大宮聖苑での葬儀・家族葬を行う前に
大宮聖苑の特徴
さいたま市の東郊に位置する公営の火葬専用施設
大宮聖苑は、埼玉県さいたま市にある公営の火葬施設です。
大宮聖苑に式場は併設してないため葬儀を行うことはできませんが、近隣にある公営斎場「思い出の里会館」などで葬儀を行った後に利用されています。
2004年に開設した大宮聖苑は清潔で設備が充実しており、敷地の半分近くを緑地が占める静かで落ち着いた環境に立地しています。待合棟からは美しい緑地を眺められ、心穏やかにゆっくりと故人を偲ぶことができます。
市民は安価で利用できることが魅力。お別れの場にふさわしい落ち着いた空間
JR大宮駅から少し距離がありますが、東口からバスを利用してアクセスしやすい火葬場です。乗車時間は約25分、最寄りのバス停から徒歩5分以内で到着します。
故人がさいたま市内にお住まいの場合は、安価な料金で利用できるのが最大のメリットです。さいたま市外にお住まいの方も利用できますが、市外居住者料金が適用されます。
火葬炉は10基あり、そのうち8基が大型炉、2基が超大型炉になっています。9時から15時の間、1時間ごとに3体までのご遺体が火葬されますが、そのうち11時から1体、12時・13時・14時からは3体が市民優先枠となっています。
最大40名まで収容可能な待合室が10室用意されており、火葬の間ゆっくりとお待ちいただけます。また、告別室が3室あり、葬儀を行わない直葬の場合も最後のお別れをすることが可能です。
大宮聖苑の安置施設(霊安室)
霊安室を完備。搬入時間等については確認を
大宮聖苑には、3基の霊安室を用意しています。
利用料金は、故人または祭祀を主宰される方が市内居住者の場合は1日につき530円、市外居住者の場合は1,060円がかかります。また、お預かりの時間に関係なく、翌日までお預かりの場合は2日分の料金が発生します。
ご遺体の搬入時間等、ご利用方法につきましては、ご確認ください。
大宮聖苑への宿泊
宿泊施設はなし。近隣のホテル等の手配が必要
大宮聖苑は火葬専用施設のため、宿泊することはできません。葬儀を行う斎場、または近隣のホテル等をご利用ください。
大宮聖苑での火葬
「思い出の里会館」から車で5分。火葬のための移動がスムーズ
大宮聖苑には火葬炉が10基用意されています。
市営斎場「思い出の里会館」で葬儀を執り行う場合は、大宮聖苑まで車で5分程の距離のため移動がスムーズです。
大宮聖苑の立地・アクセス
最寄り駅からバスまたはタクシーの利用が便利
大宮聖苑へのアクセスは、電車とバスの利用が便利です。マイカー、タクシー等を利用する場合は、参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
大宮聖苑の最寄り駅は、JR 大宮駅、東武野田線 岩槻駅の2つです。どちらの駅からも距離があるため、バスまたはタクシーの利用をおすすめします。
- JR「大宮駅」からタクシー利用で25分、バスで最寄りの停留所まで25分
- 東武野田線「岩槻駅」からタクシー利用で20分
バスを利用する場合は、大宮駅東口7番乗り場から乗車します。
- 国際興業バス 大01 大宮駅東口~浦和美園駅西口「染谷新道」または「三崎台」下車徒歩5分
- 国際興業バス 大02 大宮駅東口~堀の内橋経由浦和学院高校「染谷新道」または「三崎台」下車 徒歩5分
- 国際興業バス 大81 大宮駅東口~さいたま東営業所「染谷新道」または「三崎台」下車 徒歩5分
- 国際興業バス 大03 大宮駅東口~染谷折返場「染谷南」下車すぐ
自動車でのアクセス
大宮聖苑へ自動車で来場する場合、国道214号・駅前通りから向かいます。
- 大宮駅方面から向かう場合:大宮駅東口から中央通り(駅前通り)を東(岩槻方面)へ約4キロメートル進む。交差点「東新井」を左折し約800メートル進む。案内標識「思い出の里・大宮聖苑」に従い右折。「思い出の里」正面門を入らず右に進み案内標識「大宮聖苑」に従い左折。約2キロメートルで大宮聖苑到着。
駐車場
駐車場は、約50台分と広めのスペースを完備しています。ただし、交通の便がやや不便な火葬場のため、自動車で来場する方も多いことが予想されます。駐車場内が混雑して駐車できない可能性もあるため、できるだけタクシー・マイクロバスなど乗り合わせで来場することをおすすめします。