久慈郡大子町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

大子町の斎場・火葬場

茨城県・大子町を代表する斎場としては、大子町斎場があげられます。

大子町斎場は大子町が管理運営する公営斎場です。斎場内には火葬場と通夜・告別式を行う式場が揃っており、そのほかに炉前ホール、告別室、待合室、控室、霊安室などが併設されています。式場のキャパシティーは100名となっています。敷地内に駐車場はありますが台数制限があるため、自家用車の場合はできる限り相乗りして来場することをお薦め致します。交通アクセスは、JR水郡線・常陸大子駅から車で約8分です。

町営の斎場ということで、故人もしくは喪主が大子町民の場合、火葬料は7,120円（13歳以上）、待合室は3時間以内で5,090円、霊安室は1棺24時間以内で5,090円、通夜・告別式を行う式場は3時間以内で30,550円となります。そのほか、控室は利用時間ごとの料金設定となっており、3時間以内5,090円、6時間以内10,180円、9時間以内15,270円となります。なお、式場等の単位時間には準備及び後片付けに要する時間も含まれますが、全体的にリーズナブルな価格設定となっているため、大子町の町民にとって利用しやすい斎場です。

※大子町斎場は大子町民以外の方も利用可能ですが、使用料が異なります。大子町以外の住民が利用する場合、火葬料は40,740円、待合室・霊安室は10,180円、通夜・告別式を行う式場は101,850円で、控室に関しては町民の料金の2倍となっています。

大子町斎場は町民が利用しやすい価格設定というだけでなく、火葬場を併設するため葬儀後の移動の負担がないということで、大子町民から最も人気がある斎場です。一方で、人気があるために申込みが集中すると予約が取り難いという問題があります。時期によっては希望通りの日程で予約できず、ご葬儀の日程を調整せざるを得ないこともあるでしょう。

そのほか、大子町民が利用しやすい斎場・火葬場としては、おおみや広域聖苑があります。おおみや広域聖苑は常陸大宮市が運営する公営斎場ですが、大子町の住民も利用可能です。ただし、使用料は常陸大宮市の住民より高くなり、火葬料は40,000円、通夜・告別式を行う式場は102,850円、遺族控室は10,280円、待合室と霊安室は15,420円となります。また、大子町の中心地から約30kmの距離で、車で40分近くかかりますから、大子町の方は大子町斎場を利用した方が様々な面で良いでしょう。

大子町内にあるその他斎場

大子町斎場以外で、大子町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

大子町とは

大子町は茨城県北西部に位置し、福島県、栃木県と県境を接する町です。町の中央部には久慈川が流れ、八溝山、高笹山、男体山、生瀬富士などの山々が美しい風光明媚な土地です。主な産業は農業ですが、観光地としても人気があり、町内には日本三名瀑のひとつである「国名勝袋田の滝」や「月待の滝」、美人の湯として知られる「袋田温泉」、奥久慈の自然に包まれる「大子温泉」など、観光スポットや温泉郷が多数あります。大子町の特産品には、奥久慈しゃも、奥久慈りんご、鮎、蕎麦、奥久慈茶などがあり、豊かな自然の恵みを感じる魅力的な町です。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、大子町の総人口は19,990人。年間の死亡者総数は1,771人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,771人はほぼそのまま大子町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、大子町では毎日4.8人の方の火葬が行われている計算になります。

1日あたり4.8人というのは他の自治体と比べても少ない方ですが、予約するタイミングによっては葬儀が集中しているために火葬待ちとなる可能性もあるでしょう。お住いの場所から近いだけでなく、費用的に見てもメリットが大きい大子町斎場を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。大子町にお住まいの方もまた例外ではありません。

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