延命寺来迎殿での葬儀・家族葬を行う前に
延命寺来迎殿の特徴
延命寺の半地下にある近代設備が整った寺院斎場
延命寺来迎殿は、埼玉県さいたま市浦和区にある天台宗寺院延命寺の寺院斎場です。
来迎山地蔵院延命寺は天長6年(829年)慈覚大師によって開かれたと伝えられており、平安時代創建の十二ヶ寺の一つに数えられています。毎年4月にはお釈迦様の生誕を祝って歌や踊り、演奏などを行う花祭りが催され、多くの方々に楽しんでご参加いただいています。
平成2年に火災に見舞われ本堂、庫裡・客殿を焼失し、5年後の平成7年に新しく本堂及び半地下部分に葬儀斎場「来迎殿」が建設されました。本堂は檜を中心にした重厚な木造建築なのに対し、来迎殿は大理石や砂岩をふんだんに使用したアールデコ調のモダンな造りになっています。最新設備を整えた「多目的都市型セレモニー・ホール」として、檀信徒のみならず近隣地域の方々を中心に広く利用されています。なお、敷地内に火葬施設は併設していないため、火葬に際しましては近隣の「浦和斎場」、「大宮聖苑」などに移動することになります。
JR浦和駅から徒歩圏内の参列者が訪れやすい立地
延命寺来迎殿へのアクセスは、JR東北本線「浦和駅」から徒歩で約8分です。東口から出て浦和駅東口信号を超してまっすぐに進み、浦和専門学校を過ぎた突き当りを左に曲がり、しばらく進むと延命寺来迎殿の看板が見えてきます。自動車でお越しの場合は、境内に30台程駐車することができます。
半地下にある斎場は収容人数約80名、お清め所が70名まで着席でき、参会者300名程度までの葬儀に対応することができます。仏教の各宗派のみならず、神葬祭にもご利用が可能です。アプローチを通って入口を入ると広々としたエントランスホールがあるため、受付用のテントを設営する必要はありません。1日1組のみの利用となるため、周囲に気兼ねすることなくゆっくりと故人をお見送りできることも魅力の斎場です。
延命寺来迎殿の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
延命寺来迎殿にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
延命寺来迎殿で対応できる葬儀形式
宗旨、宗派を問わず利用が可能。音楽葬には非対応
延命寺は天台宗の寺院ですが、来迎殿では宗旨宗派を問わず葬儀を行うことができます。また、神葬祭にも対応が可能です。楽器類の持ち込みや演奏による音楽葬は、行うことができません。
延命寺来迎殿への宿泊
宿泊は不可。近隣の宿泊施設の手配が必要
延命寺来迎殿では、通夜終了後、寺院内に宿泊することはできません。
遠方からお越しのご親族・ご参列者の方は、近隣のホテル等を手配する必要があります。延命寺来迎殿から徒歩数分の場所にビジネスホテル豊泉閣、また浦和駅西口には浦和ワシントンホテルなど数件の宿泊施設があります。
延命寺来迎殿での火葬
市民は安価で利用できる公営火葬場まで車で約20~25分
延命寺来迎殿には火葬を行う施設を併設していないため、最寄りの火葬場へ移動することになります。
延命寺来迎殿から近い火葬場は見沼区の「大宮聖苑」、桜区の「浦和斎場」などがあります。両施設ともさいたま市が運営する公営火葬場のため、市民は安価な料金で利用することができます。延命寺来迎殿からの移動時間はともに車で20分~25分程度です。
延命寺来迎殿の立地・アクセス
最寄り駅から徒歩圏内のアクセス至便な立地
延命寺来迎殿へのアクセスは、JR東北本線の利用が便利です。
公共交通機関でのアクセス
延命寺来迎殿の最寄り駅は、JR東北本線「浦和駅」です。徒歩で向かうことができるため、遠方から訪れる参列者にとっても便利です。
- JR東北本線「浦和駅」から徒歩約8分
東口から出て浦和駅東口信号を超してまっすぐに進み、浦和専門学校を過ぎた突き当りを左に曲がり、しばらく進むと延命寺来迎殿の看板が見えてきます。
自動車でのアクセス
延命寺来迎殿へ自動車で向かう場合、国道17号線(中山道)から向かうと便利です。
- 国道17号線(中山道)を戸田方面から向かう場合:県庁前信号を右折し、浦和駅西口信号を左折。仲町信号を右折して高架下を通り、浦和駅東口(北)信号を右折。突き当りを左折すると延命寺来迎殿。
駐車場
延命寺来迎殿の境内に約30台分の駐車スペースがあります。小規模な葬儀の場合は問題ありませんが、ある程度の参会者が訪れる一般葬を行う場合は停められないこともあるでしょう。できるだけ公共交通機関を利用するか、タクシー等に乗り合わせて向かうことをおすすめします。