戸塚斎場での葬儀・家族葬を行う前に
戸塚斎場の特徴
設備・規模ともに充実した、火葬場併設の公営斎場
戸塚斎場は、横浜市戸塚区にある公営斎場です。
市内に4箇所ある市営斎場の1つで、火葬場を併設した使い勝手の良い斎場として人気があります。また、横浜市営斎場の中で唯一、ペットの火葬も可能な総合葬儀斎場です。
敷地を一周するように緑の木々に囲まれており、静かで落ち着いた環境の中でゆっくりと故人をお見送りすることができます。火葬場が同じ敷地内に併設されているため出棺の際に車で移動する必要がなく、マイクロバス等にかかる費用を抑えられることが大きなメリットです。
市民は安価で利用できることが魅力。家族葬から一般葬まで対応可能
市営地下鉄 踊場駅から徒歩約15分のほか、斎場前にはバス停があり、戸塚バスセンター、弥生台駅からバスでのアクセスも可能です。
市営斎場のため故人が横浜市内にお住まいの場合は予約が優先され、安価な料金で利用することができます。ただし、火葬需要は年々増加しており、予約が取りづらいこともあります。
式場は、1階・2階にそれぞれ64名まで収容可能なホールがありますが、多くの方にご利用いただくためにも全館貸し切りでの利用はできません。そのため、少人数の家族葬から一般葬までと、比較的小規模な葬儀によく利用されます。2つのホールはそれぞれ入口が別々で、使用できる時間帯も異なるため、他家のご参列者と交わり混み合うことはありません。単独のお清め室の用意はなく、1階と2階それぞれのホール前のロビーにテーブルと椅子を設置して利用することになります。
また、葬祭ホールを利用する場合は、同施設で通夜・告別式および火葬を行うことが条件とされています。
戸塚斎場の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。自宅に搬送できない場合は相談を
戸塚斎場に霊安室は完備していません。
住宅事情等により、ご遺体を自宅に搬送および安置ができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
戸塚斎場で対応できる葬儀形式
基本的に宗教・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
戸塚斎場は、仏教・神道・キリスト教および無宗教形式を含め、すべての宗教・宗派の葬儀で利用できます。
また、公共の施設のため楽器類の持ち込みや使用は許可されておらず、生演奏による音楽葬を行うことはできません。CDやカセットテープ等の音楽を流すことは、大音量でなければ認められる場合もあるので、再生可能なメディアと併せて事前にご確認ください。
戸塚斎場への宿泊
通夜後の宿泊が可能。夜間の火気使用は禁止
戸塚斎場は、お通夜の後、遺族控室に宿泊することができます。ただし、布団は常備されていないため各自で手配が必要です。
また、シャワーなどの設備は完備していないほか、通夜終了後は火気の使用が禁止されているため、お線香をあげに行くことはできません。遠方からお越しのご親族・ご参列者の方には、疲れを癒すためにも近隣のホテル等の利用をおすすめします。
戸塚斎場での火葬
火葬場を併設しているため、移動の手間や負担が軽減
戸塚斎場には火葬炉が6基用意されています。
式場と火葬場が同じ施設内にあるため、通夜・告別式を終えた後、ご親族・ご参列者が火葬場まで車で移動する手間や負担を省くことができます。
また、マイクロバス等の手配にかかる費用を削減できるほか、故人が横浜市民であった場合は火葬炉を格安の料金で使用できるなど、コスト面のメリットが大きいことも魅力です。また、横浜市民に限り、ペットの火葬にも利用できます。
戸塚斎場の立地・アクセス
駅からバスまたはタクシーの利用が便利な斎場
戸塚斎場へのアクセスは電車とバス、またはタクシーの利用が便利です。マイカー、タクシー等を利用する場合は、参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
戸塚斎場の最寄り駅は、市営地下鉄 踊場駅です。戸塚駅、弥生台駅で下車する場合は、バスまたはタクシーの利用が便利です。
- 市営地下鉄「踊場駅」4番出口から徒歩約15分
- 「戸塚バスセンター」または相鉄いずみ野線「弥生台駅」からバスを利用
- JR・横浜市営地下鉄「戸塚駅」西口からタクシーで約10分
バスを利用する場合、戸塚駅西口から出て戸塚バスセンターから乗車するか、または弥生台駅から乗車します。斎場のすぐ前に「戸塚斎場前」停留所があり、アクセスが便利です。
- 神奈川中央交通バス 戸79 戸塚バスセンター~弥生台駅「戸塚斎場前」下車すぐ
自動車でのアクセス
戸塚斎場へ自動車で来場する場合、横浜新道から向かうとスムーズです。
- 横浜新道の矢沢立体(IC)を左下に降り、長後街道との合流点にある「矢沢」の信号を長後方面に右折。「中田町東原交差点」を右折、道なりに進み、「斎場入口」の信号を左折。
駐車場
駐車場は区画されており、通夜の場合は1列に2~3台の縦列駐車で8区画まで利用できます(1喪家につき16台~24台)。火葬が行われる時間帯は、1喪家につき2区画程度までの利用になります。
駐車場内が混雑して駐車できない可能性もあるため、早めの到着を心掛けるか、公共交通機関の利用をおすすめします。