牛久市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

牛久市の斎場・火葬場

茨城県・牛久市の方が利用する代表的な斎場としては、うしくあみ斎場があげられます。

うしくあみ斎場は、牛久市が管理運営している公営斎場です。火葬棟・待合棟・斎場棟で構成され、敷地内には駐車場（普通車202台、大型バス7台、身障者用4台）が設けられています。施設概要によると、火葬棟には炉室（火葬炉6基）、告別室2室、収骨室2室、炉前ホール、見送りホールがあり、待合棟には待合室6室、待合ホール、家族葬式場（23名収容）、控室などがあります。また、斎場棟には式場が3室あり、式場1は約80名収容、式場2と式場3はそれぞれ約60名収容可能で、連結して使用すると約120名収容することができます。そのほか、式場に遺族控室3室、控え室3室が併設されています。

故人または申請者（葬儀を執行する者）が牛久市または阿見町の場合、火葬料は5,000円（13歳以上）となり、式場は利用するお部屋によって告別式1回15,700～62,800円、通夜1回15,700～62,800円となっています。待合室に関しては、火葬の時（2時間まで）・通夜の時（午後9時まで）・収骨の後（2時間まで）という区分でそれぞれ1室5,200円となり、遺体保管庫は1棺1日5,200円です。うしくあみ斎場には少人数の家族葬から120名規模のご葬儀まで幅広く対応できる環境が整っており、利用する方のニーズに合わせて対応することができます。

※うしくあみ斎場は、火葬のみであれば牛久市または阿見町の住民以外の方も利用可能ですが、火葬料は50,000円（13歳以上）となります。式場に関しては利用不可です。待合室に関しては待ちの2時間のみ利用でき、料金は26,000円となります。

うしくあみ斎場は、牛久市民の利用料金がリーズナブルで、火葬場と式場が揃っているためご葬儀後の移動の負担もなく、その利便性の高さから人気がある斎場です。一方で、その人気ゆえに予約が集中し、利用を数日待たされることもあるようです。

そのほか、牛久市民が利用しやすい斎場・火葬場としては龍ケ崎市営斎場があり、牛久市の中心地からは約12km、車で20分くらいの距離となっています。龍ケ崎市営斎場を牛久市民が利用する場合、火葬料は40,000円（13歳以上）となります。通夜・告別式を行う葬祭室に関しては、基本2時間66,000円で、超過1時間につき19,800円です。そのほか待合室等も龍ケ崎市民より高い料金設定となっていますので、牛久市の方は、できる限り市内にある公営斎場のうしくあみ斎場を利用することをお薦め致します。

牛久市内にあるその他斎場

うしくあみ斎場以外で、牛久市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

牛久市とは

牛久市は茨城県南部の県南地域に位置する市です。東京都心から約50kmという距離のためベッドタウン化が進み、市の人口は増加し続けています。市の西部は牛久沼に一部接し、西部から南東部にかけて小野川が流れており、ほぼ全域が平地という地形です。牛久市というと「牛久大仏」の名がすぐ浮かびますが、明治36年9月に神谷伝兵衛によって開設された日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」（旧称シャトーカミヤ）も有名で、ワイン醸造場の旧事務室、旧醗酵室、旧貯蔵庫の3棟は国の重要文化財に指定されています。そのほか牛久市の特産品には、味噌、落花生、淡水真珠、乾麺、りんごなどがあり、牛久市出身の著名人には、あんぱんを考案した木村屋總本店創業者の木村安兵衛、レスリング金メダリストの小林孝至、トライアスロン選手の庭野清美などがいます。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、牛久市の総人口は80,564人。年間の死亡者総数は2,880人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,880人はほぼそのまま牛久市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、牛久市では毎日7.9人の方の火葬が行われている計算になります。

1日あたり7.9人というのは他の市町村と比べても少ない方だと思われますが、うしくあみ斎場は市内で唯一火葬場を持つ斎場で、市民が利用する際の料金がリーズナブルなことからとても人気があります。そのため、予約が集中している時期には不本意ながら火葬待ちとなる可能性が高くなります。費用的に大きなメリットがあるうしくあみ斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。牛久市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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