行田市斎場での葬儀・家族葬を行う前に
行田市斎場の特徴
式場と火葬場を併設した利便性の良い公営斎場
行田市斎場は、埼玉県行田市にある公営斎場です。
昭和53年に建設された行田市斎場は、老朽化に伴い耐震性を考慮した施設全体の改修工事を行い、平成26年に新式場棟が完成しました。新式場棟はバリアフリー構造、多目的トイレなどを完備し、どなたでも利用しやすくゆっくりとお見送りができる施設となっています。式場と火葬場を敷地内に併設しているため、お通夜・告別式から火葬までを移動することなく行うことができ、利便性の良さと充実した設備が人気の斎場です。
行田市が運営する斎場ですが、行田市民に限らず式場・火葬場共にどなたでもご利用いただけます。ただし、使用料は異なり、故人または葬儀を執行される方が行田市民の場合は市民料金が適用され、リーズナブルな価格で利用することができます。また、霊安室に関しては、火葬室の利用の許可を受けたときに限り使用することが可能です。
駅から距離があるためタクシーの利用が便利
行田市斎場へのアクセスは、最寄り駅から距離があるためタクシーを利用することをおすすめします。秩父鉄道「行田市駅」からタクシーで約7分、JR「吹上駅」からだと約10分です。駐車場は約85台分のスペースを完備しているため、お車でお越しの場合も安心です。
館内には、70席収容の第一式場、第二式場の2部屋があるほか、約20名収容の遺族控室(待合室)、法要ホールなども完備しています。式場の利用時間は、通夜が17時~20時、告別式が9時~16時30までとなっています。原則として、式場と法要ホールはセットでのご利用となります。
行田市斎場の安置施設(霊安室)
行田市斎場で火葬を行う場合に限り霊安室の利用が可能
行田市斎場には霊安室を完備しており、住宅事情等によりご自宅での安置が困難な場合は、遺体保冷庫を利用することができます。利用料は24時間4,000円、超過の場合は6時間毎に1,000円がかかります。なお、霊安室の利用は、火葬室の利用許可を受けた場合に限ります。
行田市斎場で対応できる葬儀形式
宗教・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
行田市斎場は、仏教・神道・キリスト教および無宗教形式を含め、すべての宗教・宗派の葬儀で利用できます。式場には簡素な葬儀ができる程度の仏具は用意してありますが、花祭壇など持ち込むことも可能です。また、周囲の利用者への配慮から楽器類の持ち込みや使用は許可されておらず、生演奏による音楽葬を行うことはできません。
行田市斎場への宿泊
宿泊希望のご親族はホテルの手配がおすすめ
行田市斎場には宿泊設備は完備しておりませんが、お通夜後にご遺体への付添いが必要です。大人数の宿泊には対応していないため、遠方からお越しのご親族で宿泊を希望される方が多い場合は、ご自宅での対応または近隣のホテルを手配することをおすすめします。
行田市斎場での火葬
敷地内に火葬室を完備。移動にかかる手間や経済的負担を軽減
行田市斎場には火葬室が併設されており、火葬時刻は9時30分、10時、10時30分、12時30分、13時、13時30分の計6回です。行田市民以外の方は、9時30分、10時、13時30分の時間帯しか利用できませんのでご注意ください。
行田市斎場は火葬室と式場が同じ敷地内にあるため、通常は火葬場までの移動にかかるマイクロバス等の費用や、参列者の手間や負担が軽減されることが大きなメリットと言えるでしょう。お住まいの地域に関わらずどなたでも利用することができますが、利用料は行田市内にお住まいの方は7,000円(12歳以上)、その他の市町村にお住まいの方は50,000円(12歳以上)です。
行田市斎場の立地・アクセス
2つの路線・駅からアクセスが可能
電車の駅から距離がありますので、参会者乗り合わせでタクシーの利用がおすすめです。
公共交通機関でのアクセス
行田市斎場の最寄り駅は、以下の2つです。
- 秩父鉄道「行田市駅」からタクシーで約7分
- JR「吹上駅」からタクシーで約10分
自動車でのアクセス
行田市斎場へ自動車で向かう場合、東北自動車道などから向かいます。
- 東北自動車道から向かう場合:加須ICで下車、国道125号線を行田市方面へ進む。多門寺信号から加須市内方面へ曲がり、しばらく直進。藤原町一丁目信号を左折し、長野信号を左折。野合新橋信号を左折し、右側の行田市斎場入口の看板から入る。
駐車場
敷地内に、約85台分の駐車場を完備しています。充分な駐車スペースを用意していますが、駅から距離があるため自動車で来場する参会者も多く、駐車場内も混雑する可能性があります。自動車を利用する場合は、できるだけ参会者乗り合わせのうえ少ない台数で向かうことをおすすめします。