ひたちなか市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
ひたちなか市の斎場・火葬場
茨城県・ひたちなか市を代表する斎場としては、常陸海浜広域斎場があげられます。
常陸海浜広域斎場はひたちなか市と東海村が共同で管理運営する公営斎場です。施設の概要を見ると、斎場内には通夜・告別式を行う式場と火葬施設、待合室、控室、安置室などがあり、交通アクセスはJR常磐線・勝田駅から車で約20分となっています。また、敷地内には乗用車135台分の駐車場が設けられています。
公営斎場ということで、故人もしくは火葬、葬儀等を執り行う方がひたちなか市民の場合、火葬料は5,000円(13歳以上)です。通夜・告別式を行う式場は2つあり、第1式場(160席)は2時間につき20,000円で、超過1時間ごとに5,000円。第2式場(80席)は2時間につき15,000円、超過1時間ごとに3,000円となります。そのほか、待合室は2時間4,000円、安置室は24時間3,000円で、以降1時間ごとに500円加算されます。このように、とてもリーズナブルな料金設定のため、ひたちなか市民にとって利用しやすい斎場です。
※斎場・火葬場ともにひたちなか市および東海村の住民以外の方も利用可能ですが、異なる料金設定で、火葬は40,000円、第1式場は60,000円、第2式場は45,000円、待合室は8,000円となっており、その他の料金もひたちなか市および東海村の住民が利用するより高く設定されています。
常陸海浜広域斎場はひたちなか市の住民にとって利用しやすい価格で、火葬場を併設しているため葬儀後に移動する必要がなく、ひたちなか市民から最も人気がある斎場です。一方で、人気があることから申込みが集中し、予約が取り難いこともあります。葬儀の日程によっては希望通りに予約が取れず、数日待たされる場合もあるでしょう。
そのほか、ひたちなか市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、那珂聖苑があります。那珂聖苑は那珂市が運営する公営斎場ですが、ひたちなか市民も利用可能で、ひたちなか市の中心地からは約9km、車で20分くらいの距離です。ひたちなか市民が利用する場合の火葬料は40,000円(13歳以上)。式場は2室あり、大式場が通夜60,000円、告別式100,000円、小式場は通夜40,000円、告別式60,000円となっており、そのほかの料金も那珂市民より高く設定されているため、費用面で考えると、ひたちなか市民はできる限り常陸海浜広域斎場を利用して方が良いでしょう。
ひたちなか市内にあるその他斎場
上記の斎場以外で、ひたちなか市内が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
セレモニア富士 勝田稲田館 | ひたちなか市稲田1286 | 民営斎場 |
JA祭典 金上ホール | ひたちなか市金上1007-1 | 民営斎場 |
JA祭典ひたちなかホール | ひたちなか市高野142-10 | 民営斎場 |
ひたちなか市とは
ひたちなか市は茨城県の県北地域に位置し、1994年11月に勝田市と那珂湊市が合併して誕生した市です。隣接する自治体は水戸市、那珂市などで、市の東部は太平洋に面しています。ひたちなか市の辺りは長い歴史を有し、古くは甲斐源氏発祥の地で、江戸時代には那珂湊が水戸の外港として栄えていました。戦前戦中には日本陸軍の演習場・飛行場・飛行学校、日立兵器の工場が置かれ、その後旧勝田市のエリアは日立製作所の企業城下町として発展していきました。また、旧那珂湊市の辺りは水産業が盛んで、「那珂湊おさかな市場」には年間100万人を超える買い物客が訪れています。ひたちなか市の特産品には、アンコウ鍋、干し芋、いちご、メロン、トマトなどがあります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、ひたちなか市の総人口は156,078人。年間の死亡者総数は6,193人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,193人はほぼそままひたちなか市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、ひたちなか市では毎日17.0人の方の火葬が行われている計算になります。
17.0人という数は、他の市町村と比べて極端に多いわけではありませんが、常陸海浜広域斎場はひたちなか市民だけでなく東海村の住民も利用する斎場です。合わせると、1日あたり20.7人となりますから、予約が集中した場合は不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。費用を抑えることができる常陸海浜広域斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。ひたちなか市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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