つくばみらい市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
つくばみらい市の斎場・火葬場
茨城県・つくばみらい市の方が利用する代表的な斎場としては、やすらぎ苑があげられます。
やすらぎ苑は、つくばみらい市・守谷市・取手市で構成する取手市外2市火葬場組合が運営している公営斎場です。所在地は取手市市之代310番地。交通アクセスは常総線・戸頭駅から車で約8分です。やすらぎ苑は火葬棟、式場棟、待合棟で構成され、火葬棟には火葬炉(5基)、炉前ホール、収骨室(2室)などがあり、式場棟には式場(108席)、式場前ホール、待合棟には待合室(4室)、待合ホールなどが設けられています。また、敷地内には乗用車86台分の駐車場があり、その他臨時駐車場には約53台駐車可能です。お車で来場する場合は、常磐自動車道・谷和原インターチェンジから約15分となります。
故人または申請者(葬儀を執行する者)がつくばみらい市・守谷市・取手市の住民の場合、火葬料は10,000円(15歳以上)です。式場は、葬儀・通夜それぞれ1回(3時間以内)につき30,000円です。やすらぎ苑で火葬を行う場合、待合室は1回(3時間以内)5,000円ですが、火葬を行わずに利用する場合は1回(3時間以内)10,000円となります。なお、令和2年4月1日から、式場は33,000円、待合室(火葬時)は5,500円に料金改定されます。
※やすらぎ苑はつくばみらい市・守谷市・取手市の住民以外の方も火葬室と待合室のみ利用可能で、その場合の火葬料は50,000円(令和2年4月1日からは60,000円)となります。
やすらぎ苑は、つくばみらい市を含む3市の住民が利用しやすい料金設定で、火葬場と式場が揃っているため移動の負担がないこともあり、つくばみらい市の住民から最も人気がある斎場です。しかしながら、人気ゆえに予約が集中してしまい、希望日に利用できないことがあります。
そのほか、つくばみらい市の住民が利用しやすい斎場・火葬場としては、常総市が運営する公営斎場(火葬場)の常総市斎場があります。ただし、常総市斎場には式場が併設されていないため、通夜・告別式に関しては別途民間の斎場等を利用することになります。常総市斎場は、つくばみらい市の中心地から約14km、車で23分くらいの場所にあり、つくばみらい市民の火葬料は38,000円(13歳以上)となります。式場がないこと、やすらぎ苑に比べて火葬料が高いことなどを考えると、つくばみらい市の方にはやすらぎ苑の利用をお薦め致します。
つくばみらい市内にあるその他斎場
やすらぎ苑以外で、つくばみらい市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
つくばセレモニーホール | つくばみらい市長渡呂新田43 | 民営斎場 |
みらいホールつちど | つくばみらい市板橋2218-14 | 民営斎場 |
JA小絹ホール | つくばみらい市小絹441 | 民営斎場 |
セレモニー石橋会館 | つくばみらい市谷井田1350-2 | 民営斎場 |
さがみ典礼みらい平ホール | つくばみらい市富士見ヶ丘2-14-6 | 民営斎場 |
つくばみらい市とは
つくばみらい市は茨城県南部の県南地域に位置する市です。つくばみらい市の大部分は江戸時代に伊奈忠治によって開発された「谷原領3万石」と呼ばれる土地で、長らく純農村地帯でしたが、1960年代から伊奈地区において住宅開発が始まり、1981年の常磐自動車道開通、1989年の常総ニュータウン絹の台の造成などによって、東京都区部のベッドタウンとしての側面を持つようになりました。また、2005年につくばエクスプレスが開業してからはさらに住宅開発が進み、人口も右肩上がりで増加しています。つくばみらい市は、ベッドタウンという印象が強くなっていますが、いまも各所で農業が営まれており、コシヒカリ、黒豆、緑豆、巨峰、トマト、みつばなどが生産されています。特産品には、市内産のもち米を利用した「太郎兵衛煎餅」、米どころ谷原三万石といわれた土地で生産した酒米を使用した日本酒「やわら三万石」などがあります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、つくばみらい市の総人口は44,167人。年間の死亡者総数は1,984人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,984人はほぼそのままつくばみらい市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、つくばみらい市では毎日5.4人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり5.4人というのは他の市町村と比べても少ない方ですが、やすらぎ苑はつくばみらい市だけでなく、守谷市、取手市の住民も利用しているため、予約が集中して混み合うこともあり、タイミングによっては火葬待ちとなる可能性があります。費用面でメリットが大きく、利便性が高いやすらぎ苑を利用したい場合、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。つくばみらい市にお住まいの方もまた例外ではありません。
つくばみらい市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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