吉川市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
吉川市の斎場・火葬場
埼玉県・吉川市の方が利用する代表的な斎場・火葬場としては、越谷市斎場があげられます。
越谷市斎場は、越谷市が運営する公営斎場ですが吉川市民も火葬場、葬祭場ともに利用できます。越谷市大字増林3989-1にあり、交通アクセスは東武伊勢崎線・越谷駅から車で約15分となります。敷地内に普通車50台分、マイクロバス20台分、車椅子使用者用8台分の駐車場がありますが、駐車場を利用する場合は事前に問い合わせしておくと安心です。施設概要を見ると、火葬場には火葬炉が14基あり、告別・収骨室7室、待合室14室、動物火葬炉1基が併設されています。葬祭場は、式場4室、お清め室4室、遺族控え室4室などとなっています。
火葬炉は吉川市民も10,000円(12歳以上)で利用できます。越谷市、吉川市、松伏町以外の住民が利用する場合は80,000円となります。そのほか、吉川市民が利用する場合、待合室は1室4,000円、霊安室は24時間で2,000円です。式場の利用料は、1式場につき150,000円です。この料金には祭壇、清め室、司式控室、遺族控室の利用料が含まれています。祭壇を持ち込んでも料金は変わりません。第3・4式場はつなげて使用できますが、その場合の利用料は300,000円となります。
越谷市斎場は大落古利根川のすぐそばに立地し、周辺環境も静かな落ち着いた場所にあります。火葬炉の前には、うめ、いちょう、あけび、きんもくせい、かりん、おおもみじ、えのきと名づけられた告別室と収骨室のお部屋があり、それぞれ個別の空間となっているためプライバシーが守られます。その周りには緑の回廊があり、ご家族が心穏やかに大切な人とのお別れができるよう配慮されています。公営斎場のため華美な内装ではありませんが、利用者が使いやすい機能性の高い斎場です。
そのほか、吉川市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、三郷市斎場があります。吉川市の中心地からは約6.4㎞という距離で、交通アクセスは武蔵野線・三郷駅から車で約5分となっています。三郷市斎場は三郷市が運営する公営斎場ですが、火葬場に関しては吉川市民も利用可能です。ただし、料金は80,000円(12歳以上)とやや割高です。待合室は原則無料となっていますが、追加または時間超過で1室1時間4,000円となります。安置室に関しては吉川市民は利用できません。
吉川市内にあるその他斎場
越谷市斎場以外で、吉川市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
メモリーホールさくら通り会館 | 吉川市平沼634 | 民営斎場 |
セレモニーホールパティオ | 吉川市保482-3 | 民営斎場 |
さくら通り会館 | 吉川市大字平沼634−1 | 民営斎場 |
吉川市とは
吉川市は埼玉県の南東部に位置し、越谷市、草加市、三郷市、千葉県野田市などと隣接しています。都心からは約20㎞という距離で、吉川美南駅を中心に都市開発が進んでいます。地理的な特徴としては、江戸川と中川に挟まれる水の恵みが豊かな土地で、かつては舟運で栄えていました。昭和63年度からUR都市機構が開発した「吉川きよみ野」は、平成11年度に「彩の国さいたま景観賞」を受賞するなど、公園、街路、ショッピングセンター、学校・保育所などが充実した街で、「人にやさしい街づくり」というコンセプトどおりの暮らしやすい環境となっています。この辺りの歴史を調べると、昔から稲作が盛んな土地で、江戸時代に天領となると、中川の水運を利用した食材の運搬によってより一層稲作が発展して行きました。人口の推移を見ると、長い間右肩上がりで増加しており、平成28年の時点で7万人を超えています。吉川市の産業としては、農業のほかは第3次産業が主だったものですが、川魚料理が有名で、特にナマズ料理は吉川市の特産物となっています。毎年4月には「吉川なまずの里マラソン」が開催されるなど、吉川市民にとってなまずはとても身近な存在です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、越谷市の総人口は64,557人。年間の死亡者総数は2,030人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,030人はほぼそのまま吉川市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、吉川市では毎日5.56人の方の火葬が行われている計算になります。
吉川市の死亡者数は埼玉県のなかでは38番目で、1日あたり5.56人の方の火葬が行われているというのはそれほど多くないように思われます。しかし、吉川市内には公営斎場がなく、冒頭で紹介した越谷市斎場は多くの近隣住民が利用する公営斎場のため、日程によっては予約が取りにくい場合もあります。人口が急速に増えていることもあり、今後さらに地域住民からの需要が高まる可能性もあるのです。こういった環境から、費用を抑えながらも希望通りの日程でご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。吉川市にお住まいの方もまた例外ではありません。
吉川市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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