水戸市斎場での葬儀・家族葬を行う前に
水戸市斎場の特徴
式場と火葬場が同じ敷地内にある利便性の良い公営斎場
水戸市斎場は、茨城県水戸市にある市が運営する公営斎場です。
1977年に開設した火葬場併設の総合葬儀斎場で、火葬炉や式場の増設などを経てサービスの向上に努めています。通夜・告別式を行う斎場と火葬場が同じ敷地内にあるため、移動にかかる手間やマイクロバスの車両費などを削減できることが大きなメリットで、とても人気のある斎場です。大中小3つの式場ホールを備えており、少人数の家族葬から大規模な葬儀まで幅広く対応することができます。市営斎場ですが水戸市民に限らずどなたでも利用することができ、宗教や宗派も問いません。ただし、火葬場の使用料は水戸市民が5,000円(13歳以上)、水戸市民以外は40,000円になります。式場や待合室の利用料については、水戸市民以外は市民の倍額がかかります。施設内はバリアフリーに対応しており、ご高齢者や車いすの方も安心してご利用いただけます。
駅から距離があるためバスまたはタクシーの利用が便利
水戸市斎場へのアクセスは、JR水戸駅からタクシーで約15分、北口からバスを利用する場合は約25分乗車し、「新原1丁目」停留所で下車徒歩約7分です。また、JR赤塚駅で下車する場合は、斎場までタクシーで約10分です。お車でお越しの場合は常盤自動車道「水戸IC」から15~20分、駐車場は約100台完備しています。
施設内には火葬炉のほか、告別室1室、収骨室1室、待合室10室、霊安室、式場、遺族控室などを完備しています。式場は、第一式場約500名、第二式場約160名、第三式場約80名まで収容することができます。
水戸市斎場の安置施設(霊安室)
斎場内にご遺体の安置が可能
水戸市斎場には霊安室を完備しており、住宅事情等によりご自宅に安置することができない場合に利用が可能です。使用料は24時間につき市民が1,000円、市民以外は2,000円がかかります。霊安室は1室のため、利用状況によっては使用できない場合もあります。その場合は、葬儀社の紹介する霊安室などをご利用ください。
水戸市斎場で対応できる葬儀形式
宗教・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
水戸市斎場の小ホールは、仏教・神道・キリスト教および無宗教形式を含め、すべての宗教・宗派の葬儀で利用できます。ただし、楽器の演奏等による音楽葬については、周囲の利用者への配慮が必要なため許可されないでしょう。
水戸市斎場への宿泊
宿泊希望のご親族はホテルの手配がおすすめ
水戸市斎場は宿泊施設を完備していないため、ご遺体への付添い・宿泊をすることはできません。遠方からお越しのご親族は、疲れを癒すためにも近隣のホテル等を手配することをおすすめします。水戸市斎場から車で15分程移動すると、水戸駅の周辺に数多くの宿泊施設があります。
水戸市斎場での火葬
水戸市民はリーズナブルな料金で火葬が可能
水戸市斎場には、火葬炉4基を完備しています。
お住まいの地域に関わらずどなたでも利用することができますが、利用料は水戸市にお住まいの方は5,000円(13歳以上)、その他の市町村にお住まいの方は40,000円(13歳以上)となります。待合施設は待合室6室と待合ホールがあり、収骨までの待ち時間をお過ごしいただけます。また、告別室ホールを用意しているため、短い時間ですが最期のお別れをしていただけます。
水戸市斎場の立地・アクセス
JRの駅からアクセスが可能の便利な立地
水戸市斎場へのアクセスは、JRの駅からバスまたはタクシーを利用します。
公共交通機関でのアクセス
水戸市斎場の最寄り駅は、水戸駅または赤塚駅です。
- JR水戸駅からタクシーで約15分、またはバスを利用(乗車約25分、停留所から約7分)
- JR赤塚駅からタクシーで約10分
水戸駅からバスを利用する場合は、北口から「新原経由茨大行」に約25分乗車、「新原1丁目」停留所で下車し、そこから斎場まで徒歩で約7分です。
自動車でのアクセス
水戸市斎場へ自動車で向かう場合、常盤自動車道を利用すると便利です。
- 常盤自動車道から向かう場合:水戸ICで下車、国道50号線を水戸方面へ進む。石川二丁目東信号を左折、1つ目のローソン前の信号を過ぎ、次の交差点(水戸市斎場の案内板あり)を右折、突き当りを左折すると斎場入口。
駐車場
水戸市斎場には約100台分の駐車場を完備しています。充分なスペースを用意していますが、大型葬を行う場合は混雑して停められない可能性もあります。できるだけマイクロバスや公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合は乗り合わせのうえ少ない台数で向かうことをおすすめします。