神栖市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
神栖市の斎場・火葬場
茨城県・神栖市の方が利用する代表的な斎場としては、かみす聖苑があげられます。
かみす聖苑は平成8年10月に神栖市によって開設され、指定管理業者の有限会社かみす葬祭が運営している公営斎場です。所在地は茨城県神栖市南浜1-9。交通アクセスはJR成田線・下総橘駅から車で約20分。施設の概要を見ると、斎場内には火葬炉5基のほか式場が2室(第一式場:120席、第二式場60席)あり、各式場ごとにお清め室(10畳)・遺族控え室(6畳)が併設されています。また、待合室は7室あり、霊安室には遺体保冷庫が2庫備えられています。かみす聖苑には火葬施設と通夜・告別式を行うための式場が揃っていることが大きな魅力で、通夜時の午後9時以降には式場控室で仮眠を取ることができます。このように、かみす聖苑ではご葬儀に関することを一貫して行えるため、神栖市民からとても人気があります。
かみす聖苑は、故人または申請者(葬儀を執行する者)が神栖市民の場合、火葬料は3,000円(16歳以上)となります。待合室は和室が2,090円、洋室が1,040円。霊安室は1棺(12時間ごと)2,090円です。式場に関しては、告別式の時間帯(9時~15時まで)で第一式場が15,710円、第二式場が10,470円。通夜の時間帯(16時~21時まで)、仮眠を要する通夜(21時~明朝9時まで)においても同額の利用料がそれぞれ発生します。
※かみす聖苑は神栖市の住民以外の方も利用可能ですが、火葬料は30,000円(16歳以上)となり、式場はそれぞれの時間帯で第一式場が47,140円、第二式場が31,420円となります。
かみす聖苑は火葬施設と式場が揃い、利用料もリーズナブルなことから神栖市の市民から最も人気がある斎場です。一方で、人気がある分予約が集中し、希望どおりの日程で利用できないこともあるようです。
なお、神栖市にはかみす聖苑のほかに公営の火葬場としてはさき火葬場があります。はさき火葬場は平成26年10月1日から休止していましたが、平成28年5月16日から供用が再開されています。場内には火葬炉のほかに炉前ホール、待合室、収骨室、霊安室などがあり、故人または申請者(葬儀を執行する者)が神栖市民の場合の火葬料はかみす聖苑と同じく3,000円(16歳以上)。そのほかの料金もかみす聖苑と同じようにリーズナブルな価格となっています。所在地は茨城県神栖市波崎9589。交通アクセスはJR成田線・銚子駅から車で約10分です。※はさき火葬場には通夜・告別式を行うための式場はありません。
そのほか、神栖市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、鹿嶋斎苑があり、神栖市の中心地からは約20km、車で30分くらいの距離です。鹿嶋斎苑は鹿嶋市が運営する公営斎場ですが、神栖市の住民も利用可能で、火葬料は50,000円(13歳以上)となります。通夜・告別式を行うための式場に関しては、1室3時間の基本料金が47,050円、夜間が94,210円、超過1時間につき10,380円です。そのほか、待合室、控室等も鹿嶋市民の2倍以上の料金設定となっていますので、神栖市の方にとっては費用負担が大きい斎場と言えます。かみす聖苑が混み合っており、日程の調整が難しい場合には鹿嶋斎苑も候補となりますが、費用負担を抑えるためには、可能な限りかみす聖苑もしくははさき火葬場を利用することをお薦め致します。
神栖市内にあるその他斎場
上記以外で、神栖市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
佐藤セレモニー知手中央ホール | 神栖市知手中央6-20-6 | 民営斎場 |
佐藤セレモニー若松中央ホール | 神栖市若松中央2-4 | 民営斎場 |
セレモニーホール波崎中央斎場 | 神栖市波崎7815-2 | 民営斎場 |
神栖市とは
神栖市は茨城県の最東南端の鹿行地域に位置する市です。鹿嶋市、千葉県銚子市、千葉県香取市などと接し、市域の東側は太平洋(鹿島灘)に面しています。かつては農業と漁業が主要な産業でしたが、1960年に開始された鹿島開発によって鉄鋼・石油等の重化学コンビナートの街として発展し、企業からの税収によって市の財政が豊かになっています。また、波崎区域は気候的に恵まれた環境であることから、マリンスポーツ、サッカー、テニス、トライアスロンにいたるまで幅広いスポーツが盛んで、民間のサッカーグラウンドが70面以上あることから、サッカー合宿のメッカとして人気を集めています。そのほか神栖市では、イワシの陸揚げ量が日本第二位、ピーマンの生産量・作付け面積に関してはともに日本一を誇ります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、神栖市の総人口は91,775人。年間の死亡者総数は3,852人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者3,852人はほぼそのまま神栖市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、神栖市では毎日10.6人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり10.6人という数は、他の市町村と比べて極端に多いということではありませんが、予約が集中した時には混雑が理由で火葬を待たされることもあります。特に火葬施設と式場が揃っているかみす聖苑に関しては、利用者が集中する傾向がありますから、予約のタイミングによっては不本意ながら火葬待ちとなることがあるでしょう。利便性が高く、費用負担が少ないかみす聖苑を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。神栖市にお住まいの方もまた例外ではありません。
神栖市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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