入間市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

入間市の斎場・火葬場

埼玉県・入間市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、瑞穂斎場があげられます。

瑞穂斎場は、瑞穂町・福生市・羽村市・入間市・武蔵村山市の4市1町で構成する瑞穂斎場組合が運営する公営斎場です。交通アクセスは、JR八高線・箱根ヶ崎駅から車で約5分となります。駐車場は乗用車250台分、マイクロバス10台分あるため、自家用車でのアクセスも便利です。施設概要を見ると、火葬炉は8基あり、告別ホール、見送りホール、収骨室が併設されています。式場は、大式場（150名）・中式場（70名）・小式場（40名）の3タイプがあります。さらに、待合室は和洋合わせて10室あります。

火葬料は、組合に属する4市1町の住民は無料です。組合外の住民は80,000円となっています。式場は、組合に属する4市1町の住民が利用する場合、大式場が通夜50,000円・葬儀50,000円、中式場が通夜40,000円・葬儀40,000円、小式場が通夜30,000円・ 葬儀30,000円となっています。待合室は無料ですが、遺体保管室は2,000円かかります。

瑞穂斎場は田園風景のなかに佇む公営の斎場です。広々とした敷地のなかには植栽が施され、無機質な空間とならないよう配慮されています。公営の斎場のため豪華さはありませんが、厳かな雰囲気を醸し出すデザインとなっており、多くの近隣住民にとって利用しやすい施設です。最寄駅からは距離がありますが、駐車場が広いため便利に利用できます。

そのほか、入間市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、広域飯能斎場があります。入間市の中心地からは約9.8㎞という距離で、交通アクセスは西武池袋線・飯能駅からバス利用となります。飯能斎場を入間市民が利用する場合、火葬料金は60,000円（12歳以上）となります。葬祭場は20,000円で、通夜室は30,000円となります。いずれも飯能市の方が利用するより割高にはなりますが、リーズナブルな料金設定です。

入間市内にあるその他斎場

瑞穂斎場以外で、入間市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

入間市とは

入間市は埼玉県の南西部に位置し、狭山市、所沢市、飯能市などと隣接しています。市域の南部には狭山丘陵があり、豊かな自然が溢れています。お隣りの狭山市と同じく「狭山茶」が特産品ですが、里芋、うど、椎茸なども多く生産されています。このあたりは、平安時代には須恵器窯跡群である東金子窯跡群が操業しており、長い間この地では須恵器が作られていました。のちに武蔵国分寺の塔再建の瓦などを生産しています。日光脇往還・八王子通り大山道の宿場町としても栄え、昔から活気のある街でした。市の人口の推移を見ると、平成22年国勢調査時の149,879人をピークとして以降は減少傾向となっています。かつて狭山市との合併が協議されたこともありますが、住民投票で反対票が多かったため断念しています。産業としては、昭和41年に武蔵工業団地が造成されてからは県内有数の工業都市となっており、市内にはフジパン、山田うどん、ティアック、帝都ゴム、小金井精機製作所など、多くの工場が存在しています。また、かつて米軍のジョンソン基地が存在したことから基地の町という側面もあり、基地返還後も軍人が住んでいた米軍ハウス群を利用した飲食店や雑貨店などが並ぶ商店街があり、ジョンソン・タウンと呼ばれ観光客を集めています。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、越谷市の総人口は148,498人。年間の死亡者総数は5,435人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者5,435人はほぼそのまま入間市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、入間市では毎日14.89人の方の火葬が行われている計算になります。

入間市の死亡者数は埼玉県のなかでは14番目で、１日あたり14.89人の方の火葬が行われているというのは少ない数とは言えません。冒頭で紹介した瑞穂斎場は充実の設備を持つ公営斎場ですが、組合4市1町の市民はもちろんのこと、そのほかの地域の方も利用する斎場です。そのため、予約が集中してしまうと、不本意ながら火葬待ちとなる可能性があります。近くには飯能斎場がありますが、火葬料金は60,000円となっています。こういった環境から、費用的な負担が少ない斎場で、希望の日程どおりにご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。入間市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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