- 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分
- JR川越線・東武東上線「川越駅」より徒歩約20分
本川越駅からは東照宮中院通りを、川越駅からは八幡通を経由して東照宮中院通りを進みます。両駅ともに斎場まで徒歩で向かうと距離があるため、タクシーを利用することをおすすめします。
自動車でのアクセス
喜多院 斎霊殿へ自動車で向かう場合、関越自動車道を利用すると便利です。
- 関越自動車道から向かう場合:川越ICで下車し、国道16号線を川越駅方面へ進む。脇田新町信号を右折し、道なりに直進。川越警察署前信号を過ぎた後、国道254号線に合流し、1つ目の信号を左折。次の信号から喜多院門前通りに入ると左側に喜多院 斎霊殿。
駐車場
喜多院 斎霊殿前に約30台分無料駐車場のほか、山門右側に133台分の有料駐車場を完備しています。家族葬など比較的小規模な葬儀の場合は充分なスペースと言えますが、参会者多数の大型葬を行う場合は停められない可能性もあります。できるだけ公共交通機関を利用するか、乗り合わせて少ない台数で向かうことをおすすめします。