聖苑香澄斎場での葬儀・家族葬を行う前に
聖苑香澄斎場の特徴
稲敷市・美浦村が運営する自然豊かな地にある公営斎場
聖苑香澄斎場は、茨城県稲敷市にある公営斎場です。
稲敷市と美浦村の1市1村で構成される江戸崎地方衛生土木組合が運営する施設で、通夜・告別式を行う式場と火葬場が同じ施設内にあるという利便性の良さが人気です。天候に左右されることなくスムーズにご遺族やご参列者の移動が行えるほか、マイクロバス等の費用を削減できることも大きなメリットと言えるでしょう。施設の周辺は見渡す限り田園が広がる緑豊かな自然に恵まれており、静かに故人様をお見送りできる環境が整っています。稲敷市・美浦村が運営する施設ですが、火葬施設・式場・待合室はお住まいの地域に関わらずどなたでも利用することができます。ただし、故人または申請者が稲敷市・美浦村以外にお住まいの場合は、使用料が割高になります。ご利用に際しましては、個人の方は電話又は窓口にて空き状況を確認のうえ申し込むか、葬祭業者にご依頼ください。
駅からタクシーで約20分。自動車での来場が便利
聖苑香澄斎場へのアクセスは、JR成田線「下総神崎駅」からタクシーで20分ほどかかり、公共交通機関でお越しの場合はやや不便な場所にあります。自動車を利用する場合は、圏央道「稲敷東」から約15分とアクセスが良く、131台分の大型駐車場を完備しているため参列者が多い場合も安心です。
斎場部門には144名収容の第一式場、84名収容の第二式場を完備しており、第一・第二式場を併せて使用(228人収容)することも可能です。待合室については、1室54名又は36名収容のお部屋を用意しており、2室通しでの使用は90名まで対応が可能です。会食や仮眠は待合室を利用することになります。式場の使用時間は、通夜が午後9時、仮眠通夜が午後9時から翌日午前9時、葬儀・告別式が午前9時から午後4時となっています。
聖苑香澄斎場の安置施設(霊安室)
斎場内に霊安室を完備
聖苑香澄斎場には霊安室を完備しており、住宅事情や諸事情によりご自宅にご遺体を安置することが困難な場合、通夜・告別式または火葬までの間利用することができます。使用料は、24時間につき関係市村内住民が5,000円、その他の地域にお住まいの方が20,000円となります。ただし、関係市村以外にお住まいの方は、聖苑香澄斎場で火葬を行う場合に限り霊安室の利用が可能です。また、病院等からの搬送につきましては、葬祭業者にご依頼ください。
聖苑香澄斎場で対応できる葬儀形式
宗教・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
聖苑香澄斎場の式場は宗教・宗派を問わず、無宗教形式を含めすべての葬儀に利用することができます。祭壇につきましては、仏式・神式・正宗式・キリスト教式を用意しています。楽器の演奏等による音楽葬については、周囲の利用者への配慮が必要なため許可されないでしょう。
聖苑香澄斎場への宿泊
通夜の晩に10名程度まで仮眠が可能
聖苑香澄斎場は、通夜の晩に待合室にて10名程度まで仮眠することができます。浴室も完備しており、故人様のそばで快適にお過ごしいただけます。ただし、寝具類は備え付けていないため、売店で貸布団の手配が必要です。また、式場内のろうそくの使用は午後9時までとなっているため、夜間にお線香をあげることはできません。
聖苑香澄斎場での火葬
関係市村内住民はリーズナブルな料金で火葬が可能
聖苑香澄斎場の火葬棟には、火葬炉4基を完備しています。
お住まいの地域に関わらずどなたでも利用することができますが、利用料は関係市村内(稲敷市・美浦村)にお住まいの方は10,000円(15歳以上)、その他の市町村にお住まいの方は50,000円(15歳以上)となります。火葬時間は、午前が9時・9時30分・10時・10時30分・11時、午後が0時30分・1時・1時30分・2時・3時です。式場を使用する場合は、午前9時・午後3時の火葬はできませんのでご注意ください。
聖苑香澄斎場の立地・アクセス
最寄り駅からタクシーでアクセスが可能
聖苑香澄斎場へのアクセスは、駅からタクシーを利用します。
公共交通機関でのアクセス
聖苑香澄斎場の最寄り駅は、下総神崎駅です。
- JR成田線「下総神崎駅」からタクシーで約20分
タクシーを利用すると片道4,000円程度かかるため、乗り合わせて向かうことをおすすめします。
自動車でのアクセス
聖苑香澄斎場へ自動車で向かう場合、圏央道を利用すると便利です。
- 圏央道を利用する場合:「稲敷東IC」で下車、突き当りの信号を右折。県道5号線と交わる交差点を右折、幸田信号を左折して道なりに進み、大杉神社前信号を右折。約3km進み須賀津北信号を右折し、約600m進むと聖苑香澄斎場入口。
駐車場
聖苑香澄斎場には、131台分の駐車場を完備しています。充分なスペースを用意していますが、自動車で訪れる参列者が多い場合は混雑して停められない可能性もあります。できるだけマイクロバスや公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合は乗り合わせのうえ少ない台数で向かうことをおすすめします。