行方市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
行方市の斎場・火葬場
茨城県・行方市の方が利用する代表的な斎場としては、霞ヶ浦聖苑があげられます。
霞ヶ浦聖苑は、行方市、鹿嶋市、潮来市、神栖市、鉾田市の5市で構成される鹿行広域事務組合が運営する公営斎場(火葬場)です。霞ヶ浦聖苑には火葬炉5基のほか、エントランスロビー、待合ロビー、おわかれ室、炉前ホール、待合室、収骨室、霊安室などがあり、広々としたエントランスホールは美しい石張りで荘厳さを感じる落ち着いた雰囲気となっています。所在地は茨城県行方市手賀4339-39。交通アクセスはJR・高浜駅から車で約30分です。なお、おわかれ室で故人との最後のお別れをすることができますが、通夜・告別式等を執り行うことはできません。ご葬儀に関しては別途民間の斎場を利用することになります。
霞ヶ浦聖苑は、故人または申請者(葬儀を執行する者)が上記5市の住民の場合、火葬料は8,000円(13歳以上)となります。そのほか、待合室は1室5,000円、霊安室は1回
24時間以内で5,000円です。待合室で精進落としの会食を行う場合、お料理等に関しては斎場内の売店にて手配することになります。売店で弁当や寿司等も手配できますが事前申し込みが必要です。※飲食物の持ち込みは禁止。
※霞ヶ浦聖苑は組合構成自治体以外の住民の方も利用可能ですが、火葬料は50,000円(13歳以上)、待合室は10,000円、霊安室は20,000円となります。
霞ヶ浦聖苑は行方市民にとって利用しやすい価格設定で、清潔感がありとても綺麗な斎場(火葬場)のため利用者が多く、時期によっては予約が取り難いときがあります。混み合っているときには希望の日程で予約が取れず、残念ながら数日待たされることもあるでしょう。
そのほか、行方市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、鹿嶋斎苑があります。交通アクセスはJR鹿島線・鹿島神宮駅から車で約15分。行方市の中心地からは約11km、車で15分くらいの距離です。鹿嶋斎苑は鹿嶋市が運営する公営斎場ですが、行方市民も利用可能です。ただし、その場合の火葬料は50,000円(13歳以上)となります。鹿嶋斎苑には火葬場のほかに通夜・告別式を行う式場があり、行方市民が利用する場合、使用料は3時間で46,200円。夜間が92,500円です。そのほか控室、待合室等も鹿嶋市民よりも高い料金設定となっています。費用負担は増えますが、火葬場と式場を併設しているため移動の負担がないという便利さがあります。霞ヶ浦聖苑が混み合っているときには鹿嶋斎苑も選択肢の一つになるでしょう。
行方市内にあるその他斎場
霞ヶ浦聖苑以外で、行方市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
永作会館 | 行方市石神619-6 | 民営斎場 |
霞ヶ浦セレモニーホール | 行方市玉造甲3518-8 | 民営斎場 |
JA祭典なめがた中央ホール | 行方市手賀4338-37 | 民営斎場 |
セレモニーホール鳳泉 | 行方市小貫2661-4 | 民営斎場 |
さがみ典礼行方ホール | 行方市浜1983-1 | 民営斎場 |
行方市とは
行方市は茨城県の南東部、鹿行地域に位置する市です。2005年9月2日に行方郡の麻生町・玉造町・北浦町が合体して発足されました。東は北浦、西は霞ヶ浦という二つの大きな湖に挟まれる独特の環境で、隣接する自治体は、潮来市・鉾田市・小美玉市・かすみがうら市・鹿嶋市です。行方市では昔から霞ヶ浦を漁場とする漁業が盛んで、ワカサギやシラウオが名物です。また、農業、畜産業も同じように盛んで、いちご、水菜、キャベツ、さつまいもなどが市内各地で生産されるほか、肉質が柔らかくジューシーな「美明豚」が特産品となっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、行方市の総人口は36,772人。年間の死亡者総数は2,622人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,622人はほぼそのまま行方市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、行方市では毎日7.2人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり7.2人という数は、他の市町村と比べても少ない方ですが、市内にある唯一の火葬場「霞ヶ浦聖苑」は行方市だけでなく鹿嶋市、潮来市、神栖市、鉾田市の住民が利用する斎場です。火葬炉5基という規模を考えると予約するタイミングによっては混雑が理由で火葬場の利用を待たされる可能性があります。費用的なメリットが大きい霞ヶ浦聖苑を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。行方市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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