かすみがうら市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
かすみがうら市の斎場・火葬場
茨城県・かすみがうら市の方が利用する代表的な斎場としては、石岡地方斎場と霞ヶ浦聖苑があります。
石岡地方斎場は、かすみがうら市(千代田地区)、石岡市、小美玉市などで組織されている石岡地方斎場組合が運営している公営斎場です。所在地は石岡市染谷1749番地。交通アクセスはJR常磐線・石岡駅から車で約8分です。式場棟、火葬棟、待合棟で構成される斎場内には火葬炉6基のほか160名収容可能な式場、告別室、収骨室、待合室(4室)、待合ロビーなどがあり、敷地内の駐車場は普通車278台分、大型バス5台分の広さです。
故人または申請者(葬儀を執行する者)が、かすみがうら市の千代田地区の住民である場合、火葬料は5,000円(13歳以上)、式場については、通夜・告別式それぞれ1回につき30,000円となり、待合室は2時間4,000円、霊安室は1日4,000円となっています。
※石岡地方斎場は組織外住民も利用可能ですが、火葬料は50,000円(13歳以上)となります。式場は通夜・告別式それぞれ1回100,000円、待合室は1室につき2時間 12,000円です。
霞ヶ浦聖苑は、潮来市・行方市・鉾田市などで構成される鹿行広域事務組合が運営主体で、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町の地域)が事務委託されている公営斎場です。斎場内には火葬炉5基のほか、待合ロビー、おわかれ室、炉前ホール、待合室、霊安室などがありますが、通夜・告別式を行うための式場は併設されていません。交通アクセスはJR・高浜駅から車で約30分です。
故人または申請者(葬儀を執行する者)がかすみがうら市の霞ヶ浦地区の住民である場合、火葬料は8,000円(13歳以上)、待合室は1室5,000円、霊安室は1回24時間以内で5,000円です。
※霞ヶ浦聖苑は圏域外住民も利用可能ですが、火葬料は50,000円(13歳以上)となり、待合室は10,000円、霊安室は20,000円です。
故人または申請者(葬儀を執行する者)が千代田地区の住民の場合は石岡地方斎場を利用し、霞ケ浦地区の場合は霞ヶ浦聖苑を利用することをお薦めしますが、いずれもそれぞれの住民にとってリーズナブルな価格設定で、他市の住民も利用することから時期によっては混み合うことがあります。予約するタイミングによっては不本意ながら火葬待ちとなることもあるでしょう。
そのほか、かすみがうら市民が利用しやすい斎場・火葬場としては土浦市営斎場があり、かすみがうら市の中心地からは約15km、車で22分くらいの距離です。土浦市営斎場は土浦市が運営する公営斎場ですが、かすみがうら市民も利用可能で、火葬料は50,000円(13歳以上)、式場を通夜に使用する場合1回につき161,950円、告別式に使用する場合1回につき137,500円となります。そのほか、待合室は2時間27,500円、お清め室は1回42,780円と、どれも土浦市民より高くなっていますので、かすみがうら市民はできる限り石岡地方斎場、霞ヶ浦聖苑を利用した方が良いでしょう。
かすみがうら市内にあるその他斎場
上記以外で、かすみがうら市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
南圓寺檀信徒会館 | かすみがうら市加茂4478-2 | 民営斎場 |
キャッスル千代田 | かすみがうら市稲吉南1-26-4 | 民営斎場 |
イズミヤ稲吉斎場 | かすみがうら市稲吉5-19-18 | 民営斎場 |
セレモニーホールかすみがうら斎場 | かすみがうら市加茂5302-10 | 民営斎場 |
さがみ典礼かすみがうらホール | かすみがうら市稲吉3-3-2 | 民営斎場 |
トモエホール | かすみがうら市加茂5319-6 | 民営斎場 |
かすみがうら市とは
かすみがうら市は茨城県の県南地域に位置する市です。2005年に新治郡霞ヶ浦町と千代田町が合併して誕生しました。かすみがうら市の名前の由来は霞ヶ浦ですが、旧千代田町側への配慮などもあり、ひらがな表記となっています。豊かな自然環境に恵まれるかすみがうら市は、北西部に筑波連山の低山が連なり、市域の一部が「水郷筑波国定公園」の一部となっています。また、昔から農業が盛んな土地で、レンコンは土浦市と合せて日本一の生産量を誇っており、梨・柿・栗・ブドウ・イチゴ・ブルーベリーなど、果物の生産量も豊富です。さらに、霞ヶ浦で獲れるワカサギ、シラウオ、川エビ、ハゼ、鯉なども名物で、佃煮も市の特産品となっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、かすみがうら市の総人口は42,990人。年間の死亡者総数は2,337人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,337人はほぼそのままかすみがうら市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、かすみがうら市では毎日6.4人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり6.4人というのは他の市町村と比べても少ない数ですが、石岡地方斎場、霞ヶ浦聖苑ともに近隣自治体の住民が数多く利用する斎場のため、予約が集中したときには希望日を押さえることができず、不本意ながら火葬待ちとなることがあります。費用面でメリットが大きい公営斎場の石岡地方斎場、霞ヶ浦聖苑を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。かすみがうら市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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