2017.12.18

通夜・葬儀・告別式に参列する流れ

通夜・葬儀・告別式に参列する流れ

年齢を重ねるにつれ、通夜や葬儀・告別式へ参列する機会は多くなりやすいもの。とはいえ、慣れないうちは「どんな流れで進行するんだろう」と不安にもなる人も多いはず。
いつまでに到着すればいいか、注意点を先に知っておきたい、という人もいるのではないでしょうか。
今回は、参列者として通夜・葬儀・告別式に出席するときの流れや、気を付けたいことについてご紹介します。

通夜に参列するときに気を付けること

通夜開始10分前には到着しておく

通夜は一般的に、夜18時~19時ごろから始まることが多いです。
あらかじめ開始時刻を確認した上で、始まる10分前までには受付を済ませ、着席しておくのがマナーです。

受付でお香典を渡す

通夜の会場へ行き、受付が設けられているときは、お香典を受付の人に渡します。芳名帳が用意されている場合は記帳も行いましょう。受付をすませたら、受付担当者に一礼をして会場に入ります。

コート類は脱いでから受付をする

寒い時期、コートを羽織って通夜会場へ向かう場合は、会場の前で脱いでおきましょう。
脱いだコートは手に持っていて構いません。ただし、コート以外にも手荷物があり、通夜の席で邪魔になりそうなときは、クロークに預けておくほうがベターです。

代理でお香典を渡すときは、芳名帳に(代)を書くこと

通夜に参列するとき、ほかの人からお香典を託されている場合は、芳名帳に自分と、預かった人、それぞれの名前を書きます。
忘れないようにしたいのが、預かった人の名前の横には、左下に(代)を書くことです。(代)は、代理という意味です。
通夜や葬儀・告別式は、たくさんの人が訪れます。(代)が書いてあれば、あとから遺族が見も、誰が来たかが分かりやすくなります。

仕事上の付き合いがある場合は名刺も添える

仕事関係の通夜や葬儀・告別式に参列する場合は、お香典に名刺を添えましょう。渡すときに、名刺盆が用意されていれば、名刺はお盆にのせます。名刺盆がなければ、お香典に添えて渡してかまいません。
名刺を添えるときは、名刺の右上に「弔」の文字を書き入れるか、名刺の左下の端を内側に少し折っておくのがマナーです。ただし、代理でお香典を預かった場合は、自分の名刺の右上に(代)、お香典を預かった人の名刺に「弔」の文字を書き入れて一緒に渡すようにしましょう。

一般的な通夜の流れ

僧侶が入場し、着席したら通夜の開始

通夜は僧侶が会場に入場し、着席したら始まると考えていいでしょう。
一般的には、30~40分ほどの読経があり、その後お焼香を行うという流れが多いです。しかし、弔問客の数が多い場合には、読経中にお焼香が行われることもあります。
お焼香は、喪主、遺族、参列者の順に行います。僧侶が退場すると、通夜も終わります。
一般的には僧侶退場のあと、喪主によるお礼のあいさつがあり、その後通夜ぶるまいの席が設けられます。

原則的に通夜ぶるまいの席は断らない

通夜ぶるまいは、通夜が終わったあと、遺族から参列者に対して飲食がふるまわれることです。通夜ぶるまいには、弔問のお礼とお清めの意味が込められています。
もし遺族から通夜ぶるまいへの出席をすすめられたら、なるべく断らないのがマナーです。出席することも、故人への供養のひとつだからです。

通夜ぶるまいで騒ぐのはNG

通夜ぶるまいでは、故人と関係ない話で盛り上がる、話に夢中になって大きな笑い声をたてるなどの行為はタブーです。お酒が出る場合もありますが、酔っぱらうまでお酒を飲むのも控えましょう。あくまで供養の場、という意識をもつことが大切です。
遺族と話をする場合も、あまり長時間話し込むのは避けましょう。遺族としては、他の弔問客への対応もしなければならないからです。通夜ぶるまいの席では、お悔やみの言葉を伝えれば十分です。もちろん、死因についてあれこれ詮索するのも控えてください。
通夜ぶるまいの席は1~2時間ほどの場合が多いですが、途中で退席する場合は「お先に」と周囲に声をかけ、静かに席を立ちましょう。

葬儀参列時のポイント

受付は葬儀開始10分前までにすませる

葬儀に参列する際は、通夜のときと同じように受付は開始10分前までにはすませて、待機します。

通夜にも参列した場合は、その旨を伝える

通夜にも参列した場合は、受付で「通夜にもお参りさせていただきました」と伝えるとスムーズです。

必要であればお香典を渡す

通夜に持参できなかったお香典があれば、受付で渡します。お香典を代理で預かっている場合は、通夜のときと同じように、芳名帳に(代)の文字を書き込みましょう。仕事関係の葬儀に参列する場合は、通夜のときと同じように名刺も添えてください。

基本的な葬儀の流れ

僧侶が入場し、開式の辞が告げられる

受付をすませたら、葬儀会場で着席して待ちます。
葬儀は僧侶が入場したあと、「ただいまから故○○○○の葬儀を執り行います」と、開式の辞が告げられるのが一般的です。
仏式葬儀では、まず僧侶によって読経と引導が行われます。引導とは、死者を仏の道へ導き入れることです。
その後、弔辞の朗読や弔電の紹介、さらに再び読経をあげ、お焼香を行います。お焼香が終わると、僧侶は告別式まで一旦退場します。

僧侶の入退場時は黙礼をすること

僧侶が入退場するときは、黙礼をして出迎え見送りましょう。

告別式の大まかな流れ

再び僧侶が入場し、告別式が始まる

葬儀と告別式とを分けて行う場合は、葬儀が終わると一旦僧侶は退場して区切りをつけたあと、再び入場し、告別式の「開式の辞」が告げられます。僧侶が入場するときは、葬儀のときと同様、黙礼をして迎えましょう。
告別式でも読経があげられ、遺族や参列者はお焼香をします。お焼香が終わると、僧侶は退場します。退場のときも、黙礼をして見送ります。
僧侶の退場したあと、喪主があいさつをします。あいさつが終わると、閉式の辞が宣言され、出棺の準備がはじまります。

告別式のポイント

葬儀と告別式をあわせて行う、略式の形が増えている

仏式葬儀の場合、葬儀を終えたあと、引き続いて告別式を行うのが基本の進行です。しかし最近は、葬儀と併せて行う、略式のケースも増えています。
略式で告別式を行う場合は、僧侶が退場したあと、そのまま喪主があいさつをします。あいさつが終わると、「これをもって葬儀を終了します」と閉式の辞が宣言され、出棺準備へと続きます。

通夜・葬儀・告別式の内容は宗教・宗派によって異なる

事前に宗教・宗派が分かるときは、大まかな流れを確認しておこう

通夜や葬儀、告別式は、儀式を司る人が入退場することや、開式・閉式の辞が告げられることで始まったり終わったりすることが多いです。しかし、儀式の内容は、宗教や宗派ごとに異なる場合があります。
参列する前に、相手の宗教や宗派が分かっている場合は、事前に大まかな流れを確認しておくといいでしょう。

通夜・葬儀・告別式へは余裕を持って到着しよう

会場へ到着したら、まずは受付をすませよう

通夜・葬儀・告別式に参列するときは、まずは余裕を持って到着することと、受付をすませることを意識しましょう。
儀式の中では、お焼香のように参列者が参加する場面がありますが、ガチガチに緊張して臨む必要はありません。まずは故人を悼む気持ちを大切にして、参列しましょう。

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