深谷市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
深谷市の斎場・火葬場
埼玉県・深谷市の代表的な斎場・火葬場としては、深谷市火葬場「深丘園」があげられます。
深谷市火葬場「深丘園」は、深谷市が運営する公営斎場(火葬場)です。深谷市山河397番地1にあり、交通アクセスはJR岡部駅から車で約10分となります。駐車場は乗用車50台、マイクロバス5台を収容できる広さです。施設概要を見ると、火葬炉数は6基で、ほかにペット用の火葬炉が1基稼働しています。告別室3室、収骨室3室、待合施設6室(32人用2室、40人用2室、44人用2室)が併設されています。また、火葬場ではありますが収容人数20人以内の小ホールが設けられていますので、ご家族のみの葬儀を行うことはできます。そのほか、霊安室は使用実費1日500円です。ご遺体の安置は午前9時から午後4時30分の間に受け入れ、翌日の午後3時までとなっています。
火葬料金は、深谷市民が利用する場合7,000円(12歳以上)となっています。市外の方は100,000円となります。待合室は、深谷市民が1室2時間以内3,000円で、市外の方は6,000円となります。そのほか、霊柩自動車の利用が1回4,000円です。尚、霊柩自動車の利用は、利用者が市民で出棺場所が市内である場合に限ります。
深丘園は平成22年に深谷市により設置された火葬施設です。周囲を豊かな緑に囲まれる和風の建物です。周辺環境を考慮し、無煙・無臭の炉を設置しており、施設内も機能性に優れた火葬場です。また、ペット火葬場があるため、大切な家族の一員である愛猫、愛犬をしっかりとお見送りすることができます。ペットの火葬料金(市民)は、体重5㎏以下の単独火葬が6,000円、5㎏~25㎏の単独火葬が12,000円となっています。尚、最大50㎏のペットまで受け入れ可能です。
そのほか、深谷市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、さかい聖苑があります。交通アクセスは東武線・境町駅から車で約3分です。こちらは伊勢崎市が運営する公営斎場ですが、他市の方も利用できます。深谷市の中心地からは約9.5kmという距離になります。火葬場を深谷市民が利用する場合の料金は30,000円(12歳以上)となります。式場(120席)は、午前・午後それぞれ108,000円となっています。この料金には祭壇が含まれます。そのほか、待合室が1室2時間10,800円で、霊安室が24時間10,800円となります。
深谷市内にあるその他斎場
深丘園以外で、深谷市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
ルミエール椿 | 深谷市原郷2151-34 | 民営斎場 |
さいたまセレモニーホール深谷 | 深谷市上柴町東3-14-1 | 民営斎場 |
東武レクイエム聖殿 深谷 | 深谷市上柴町東5-5-5 | 民営斎場 |
メモリアルホール岡部 | 深谷市山河1288-1 | 民営斎場 |
セレネホール深谷 | 深谷市東方町2-27-5 | 民営斎場 |
アグリホール花園 | 深谷市北根138-2 | 民営斎場 |
ファミリーホール深谷 | 深谷市深谷583-1 | 民営斎場 |
深谷市とは
深谷市は埼玉県の北部に位置しており、熊谷市、本庄市、比企郡嵐山町などと隣接しています。地理的には利根川と荒川に挟まれた地域です。埼玉県の北部ということで内陸型の気候となっており、寒暖の差が大きい土地です。冬にはからっ風が吹き、とても乾燥しています。この辺りの歴史を調べると、1456年に上杉房顕が深谷城を築き、その周辺が城下町として発展していったのが深谷市の中心市街地の始まりです。江戸時代には中山道の宿場として深谷宿が置かれ、旅籠が約80軒並ぶほど発展しました。また、深谷市は古くから農業が盛んな土地で、特産品には「深谷ねぎ」があり、その出荷量は日本一となっています。また、チューリップ、ユリなどの花卉栽培が盛んなほか、ほうれん草、ブロッコリーなどの野菜の生産量も豊富です。人口の推移を見ると、平成12年国勢調査時の146,562人をピークとして以降は減少に転じています。農業が主たる産業という長閑な土地ですが、第一国立銀行、東京証券取引所などを設立し、「日本資本主義の父」ともいわれる渋沢栄一を輩出しており、市内には渋沢栄一生家が残るほか、渋沢栄一記念館が建てられています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、深谷市の総人口は142,626人。年間の死亡者総数は6,690人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,690人はほぼそのまま深谷市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、深谷市では毎日18.33人の方の火葬が行われている計算になります。
深谷市の死亡者数は埼玉県のなかでは10番目で、1日あたり18.33人の方の火葬が行われているというのはとても多い数と言えます。冒頭で紹介した深谷市火葬場「深丘園」には火葬炉が6基ありますが、深谷市民だけでなく他市の方も利用する火葬場のため、予約が集中すると不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。伊勢崎市が運営する公営斎場が近くにありますが、火葬料が割高になってしまいます。これらのことから、費用を抑えつつも希望通りの日程で安心してご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。深谷市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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