笠間市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

笠間市の斎場・火葬場

茨城県・笠間市を代表する斎場としては、笠間広域斎場「やすらぎの森」があげられます。

笠間広域斎場「やすらぎの森」は笠間地方広域事務組合が管理運営する公営斎場です。通夜・告別式が行える斎場棟と火葬棟、待合棟で構成されています。斎場棟には大式場、小式場、控室、お清め室などがあり、火葬棟には火葬炉のほかに告別室、収骨室などが設けられています。交通アクセスはJR水戸線・穴戸駅から車で約7分です。

笠間地方広域事務組合は、笠間市・水戸市(旧内原町の区域)・城里町 (旧七会村の区域)で組織されていますので、死亡者又は申請者(葬儀を執行する者)が組合市町の住民であれば火葬料は7,000円（13歳以上）、通夜・告別式を行う大小2つの式場は30,850～51,420円（1回につき）となります。待合室は1室2時間で3,080円、霊安室は1棺につき24時間で3,080円です。笠間広域斎場「やすらぎの森」はとてもリーズナブルな価格で利用できるため、笠間市民から最も人気が高い斎場です。

※斎場・火葬室ともに組合市町の住民以外の方が利用する場合、上記と異なる料金となります。（火葬50,000円、通夜・告別式92,570円～154,280円）

笠間広域斎場「やすらぎの森」には斎場と火葬場が揃っているため葬儀後の移動の負担がなく、価格設定もリーズナブルなことから笠間市民に人気がありますが、一方で、笠間市だけでなく水戸市(旧内原町の区域)・城里町 (旧七会村の区域)の方にとっても利用しやすい斎場のため申込みが集中し、時期によっては予約が取り難いこともあるでしょう。笠間広域斎場「やすらぎの森」で葬儀を行う場合、混み合うときには数日程度待たされることがありますから、速やかな葬儀をご希望の場合は斎場の空きを待たず、近隣の民間斎場で葬儀を行い、火葬のみを笠間広域斎場「やすらぎの森」で行うという選択肢もあります。

そのほか、笠間市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、水戸市斎場があります。交通アクセスは水戸駅から車で約15分です。水戸市斎場はその名の通り水戸市が運営する公営斎場ですが笠間市民も利用可能です。笠間市民が利用する場合の火葬料は40,000円（13歳以上）、式場は3室あり18,000～108,000円（3時間）、待合室は8,000円（2時間）となります。いずれも水戸市民が利用するより割高な料金になりますので、費用を抑えたい場合はできる限り日程調整し、笠間広域斎場「やすらぎの森」を利用した方が良いでしょう。

笠間市内にあるその他斎場

笠間広域斎場「やすらぎの森」以外で、笠間市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

笠間市とは

笠間市は茨城県中部の県央地域に位置する人口約7.4万人の市です。古くから日本三大稲荷「笠間稲荷神社」の鳥居前町として栄え、江戸時代中期からの伝統工芸品「笠間焼」の生産地としても知られています。また、長い歴史を有する笠間市には常陸国出雲大社、坂東三十三観音第23番 佐白山正福寺、笠間八坂神社など名所・旧跡も多く、観光地としても魅力のある街です。ちなみに、笠間市ゆかりの人物には、親鸞（浄土真宗の宗祖）、吉田兼亮、小野寺秀和、堀部金丸（いずれも赤穂四十七士）、植芝盛平（合気道の創始者）、坂本九（歌手）などがおり、坂本九が幼少期を過ごした母方の実家は「九ちゃんの家」として親しまれています。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、笠間市の総人口は78,851人。年間の死亡者総数は4,335人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者4,335人はほぼそのまま笠間市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、笠間市では毎日11.9人の方の火葬が行われている計算になります。

茨城県内の他の市町村と比べて極端に多い数字ではありませんが、時期によっては予約が集中し、混雑することが予想されます。笠間広域斎場「やすらぎの森」を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。笠間市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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