筑西市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
筑西市の斎場・火葬場
茨城県・筑西市の方が利用する代表的な斎場としては、きぬ聖苑があげられます。
きぬ聖苑は、筑西市、結城市、桜川市の3市で組織する筑西広域市町村圏事務組合が管理運営している公営斎場です。所在地は茨城県筑西市下川島655-1。交通アクセスは、JR水戸線・川島駅から車で約5分です。施設概要を見ると、火葬場には火葬炉6基のほか炉前ホール、収骨室などがあり、式場は108名収容可能な広さで、通夜から葬儀、忌中払いまで行える環境が整えられています。また、式場には和室の通夜室が2室あり、通夜振舞いや仮眠のためのお部屋として利用することができます。そのほか、待合室は6室あり、お茶の接待用に茶器等が用意されています。
故人または申請者(葬儀を執行する者)が上記3市の住民の場合、火葬料は5,000円(12歳以上)となります。式場は、3時間で25,000円、以降1時間につき7,000円で、通夜室は3時間で3,000円、以降1時間につき1,500円。待合室は1室につき2時間5,000円となっており、霊安室は1棺24時間まで4,000円で、以降1時間につき500円と、いずれもリーズナブルな価格設定です。
※きぬ聖苑は筑西市、結城市、桜川市の住民ではなくても利用可能ですが、火葬料は50,000円(12歳以上)となり、式場は3時間100,000円、以降1時間ごとに30,000円。通夜室は3時間20,000円、以降1時間ごとに5,000円となり、待合室は1室2時間10,000円で、霊安室は1棺24時間25,000円と、上記3市の住民より高い料金設定となっています。
きぬ聖苑は筑西市を含む組織内住民にとって利用しやすい価格設定で、通夜から告別式まで一貫して行える環境が整っていることから人気を集めています。しかし一方で、3市の住民から予約が入るため、時期やタイミングによっては火葬待ちとなる可能性があります。
そのほか、筑西市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、下妻地方広域事務組合が運営するヘキサホール・きぬがあります。筑西市の中心地からは約18km、車で30分くらいの距離です。ヘキサホール・きぬを筑西市民が利用する場合、火葬料は50,000円(大人)となります。式場は、大斎場が2時間以内で50,000円、小斎場が40,000円で、通夜後に仮眠室として利用する場合の使用料はいずれも40,000円です。そのほか、安置室は1棺1時間につき1,000円で、火葬で利用する際は待合室が無料となっていますが、それ以外の場合は2時間20,000円です。こういった条件を考えると、筑西市民はできる限りきぬ聖苑を利用した方が良いでしょう。
筑西市内にあるその他斎場
上記以外で、筑西市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
メモリアルプラザ天照閣 | 筑西市外塚71-2 | 民営斎場 |
セレモード天照 | 筑西市大字結城4316 | 民営斎場 |
ファミール天照 | 筑西市外塚65-2 | 民営斎場 |
葬祭会館 蓮華 玉戸 | 筑西市玉戸1012-25 | 民営斎場 |
葬祭会館 蓮華 門井 | 筑西市門井1428-1 | 民営斎場 |
たまど天照 | 筑西市玉戸1087-17 | 民営斎場 |
はこもりホール | 筑西市藤ケ谷1066-2 | 民営斎場 |
筑西市とは
筑西市は茨城県の県西地域北部に位置する市です。筑西市では、平地が多い環境を活かして多数の工業団地が造成されており、関東内陸工業地域の一角を成しています。また同時に、古くから農業が盛んな土地で、米(コシヒカリなど)、ソバ(常陸秋そば)、梨、こだまスイカ、イチゴ(とちおとめ)などが生産されており、田耕地面積は市域の約4割、畑を含めると市域の半分以上が農地です。また、住宅地や市街地が広い市域の各所に点在していることから「クルマ社会」となっており、「1世帯あたりの自家用乗用車保有台数」で何度も全国1位を記録しています。そのほかの特徴としては菓子店の多さがあり、第19回全国菓子博覧会名誉大賞を受賞した「館最中」、第27回全国菓子博覧会農林水産大臣賞を受賞した「きぬのまゆ玉」など、全国に誇れる銘菓が多数あります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、筑西市の総人口は107,054人。年間の死亡者総数は6,000人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,000人はほぼそのまま筑西市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、筑西市では毎日16.4人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり16.4人というのは他の市町村と比べて極端な数ではありませんが、きぬ聖苑は筑西市だけでなく、結城市、桜川市の住民も利用しており、3市合わせると1日あたり31.8人となりますから、火葬炉6基の規模でも充分とは言えないでしょう。予約が集中した場合は不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。お住いの場所から近く、費用的にもメリットが大きいきぬ聖苑を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。筑西市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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